~あらすじ~
その旧家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。
「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。
ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。
五十年前の家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。
はたして、「匣」を開けることは本当にできるのか?
謎に挑む西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた。
本ミス10位
~感想~
読者には絶対に解けないだろうが、決して忘れることのできないトリック。
痛切なストーリーはやや卑怯な感もあるが見事。
ところで、当初、森氏は本書を完結編に想定していたそうだが、そうなると……。
(ネタバレ→)やっぱり萌絵はこれで死んでいた予定だったのだろうか?
評価:★★★☆ 7
その旧家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。
「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。
ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。
五十年前の家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。
はたして、「匣」を開けることは本当にできるのか?
謎に挑む西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた。
本ミス10位
~感想~
読者には絶対に解けないだろうが、決して忘れることのできないトリック。
痛切なストーリーはやや卑怯な感もあるが見事。
ところで、当初、森氏は本書を完結編に想定していたそうだが、そうなると……。
(ネタバレ→)やっぱり萌絵はこれで死んでいた予定だったのだろうか?
評価:★★★☆ 7