小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン #425 振り回せ!"完球"!!

2023年07月31日 | 今週のキン肉マン
・ドミネーターとエル・カイト
・世界五大厄とは名乗らなかった
・串刺し!!
・串刺しは決定打だろ
・バイコーンの時もそうだったけど串刺しの威力が弱い
・必殺技を披露して必殺ツープラトンを被弾
・ケンダマンいいぞレオパルドンとは違う
・格下と馬鹿にせず相手を称え、未熟さを反省し向上心がある
・やだ…この子たちすごく性格が良い…
・まるでⅡ世の時間超人を反面教師にしたかのような印象の良さ
・したんだろうなあ、ゆでが
・そしてマリポーサ&ゼブラ見参!!
・ケンダマン最高の仕事したな
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ミステリ感想-『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成

2023年07月28日 | ミステリ感想
~あらすじ~
新進気鋭のIT企業の最終面接に残った六人の大学生。はじめは全員で協力して面接に臨むよう言われたが、直前で合格者はたった一人、それを自分達で討論し決めるよう命じられる。
そして始まったグループディスカッションで、次々と六人の暗部が告発されていく。

2021年このミス8位、文春6位、本ミス4位、本格ミステリ大賞候補、吉川英治文学新人賞候補


~感想~
高い評判は聞いていたがまさかこれほどまでとは!
あらすじだけでも面白そうな物語が、それだけでは終わらずその先へ、さらに先へと展開を続け想像を超えたところまでたどり着いて見せる。
文庫版解説によると作者は「嫌になるくらい理屈っぽい」と自らを評する人物で、その通り本作も極めて人工的な、隅から隅まで理詰めの計算ずくで巧妙に組み立てられていることがひしひしと伝わってくる。
これで下手な部分や物足りない点があれば鼻についてしまうところだが、ここまで完成度が高いともはや感動すら覚えてしまう。
ちょうど「ペルソナ4」を再プレイしたばかりなので「人は見たいものだけを見て信じたいように信じる」という言葉を思い出させる、年度を代表しうる傑作である。


23.7.28
評価:★★★★★ 10
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今週のキン肉マン #424 慈悲の道と調和の道へ!!

2023年07月24日 | 今週のキン肉マン
・ビッグボンバーズを退場させたアシュラマンもこれにはご満悦
・実質サンシャインのおかげで勝ったんだけどな
・「良いのでは?」もう調和の神の右腕目線で上から行くロビンww
・確かにランペイジマンが勝ち残ってても支障ないな…
・ロビンが勝つかギリギリまで紛糾したってマジなのか
・その受け入れられると敬語になるのなんなの?
・第三勢力というかプチ血盟軍
・ラプラスwww
・そんな立派な名前ついてたのかよ怪鳥
・ロビンではなくネプチューンマンがそれをスグルとウォーズに伝えるのか
・そういうところだぞロビン
・これは綺麗なネプチューンマン
・そしてここで早くもカオス!!
・しかもグレートマスク持参!!
・この台詞は究極超人タッグの記憶持ち!?
・新劇場版のカヲル君みたいな台詞
・まさかのケンダマンパート!!
・切れるカードを片っ端から切っていく
・ケンダマンの試合あるのかよwww
・見たいかどうかで言えば見たいけどレオパルドンよりは手短に頼むぞ
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この解説を(先に)読んではいけない 2023

2023年07月18日 | ミステリ界隈
ミステリの解説等に書かれた悪質なネタバレを紹介し、被害に遭わないよう注意喚起する。
事前にネタバレ警告してくれている物は含めていない。またwikipediaはネタバレ上等であり基本的には自己責任だが、他作品のネタバレをしている物や、映画版の記事でのネタバレ等の踏みやすい物は記した。


その前にまず大前提として、

◆中島河太郎の解説は読んではいけない

中島氏は9割の確率でノーモーションで全力のネタバレをかますので先に読んではいけない。これは覚えておいて損はない。


あと経験則として、

◆ミステリ関係者ではない人物の解説は危険

俳優や映画監督らのミステリ関係者では無い人物は、やはりネタバレへの配慮が希薄である。警告もなしに明かしてはいけないネタを割ってしまうことが多々ある。


その他これは当然のことながら、

◆新人賞の講評も危険

解説ではなく講評なのだから内容に触れて当然である。乱歩賞や鮎川賞、福ミスら本格ミステリも多い賞でも同様である。


あとこれはあまり大きな声では言えないが、

◆辻真先のツイート

詳細は省く。


以下、作者名で五十音順に紹介。


◆芦辺拓
「グラン・ギニョール城」創元推理文庫

※解説だけではなくあらすじにもネタバレあり。


◆有栖川有栖
「孤島パズル」創元推理文庫

※ネタバレ警告前に犯人の性別が特定されているので要注意。さらに続編「双頭の悪魔」のネタバレもある。


◆泡坂妻夫
「亜愛一郎の転倒」創元推理文庫(※初版のみ?)

※続編「亜愛一郎の逃亡」のネタバレがある。

「花嫁は二度眠る」光文社文庫


◆荒木一郎
「シャワールームの女」徳間文庫

※あらすじにネタバレ。


◆宇佐美まこと
「展望塔のラプンツェル」光文社

※解説はないが参考文献がネタバレになる。


◆大倉崇裕
「三人目の幽霊」創元推理文庫

※これもネタバレ警告前にネタバレ。


◆岡嶋二人
「チョコレートゲーム」講談社文庫

※表紙にネタバレ。新装版は大丈夫。


「焦茶色のパステル」wikipedia


◆奥泉光
「シューマンの指」講談社文庫


◆折原一
「倒錯のロンド」講談社文庫


◆加納朋子
「沙羅は和子の名を呼ぶ」集英社文庫

「掌の中の小鳥」創元推理文庫


◆貴志祐介
「悪の教典」文春文庫


◆北村薫
「秋の花」創元推理文庫


◆栗本薫
「ぼくらの時代」講談社文庫


◆坂口安吾
「不連続殺人事件」角川文庫


◆澤木喬
「いざ言問はむ都鳥」創元推理文庫

※裏表紙とあらすじにネタバレ。


◆清水義範
「ABO殺人事件」ソノラマ文庫

※表紙にネタバレ。


◆高橋克彦
「北斎殺人事件」講談社文庫


◆鷹見緋沙子
「不倫夫人殺人事件」

※あらすじにネタバレ。


◆月村了衛
「土漠の花」幻冬舎文庫

※機龍警察シリーズのネタバレもあり。


◆辻村深月
「名前探しの放課後」Wikipedia

※別の作品のネタバレでもあるので要注意。


◆中山七里
「切り裂きジャックの告白」角川書店

※帯にネタバレ。


◆夏樹静子
「最後に愛を見たのは」講談社文庫


◆法月綸太郎
「ふたたび赤い悪夢」講談社文庫


◆幡大介
「猫間地獄のわらべ歌」講談社文庫

※しかも「P●のあるセリフを始め、伏線もしっかり張られている」と言いながらどういうわけか該当ページにその伏線が見当たらない


◆東野圭吾
「ある閉ざされた雪の山荘で」講談社文庫

※他の東野作品のトリックを多数ネタバレ。そもそも読まない方が良い。

「幻夜」集英社文庫

「放課後」講談社文庫


◆深木章子
「鬼畜の家」講談社文庫


◆光原百合
「遠い約束」

※「孤島パズル」のあの伝説的ネタバレをピンポイントで再録という作者への皮肉か嫌がらせとしか思えない暴挙。西澤保彦は何を考えてるの?


◆湊かなえ
「夜行観覧車」双葉社

※帯にネタバレ。


◆宮部みゆき
「ソロモンの偽証」Wikipedia

※原作・映画版ともにネタバレあり。


「我らが隣人の犯罪」文春文庫

「スナーク狩り」光文社文庫


◆山田風太郎
「明治断頭台」

※ほとんどの版元に収録されている木田元の解説にネタバレあり。


「妖異金瓶梅」創元推理文庫

※ただし作品の性質上ネタバレはやむを得ない。


◆横山秀夫
「顔 FACE」徳間文庫


◆連城三紀彦
「顔のない肖像画」新潮文庫

※本編ではなく「戻り川心中」と「恋文」のネタバレという最悪さ。新装版は未確認。


「離婚しない女」文春文庫

「日曜日と九つの短篇」文春文庫


◆若竹七海
「不穏な眠り」文春文庫
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ミステリ感想-『日曜日と九つの短篇』連城三紀彦

2023年07月11日 | ミステリ感想
~あらすじ~
死期を迎えた母から息子への手紙。なぜ婚前はあれだけ褒めて結婚を勧めていた嫁を、母はあんなにも厳しくいびるようになったのか。そこにはある理由が記されていた…母の手紙
他9編収録。


~感想~
冒頭4編を読み、今回はミステリ味のない恋愛小説かと思っていたところに不意打ちで叩き込まれる「母の手紙」の破壊力たるや。
日常の謎の中にとんでもない発想をぶち込む連城短編の中でも屈指の、いやそれどころかオールタイムベスト級の代物で、読者は度肝を抜かれるとともに「連城なんつーことを考えるんだよ!」と頭を抱えることだろう。
調べたところアンソロジー「連城三紀彦レジェンド」で推薦した伊坂幸太郎をはじめ連城のベスト短編に挙げる人がいるのはもちろんのこと、いわゆる名刺代わりの10冊やベストテンにすら入れられているのもちらほら見掛けた。
「人が変わったように嫁いびりをする母親」というありきたりの設定からこんな想像だにしない真相を導き出す連城は本当に恐ろしい。
なお文春文庫版の解説はノータイムで真相を明かしているので要注意のこと。
「母の手紙」の話しかしなかったが、この一編のためだけに読んでも全く損はないのでぜひ探して欲しい。


23.7.11
評価:★★★☆ 7
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今週のキン肉マン #423 純白マントのなびく先!!

2023年07月10日 | 今週のキン肉マン
・まるで過去にも同じケースがあったみたいに話す調和の神
・囚われのヒロインみたいだなジェロニモ
・ようやく初仕事した新人なんだけど
・調和の神とはひとまず休戦
・ラスボスとなるのは調和の神かそれとも刻の神か
・ロビンが行ったーー!
・調和の神陣営につきそうな気はずっとしてた
・受け入れられたら急に敬語になるのはよくわからんが
・うれしそうな顔してるなバッファローマンww
・サンシャインこれでもまだ死んでると言い張るのか?
・そりゃ優しいサンちゃんはバッファローマンの方を選ぶよ
・悪魔超人は揃って調和の神陣営へ
・これにはザ・マンの一番弟子ゴールドマンも苦笑い
・残ったのシルバーマンの系譜と、反乱者の弟子で勝手に盟約結んでブチギレさせたネプチューンマンって…
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ミステリ感想-『年上の女』連城三紀彦

2023年07月08日 | ミステリ感想
~感想~
ノンシリーズ短編集でこれまた「浮気」がテーマ。
「嘘は罪」よりも仕掛けはおとなしめで、これだけ続けて連城短編を読んでいると、ある程度は結末に予想がついてくる。
それでも「恋愛小説でこんなことするの?」と一般的な恋愛小説ファンは戸惑ってしまうのではと思う、構図の反転や伏線の妙味は変わらず、連城ファンならば間違いなく楽しめるだろう。
そして「パターン読めたよ!」と油断したところを狙い澄ました某作の鮮やかな罠に目を剥いたところに続いて叩き込まれる、最後に待ち受ける「砂のあと」の一撃が強烈。
女性週刊誌のようにあけすけな、今なら広末の手紙を思い出す告白が長々と続き、少しだれてきたところで明かされるやばすぎる真相。良い話めいた終わり方してるけどいやいやいやいや、なんでこんなことするの…?と真顔になってしまう。連城の発想恐るべし。


23.7.8
評価:★★★ 6
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ミステリ感想-『離婚しない女』連城三紀彦

2023年07月04日 | ミステリ感想
~あらすじ~
水産会社社長のお飾りにされた美しい妻と、その浮気相手の男。二人は共謀して社長の山川を殺す。
だが男は別の女とも心を通わせて、両者の間を行き来しており…。


~感想~
短めの長編「離婚しない女」と短編2作を収録。
一読まず、やることなすこと意味不明でいったい何が目的なのかさっぱりわからない二面性を持つ男に戸惑うが、そんなことはどうでもよくなるほど強烈な結末に脳を焼かれる。
全く予想だにしない全てを台無しにする結末に読者は驚くとともに呆れ果てるだろうし、感想はやはり「いったい何が目的なのかさっぱりわからない」で一致するのだからすさまじい。
いやわかるよ? わかるけどだからってそんなことする??

残りの短編2作も全く違った色合いで、特筆すべきは「植民地の女」の方。
絶対そんなわけがないんだけどこれまた強烈な結末に仰天させられる。連城は本当に変なこと考えつくよな…。

なお文庫版解説はミステリ関係者ではないだけあり完膚なきまでにネタバレされているので要注意である。


23.7.4
評価:★★★ 6
コメント

今週のキン肉マン #422 最後の欠片は…!!

2023年07月03日 | 今週のキン肉マン
・罠ではないと保証するザ・マンとそれをすぐ信頼する超人たち
・話が早くて助かる
・そういえば!?wwwww
・どうするんだよと思ってたことを「そういえば!?」で処理したwwwww
・プリズマンなんという余計なことを
・ジ・エクスキューショナー戦でもカピラリア決定打ではなかったし
・サンシャインへの絶対の信頼感
・前シリーズではすごく姑息な手段でシングマン倒してる悪魔のような男だけど
・ビーム発射しただけで終わったつなぎ回
・ま、まあⅡ世なら揉めて1巻掛かってる可能性すらあるからな…
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チャット設置

2023年07月02日 | お笑い
Twitterが終了している間チャットを設置しました。常識の範囲内でご利用ください。

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