そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

萩生田光一こそが加計学園不正建学の功労者であるが、収監されることなくご栄転

2019-09-16 | 森友・加計問題

萩生田光一こそが安倍晋三の腹を読み、陰で計学園獣医学部を不正に建学に暗躍した張本人である。上の写真は、加計孝太郎と安倍晋三の前で小さくなっている、萩生田光一の見飽きた写真である。予算委員会で、安倍の腹心の友の加計孝太郎とは会ったこともないと嘘ついたが、この写真でバレバレである。安倍晋三の庇護のもとでは、嘘をついても忖度していれば反省しなくても良く、ご栄転が待っている。
萩生田光一はその典型である。いわば腹心の友の長年の願いをかなえてくれたのである。安倍晋三のご寵愛を受けてのご栄転である。しかも文科省大臣とは聞いてあきれもする。法治国家を安倍晋三は終焉させた。

2016年11月1日付けの、内閣府から文科省へのpdfに手書きのメッセージを、萩生田光一は直接加えた。付け加えたのは、「広域的に獣医師系養成等の存在しない地域」という一文である。安倍が首相になってから人事権を握った内閣府の萩生田副長官からの、文科大臣への指示である。
実績もあり教育体制も整備され、上申書が加計のたった3枚に比して200枚もの内容が深い京都産業大学が、圧倒的に優位にあった。これを崩したのが、萩生田光一のこの一文である。
2016年10月の文科省のの内部文書で、萩生田副長官は、「総理は『平成30年4月開学』と、おしりを切っている」と発言し、11月には方針を決定するよう指示を出している。
専門家や関係者の間では、大きく京都産業大学に動いていたと思われた獣医学部の新設に大きな転換を与えたのが、萩生田光一である。
加計孝太郎は衆議院選に落選して、行く先のなかった萩生田光一に内容不明の”客員教授”の席を用意し、庇護のもとに置いている。萩生田の親方(安倍晋三である)の口利きを窺わせる事実である。
萩生田光一が、苦境に手を差し伸べてくれた加計孝太郎に、恩返ししないわけがない。こんなバレバレのことを咎めることのできない、劣化した日本は最早法治国家などではない。公文書を私的な温情で書き換えて、親方の意向をかなえる。親方の腹心の友の思いを遂げさせてあげる。
萩生田は自身の事務所に教育勅語を掲げる、国粋主義者・極右翼政治家である。ことも有ろうにそれが文科大臣とは呆れるより情けない限りである。
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こんな些末な口利きで辞任させるなら、安倍晋三とその取り巻きなんぞとっくに収監されるべきである

2019-08-29 | 森友・加計問題

自民党の上野宏史厚生労働政務官は週刊文春で、外国人労働者の在留資格をめぐって口利きを行う見返りに、企業に金銭を求めていたなどと報じられ、政務官を辞任することになった。大した事件ではない。
この男は東京大学卒業通産省入省し、ハーバート大学と典型的なエリートコースを歩いてきた。参議院議員の上野公成の婿養子となったが、みんなの党や維新の会や次世代の党や無所属から立候補するなど、迷走の結果やっと自民党に入党でき関東の比例区の再開で衆議院の議席を得て現在の地位についた。
些末な今回の事件は、口利きという典型的な世間知らずのエリートがの上から目線で起こした行動である。
党内でこの迷走男は支持される基盤を持たなかったのであろう。安倍の派閥でもある。切って捨てるには格好の人物である。国会議員がよくやる低次元の事件である。

この政治経験も浅く事件性も単純で波及することのないような口利き事件を切って捨てるなら、あるいは野党が攻撃するくらいなら、その数万倍もの悪行を重ねる安倍晋三とその一派の多くは、収監されてしかるべきである。
森友学園を巡っては、下っ端は自死したがトップはご栄転という、三文芝居と笑えないような事件の究明もできないばかりか、安倍晋三をかばった人物は栄転を重ねるという結果にあきれるばかりである。
腹心の友加計孝太郎の獣医学部開設を巡っては、文科省で認められず獣医師会にも拒否されて、安倍晋三の目の届く特区の中で強引にありもしないことを並べ立て、官僚に忖度させ公文書を廃棄、捏造、隠匿させてだれもお咎めない。
森友学園ではもっと悲惨である。安倍夫婦を擁護し続けた人物、政治家と官僚には重要ポストとご栄転が待っている。国家の私物化、政権の私有化は誰もお咎めがない。
些末な口利きは即座にマスコミを騒がせ罷免するが、大物は隠然と国家を支配し続ける。森友加計学園に関わって、悪行を重ねた官僚や政治家が無罪放免なら、口利き疑惑のこの男も無罪放免させるべきである。
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森友問題もみ消し男、司法の忖度判決が終わった途端にご栄転

2019-08-18 | 森友・加計問題

外務省は、財務省官房参事官の中村稔を16日付で駐英公使にあてた。
中村は財務省理財局総務課長時代に理財局長だった佐川宣寿・元国税庁長官の下で学校法人森友学園への国有地売却に関する財務省関連文書の改ざんなどをめぐり「中核的な役割を担っていた」として、昨年6月、停職1カ月の処分を受けた。
大阪地検特捜部が今月9日、中村らを嫌疑不十分不起訴処分としたばかりである。
森友加計問題は、「下っ端が自死し、トップが栄転する構図」である
海外に栄転させるのは、安倍昭恵付きの秘書だった経産省の谷査恵子を、在イタリア大使館の1等書記官へと“栄転”させたのと同じ構図である。谷査恵子は”私人”の安倍昭恵をの名を使って、財務省に圧力をかけた功績のご褒美であった。
中村稔は森友文書の改ざん時に理財局総務課長だったが、財務省の調査報告書でも”佐川理財局長に最も近い立場にあって、本省理財局内及び近畿財務局に方針を伝達するなど、中核的な役割を担っていた”と認定された人物である。昨年6月にたった停職1カ月の処分が下されたが、直後の7月の人事で今度は官房参事官のポストに就いていた。
今回のご栄転は、今月9日に大阪地検特捜部が再び佐川や中村を不起訴処分とし捜査が終結してたった1週間である。
改ざん当時に官房長を務め文書厳重注意を受けた岡本薫明主計局長もその後事務次官に抜擢されている。
公文書改ざん隠ぺいの大事件に、官僚の誰も上司に当たる政治家もだれも責任を取らない、罰せられない。それどころか、佐川宣寿も谷査恵子も中村稔も岡本薫明もご栄転する。
政権に忠誠であれば、規律違反でも、非民主的行為でも、それが犯罪行為であっても黙認される。どころが栄転が待っているのである。これは忖度などという甘いものではなく、疑獄の臭いすら漂う安倍晋三の周辺である。
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森友学園問題だれも罪を問われず制裁もなく終結、あったのは下っ端の自死とトップの栄転だけ

2019-08-09 | 森友・加計問題

日本の政治の中枢の財務省で起きた森友加学園問題は、首相夫人が直接指示し、極右翼教育を掲げる学園長は安倍晋三を敬愛し、設立学園を、”安倍晋三記念学園”と名付けた、首相夫婦が関与する稀代の事件は、国有地をほぼ無料提供し虚偽の文書を提出し改ざんし首相夫妻を擁護しても、だれも罪が問われることなく集結することになった。以下は朝日新聞の解説である。

「学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る一連の問題で、不当に土地を値引きしたとする背任容疑や、学園との取引に関する決裁文書を改ざんした有印公文書変造などの容疑で告発されて不起訴になった佐川宣寿・元国税庁長官や財務省職員ら計10人について、大阪地検特捜部は9日、再び不起訴(容疑不十分)処分にした。一連の捜査は終結し、佐川氏らの刑事責任は問われないことになる。 国有地売却に関する決裁文書から安倍晋三首相の妻昭恵氏らの名前を削除した有印公文書変造・同行使容疑については「原本が証明していた内容が変わってしまった」、財務省が学園側との交渉記録を廃棄した公用文書毀棄容疑については「公用文書に該当」し、「破棄されていることは明らか」と指摘。両容疑とも「一般市民感覚からすると、いかなる理由があっても許されることではなく言語道断」と付言した。
特捜部は再捜査で、取引に関する資料を再度分析。関係者を改めて事情聴取するなどして検討を重ねた結果、いずれの容疑も起訴して有罪を立証するのは困難と判断したとみられる。』
日本は民主国家とは到底言えない。権力者の周辺が媚び入り寵愛を求める。そのために、民主主義の根幹、政治の根底を支える情報を、改ざんし隠ぺいし、秘匿する。そのことの罪が問われることないばかりか、後にご栄転をする。これは司法にもおよび、彼らも恐れをなしてか、忖度をしてか権力者の擁護に回る。
これが安倍晋三の政治の本質である。悪行を重ね、虚偽に色塗られ、公文書を思うがまま恣意的に扱っても、その恩恵を受ける特定層がいる限り、この男の支持率は下がらない。司法が正常であれば、報道が正常であれば、安倍晋三も昭恵も麻生も佐川も収監されてしかるべき、森友学園問題である。
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そんなに何度もゴーンを逮捕するなら、首相夫人や腹心の友位逮捕できるだろうに

2019-04-04 | 森友・加計問題

カルロスゴーンが4度目の逮捕を受けた。しかもゴーンは仮釈放中の身である。通常なら在宅逮捕で十分の事案である。3度目同様検察による恣意的な逮捕劇である。
3度目は保釈を阻止するためのものであったものといえる。今回は11日に記者会見するとつぶやいたことを阻止するためおものといえる。オマーンの資金の流れは今頃分かったわけでもない。新事実が確認されたわけでもない。ただこれまでの不実記載とは異なり、所属会社の資金を私的に使ったのである。犯罪行為ではあるし、これだけの賃金を受け取りながら、姑息なこの男の行為は好きになれない。
しかし、何といってもこれほど恣意的で解り易い、まるでいじめかいびりのような逮捕ができるならば、森友学園や加計学園の無数の不正行為に適用するなら、何十人も逮捕できるはずである。このことは以前にも本ブログで書いたが、どう見てもゴーンの逮捕起訴は加計幸太郎や安倍昭恵の犯罪性よりも軽い。官僚たちの公文書の改ざんや隠ぺいは、国家の存続さえ危うくする問題である。巨大企業とはいえ日産もスズキも一私企業に過ぎない。町工場や零細企業の社長なら、この程度のことなら無数に行っている。儲けたら懐に入れ、赤字になると支持をつぎ込むことなど日常的である。規模が違うだけである。カルロスゴーンは無罪になる可能性さえある。検察が繰り返す本人の疲弊を期待するような逮捕劇は、それを否定するためのもののように見える。
マスコミは早速ゴーンの悪人性を何かにつけて垂れ流す。ゴーンの悪人性は今回の事件ではない。社長に就任早々高く売れそうなところの工場などの資産の販売を行って、地域の経済と労働者をどん底に落としたことである。松下幸之助が、社員は一人も首にしないと言ってのけたのと対照的である。
どれほど不祥事が起きても、だれも収監されない、責任取らない、罪に問われない。日本は司法の独立を安倍一強の前に差し出したかに見える。
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犯罪者を不起訴にする国家、不法行為を咎める国家でなくてはならない

2019-03-30 | 森友・加計問題

刑事訴追を受けるからと、国会の証人喚問で核心について証言拒否した佐川宣寿元理財局長である。ところが大阪地検特捜部は昨年5月に不起訴の処分とした。
国家公務員が、国家の基本、民主主義の根幹にかかわる公文書の隠ぺい改ざんを、安倍昭恵のために、ひいては安倍晋三のために行った。改ざん命じられた下っ端のまともな感覚を持つ公務員は、自殺した。それらの一連の不正行為の頂点にいた、佐川宣寿をはじめとする全員が無罪という判断を大阪地検はやったのである。佐川はその後、起訴どころかご栄転している。
この判決を不服とした弁護士グループなどが、不起訴を不服として検審に審査を申し立てていた。これを受けて、この大阪地検は「不起訴不当」とする議決書を公表した。彼らの不正行為の実態と、不正行為の目的(安倍昭恵の擁護)が今後明らかになればいいが、権力に忖度しかできない現在の司法では、それも危うい限りである。
もう一つが、女性ジャーナリストを強姦した元TBS職員の山口敬之の件である。山口の官邸との関係を知らない下っ端の警察は山口の逮捕状を懐ろに出かけたが、上からの通達(中村格警視庁刑事部長)で山口を目の前で見過ごしている。山口も不起訴になるのであるが、今度は逆にこの男は強姦した女性に、1億3千万円の損賠賠償を請求した。性被害を商品にして儲けたが、自分は損害を被ったというのである。不起訴してもらっただけでは不満なのであろうか、この男は。
安倍政権になって7年を超えるが、数々の不祥事や不正行為、明らかに犯罪性のある事件も数多くあった。しかし、誰一人として責任を取らないのである。むしろ、従順に従っていた職員は出世する、政治家は新たなポストを受けることになる。
嘘だと誰もが解っていながら、権力者の発言を咎めることができない国家に成り下がってしまった。ついには政策結果まで粉飾した数字を披瀝され、安倍晋三はご満悦なのである。正義と倫理を失った国家、膨大な債務を抱えた国家、理念を漂流させる国家こそが、安倍晋三が望む軍事国家なのである。
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カルロス・ゴーン犯罪は明かに森友加計学園問題の犯罪性より低い

2019-01-08 | 森友・加計問題

カルロス・ゴーンが拘留後初めて落ち込んだ頬で意見陳述を述べた。ゴーンの言葉は明快である。「私は誠実に行動し合法的に日産を支えた。日産のために尽くした。」と述べている。どのような罪も犯していないと胸を張った。
今回のゴーン逮捕の理由のほとんどは、一般の中小企業のワンマン社長なら平気でやっていることばかりである。金額が低く社会的な影響が少ないから誰も問わない。
自らの投資での損失を一時的に、会社の金で埋め合わせて損害を与えている訳でもない。補填を依頼したサウジアラビアの富豪の友人の証言を検察はとっていない。そもそも退職金を積み立てることは一般の会社ではよくあることである。金額が高く目につくので隠したのが、犯罪ならもっと法正義を示す場面があるはずである。
ゴーンの逮捕劇は、フランスルノーとの合併を忌み嫌った日本の国策捜査である。国が最大の株主であるルノーが実質日産を吸収するのでは、日本の代表的企業のメンツがつぶれてしまう。ゴーンは無罪になる可能性がかなり高い。

ゴーンの犯罪性は地価が高い工場を数個閉鎖して、7万人とも10万人ともいえる労働者の首を切ったことの方が高い。閉鎖された工場の地方は大打撃をこうむった。工場をいくつかを売却したので経営が好転したに過ぎない。その後の新たな取り組みも効率的にできたのは、企業としての社会的責任を放棄したためによるといって良い。
松下幸之助が、時代が違うと言えばそれまでであるが、「会社が苦しくなったといっても、従業員を首にするようなことはしない」と言った姿勢と対峙する、ゴーンの辣腕ぶりである。
法に触れるかどうかは別にして、ゴーンが犯した罪は企業のトップとしての矜持を放棄したことの方が、今回の些末な事件性も薄い事件より大きい。
企業の持つ社会的責任や、従業員の社会生活や福祉など全く考慮することなく、切って捨てたのである。それで経営が良くなったのは私のせいだというのであれば、その方が罪が重いというものである。法には触れないが。経営者としての人間性のない存在の方が大きい。
検察はかつては、法を守るためなら国が潰れてもいいというような気概があったものである、無数の証拠が次々出てきても、森友。加計学園には触れもしない。それどころか犯罪性がないと却下する。ゴーンの国策捜査の裏返しである。国策不捜査というべき内容である。政権への忖度か命令かは解らないが、日本の司法は独立性を放棄したといえる。
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ゴーンを再々逮捕できるなら、森友加計学園問題で数名逮捕できるだろうni

2018-12-21 | 森友・加計問題

有価証券報告書の虚偽記載の容疑で今月10日に再逮捕されていた日産自動車元会長のカルロス・ゴーンを、東京地裁は昨日、東京地検特捜部による勾留延長の要求を認めない決定をし、東京地検はこれを不服として裁判所に準抗告したが、裁判所は却下した。これに対して東京地検は今日(21日)朝に2008年に私的な投資で生じた約18億5千万円の損失をゴーン氏が日産に付け替えたとして、会社法違反(特別背任)の容疑で三度目の逮捕した。
拘留を引き延ばすための検察側の蛮行である。罪状を小出しにする汚いやり方であるが、検察にここまでやる根性あるなら「安倍昭惠や加計孝太郎」など簡単に逮捕・収監できるはずだろう。
森友学園問題にしても、加計学園問題にしても無数に近い証拠が挙がっている。周辺の人たちは懸命に検察に疑惑を訴えている。自ら命を絶った人物もいる。そのいきさつも判明しているが、本人が勝手にやって自殺したというのであろうか。麻生はその上司を優秀な人材と褒め、辞任したから無罪放免という。大阪地検は及び腰の不起訴にしたが、安倍に反旗を翻した森友夫婦はこれでもかの収監記録を延長拘留している。
加計学園はもっとひどい。寄ってたかって金ずるを引き出した共犯の県の質問にも答えない。特定の部下をスケープゴートにして幕引きである。安倍の腹心の友らしく、真摯な質問などに答える能力も欠如している。国費をたんまり投入させるなど不法に獣医学部を作っておきながら、お咎めなしである。
医学部の不正入学、差別入学にマスコミは執拗に報道を繰り返す。ここは何とかとっちめられそうだというのであろうか。権力に従順になった司法を叩く勇気もない。
ゴーンを起訴したのは明かに国策捜査である。無罪の可能性さえある。中学程度の社会科の知識もない安倍晋三が、「私は立法の長だ」などと言うように、彼は立法と行政の長だと思っている。更に司法がこれに従順であるなら、三権の長は安倍晋三になる。
日本の民主主義も三権分立もこの国から失せたことになる。
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麻生の言う通り極めて優秀な高級官僚佐川宣寿を、無罪放免してはならない

2018-11-26 | 森友・加計問題
麻生太郎は、部下に公文書の改ざんを命じ、それを直接作業した職員が悩んで自死させた佐川宣寿を極めて優秀な人材と、恥ずかしげもなく高評価した。
安倍昭惠を公文書を改ざんさせてまで守り通したのである。無事ご栄転までさせてもらい、悪行が白日の下に曝されやむなく退職になっても僅か5%足らず退職金を削られたままで放免されている。佐川宣寿は極めて優秀な官僚である。
公文書は、「公文書等の管理に関する法律」によって、「歴史的事実の記録」と定められ、「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るもの」(第一章総則第一条目的)と規定されている。福田康夫氏が執念を燃やして作った法律である。
健全な法治国家であれば、国民の財産である公文書の改ざん隠ぺいを指示し信用を失墜させた、極めて”優秀な”高級官僚佐川に適切な罪状を示し、収監しなければならない。隠ぺいの事実を認めながら、この犯罪者をすでに公務員でないという理由で、罪に問わないと大阪地検は判断したのである。
おまけに8億円の損害を国に与えた迫田英典元国税庁長官もお咎めがない。
そういえば、東京電力のトップ三人は原発事故の責任はそれぞれが否定している。日本ではそのような犯罪や事故が起きても、国権に近い存在であれば無罪になる。
こうした権力に近いか、忖度ししてくれた官僚はお咎めがなく、翻意した森友学園の元園長夫婦のように権力から離れた人間は、徹底的に咎められる。こんな不条理があっていいはずがない。
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会見する度に疑惑が濃厚になる加計孝太郎の無責任さ

2018-10-08 | 森友・加計問題
相も変わらず、不誠実を絵で描いたような記者会見を加計学園の加計孝太郎が、連休のさ中の7日に行った。
愛媛県が国会に提出した文書に記載された2015年2月25日の安倍晋三との面会を改めて否定した。否定したのは記憶にないから、記録もないか会っていないと思うというのである。記憶にないのにどうして否定できるのか良く解らないが、その根拠になる具体的なものは言葉以外に具体的なものは何もなかった。
今回の会見は、46億円も協力する愛媛県側からの要請によるものであるが、驚いたことに加計孝太郎はこの愛媛文書を全く見ていないというのである。この文書による、2015年2月25日の会見の重要性を認識しているのなら、詳細に目を通しておくべきである。
加計学園の渡辺事務局長が、自分が愛媛に勝手に文書を書きましたと謝罪に行ったのであるが、これは勇み足と言ったのである。少なくともこれほど重要な文書がねつ造であるならば、勇み足などと言う言葉の表現はしないはずである。渡辺事務局長は本当のことを書いてしまったのである。誰もがそう思っている。政治センスがなく、手順の理解もなく裏話などをすんなり書いてしまったのである。この文書による、下村博文文科大臣の言葉が。加計学園獣医学科新設への官僚に向けてのゴーサインになっているのである。
加計孝太郎は細かいことは指示しない,と言いながらこんな重大なことは知らなかったというのである。指示などしていない。渡辺事務局長本人は謹慎の身にあって、会見させないといったのである。
記者から、15年2月25日にどこで何をしていたかとの角度を変えた質問があったが、加計孝太郎は「3年前で覚えていない」と返答した。この男は大学の理事長である。私でも10年前のことは診療日誌を見れば簡単に判る。そんなことすらやらない。目がきょりょきょろ、態度はそわそわと、嘘つくのに苦労していると思えるばかりである。
加計孝太郎は経営不振の自身の学園の立て直しに、腹心に友の安倍晋三に戦略特区でどうかと打診されて(もしくはして)、あの手この手の手練手管と首相という権力をかさに、戦略特区に最も不似合いな少子高齢化時代の大学の新設という奇策を強引に通したのが、加計学園獣学科新設の真相である。

国民のだれもがそう思ってる。
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これからは政権に有利なものしか公文書に残らない

2018-09-27 | 森友・加計問題

森友問題で、公文書改ざんを強制された若い役員が自殺した。その職場の人たちが実名と顔出しで、テレビ東京が報道した。マスコミ界は世を上げて、安倍晋三の不正に突如として沈黙を決め込んだ。安倍批判が忽然として消えたのである。何とも奇妙な話であるが、テレビ東京はしつこくこれを追っていたし、近畿財務局の職員たちが同僚の無念の死を無駄にしたくなかったのであろう、職員たちの告発を高く評価したい。詳細はリテラに詳しい
自殺した職員の父親は、「自分ひとりで別に責任を負う必要はないのに、なんで死なないけなんだんか」と無念を滲ませ、「(上司に)言われた通りに報告書を書いた(書き換えさせられた)ということは、本人の口からでなしに、最後に、遺書にそういうことを書いてありました」「(遺書は)7枚か8枚か、レポート用紙に書いとりましたから」と話している。
自殺した職員は、改ざんの仕事を毎月100時間を超える残業で処理していたとのことである。当初から言われていたことではあるが、官僚だけの判断で改ざんや隠ぺいなどできるものではない、と職員たちは異口同音に言う。
公文書改ざん問題のキーマンの太田充理財局長が主計局長に昇進、改ざんに責任を負う立場だった文書厳重注意を受けた岡本薫明も事務次官へと昇格した。これだけの問題を引き起こした最大の責任者の麻生太郎財務相は辞任することもない。
こうした人事について、国有財産の管理を担当していた安田滋氏は「今度また人事異動なんかで出世をしていくということで、かえって職場のなかがどんどんどんどん締め付けが厳しくなってくるだろう」と指摘する。
そして最後に、これからは改ざんは起きないのではないかと職員たちは言う。当初から嘘の公文書を作成することになるというのである。「官房副長官以上のレクチャーでは議事録を作成しないように」という通達はそうしたことを背景にしている。メモすらなくなる。これからは、公文書は政権に有利なものしか残らないということになる。森友加計問題など安倍政権になって、多くのことが検証されない。通過法案の多くを有耶無耶で説明もロクにしないで、多数決で通してきた安倍政権ならやりそうな、民主主義の根幹となる公文書の意味の改ざんである。
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加計学園の消滅する日

2018-08-03 | 森友・加計問題
加計学園の理事者は安倍晋三とその仲間たちと配偶者の寄り合いである。あるいは理事者としていた者は、安倍内閣の周辺を固める要職や場を与えられる、逆のパターンである。理事者を親族で固めるのは一向にかまわない。組織が硬直しようがそれも経営である。しかし、彼らが政治の権力の中枢と阿吽の関係になったり、人事の交流を行うのは政治の私物化になり、あってならないことである。ましてや、政治家の奥方が理事や顧問に名を連ねる。
加計学園には、およそ教育に真摯で謙虚に取り組む姿勢などなく、安倍のお友達の名誉学園長や理事や特任教授たちばかりである。安倍晋三夫婦を筆頭に、全てが日本会議のメンバーか配偶者たちである。加計学園の経営する大学は、中心となる岡山理科大学と倉敷芸術科学大学と千葉科学大学である。屋台骨となる岡山理科大学が今年度の収支が10億円の赤字になりそうなのである。残りの2大学も数億円の赤字が見込まれている。深刻なのは、大学の収支を評価するポイントとなる「教育活動収支」と「経営収支」が、3大学とも赤字なのである。ここ3年続いているとのことである。
腹心の共に一時的な助け舟をもらって、獣医学科を開設をしてみたけれど、加計学園としての経営立て直しにはならないという事である。税金はどぶへと捨てられたことになる。
獣医学科開設が不法に行われたことが明らかになったが、加計孝太郎も安倍晋三もとぼけて嘘を突き通しているが、この悪評判が災いしたのであろう、応募学生が極端に減少しているのである。偏差値40でも入れると噂されている千葉科学大学などでは、26.8%もの定員割れになっている。蛇の道は蛇である。
日本では大学で学んだことは余り社会に出て役には立たない。役に立つのは大学評価とその人的交流である。こんな腐れ切った加計学園に肩書をもらっても、社会に出てから何の役にも立たないばかりか、逆作用すらあるというものである。応募者が敬遠するのも至極当然のことではある。
加計学園は少子化の時代を迎えて、消えゆく学園の一つとなろうというものである。それも良かろう、自業自得である。所詮加計学園とはその程度の大学であったという事でしかない。
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巨悪は残り微悪は摘まれる

2018-07-10 | 森友・加計問題

森友学園・加計学園問題はすでに決着がついている。誰の目にも明らかな、森友学園への国有財産のほぼ無料の譲渡。安倍晋三夫婦が持ち上げられて、官僚を使って地方の木っ端役人を蹴散らし国有地を払い下げさせたのである。口封じを学園長に指示したり、日本会議の影に怯える官僚は思いのまま動いた。事実が明らかになると、微罪で10カ月も前学園長夫妻を収監し、公文書の隠蔽や廃棄を繰り返し首相と関係者を守り通した。
この筋書きに反証できるような事実は全くない。
加計学園はもっと単純で、古典的な疑獄事件である。腹心の友の長年の念願、獣医資格をとれなかった御曹司のための獣医学科開設に手を貸したのである。そのためい特区で大学設置には御門違いの事業を持ち込み、誰もがその意図を承知してこの利権に群がった。加計学園だけを特別扱いの限りを尽くし、情報を与え、接見し、今治に土地を提供させ、可能な限りの補助金を湯水のように与えた。出来上がる学園は、懇意の業者に通常の建築費用の2倍以上で請け負わせた。
これはまだ日本に民主主義の影が残っている頃なら、疑獄事件と報じたはずである。しかしこの政権下では、その首謀者はのうのうと生きてい政権を手放さない。報道各社のトップに食事をおごり懐柔する。やがて誰も口を出さなくなる。
この筋書きに反証するような事実は全くない。

元文科省局長の佐野太が受託収賄の疑いで逮捕された。東京医科大に便宜を図り息子を入学させてもらったのである。報道は懸命に悪役を作る喜びで、さかんに情報を垂れ流す。許せない悪ではあるが、大学を不正に作ったやつから見ると、大したことない。巨悪は残り、セコイ微悪は摘み取られる。
加計孝太郎が初めて行った記者会見。誰が見ても人を馬鹿にしたとしか思えない。自分は安全地帯にいることを自慢げに語る会見であった。国民の80%が信用していない。

数日前に、オウム真理教の教祖と幹部の7名が処刑された。あの時代、なぜあれほどの若者を、あの宗教は集めることが出来たのか、なぜ若者たちがあらゆるものを投げ出して集まったのであるか。正解は闇の中ではあるが、多くの信者は「汚れた社会」の背景を訴えていた。
現在はその当時に比べてそうした動きはほとんどないが、それだけ社会は良くなったかといえば、否定せざるを得ない。権力者は汚れた手を近親者のみにポストを与え、富裕層を裕にする一方で、戦前回帰の軍国化を目指し、虚言と隠蔽に汚れた官僚の世の中でも、若者たちは不平を口にしない。むしろ支持する。
黙して支持する現代の若者より、オウム真理教に活路を求めようとした若者の方が、正常に見えてくる。為政者が不条理の頂点に居座る社会は異常である。
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佐川たちを不起訴にして安倍昭惠を守り通した大阪地検部長が見事ご栄転

2018-06-26 | 森友・加計問題

ここまで見え見えの人事をやられては、今や笑うしかない。
佐川宣寿・前国税庁長官は自らの権限で、先ずは手始めに事実関係を否認する。それができなくなると隠蔽する。それもばれると改ざんする。それらな次々バレて、仕方なく辞任した。誰の目にも明らかな、国有財産販売の不法販売が行われているのに、これを大阪地検は不起訴にした。それを主導したのが安倍昭惠である。これは犯罪である。
それを大阪地検の特捜部長山本真千子は、38名の財務省職員全員を不起訴処分にした。身を挺して安倍昭惠を守り通した、大阪地検特捜部部長であった、山本真千子氏が予測通り、函館地裁検事正にご栄転された。札幌などでは目立つのだろう、地方ではあるが検事正とはご栄転である。安倍昭惠の黒子になって官僚に圧力をかけた谷佐恵子がイタリア大使館に横滑りで、栄転したのに酷似する。手の届かない所へ配属させるのである。
この前女性部長を巡っては衆議院議員の江田憲司氏が指摘する、特捜部で知り得た情報をマスコミなどにリークしていた疑惑がいまだ拭えてない。全員不起訴を不服として、有権者で構成される検察審査会に審査申し立てがなされている。函館に飛ばすことで、森友学園問題に区切りを図っていることは明かである。
不正をこなった官僚を、ほんの僅か減給させて処分したかに装う麻生財務大臣であるが、最高責任者御自身は更に薄い減給をで、一件落着としてしまった。政治の中枢で不正が行われても、誰もチェックできない。更には、チェックを意図的に行わなかった官僚を、栄転させるのである。

安倍晋三の近親者政治と思想的同調者を優遇する政治は、政治の中に思想的・政策的寛容の幅を極端に狭めている。そして、幅広い人事権は内閣人事局の設置で強化され、自民党を単色化させるまでになった。その象徴的なのが、安倍晋三にひれ伏し守った政治家や官僚への、あからさまな論功人事である。
その結果、安倍政治は検証のできない硬直したものになり、森友加計学園問題では虚偽の証言を重ね、その虚偽を覆うために更なる虚偽を重ねる、見るも哀れな政治を続けることになる。民主主義の利点の一つは、政治の自浄能力であるが、安倍政権はこれとは全く無縁で、狭量な自己主張だけの近親者政治をすることになるのである。
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汚い、それにしても汚い国会会期末の地震のさ中の加計孝太郎の記者会見

2018-06-19 | 森友・加計問題

加計学園の加計孝太郎理事長は今日(19日)唐突に岡山市の学園本部で記者会見した。今治市の獣医学部新設を巡り愛媛県文書に記載された2015年2月25日の安倍晋三との面会について「記憶にも記録にもない」と述べた。政治家や最近の死との低下した官僚が口にする。記憶にないを繰り返した。「記憶にない」とは事実関係を否定したのではない。事実関係が判明した時に、記憶が戻ったと弁明するための言葉である。これを真似て、加計孝太郎も記憶がないそして、記録もないと述べた。
これは違う。記録はあった。2015年3月25日に安倍晋三と加計孝太郎は会見していて、「獣医学科、いいね」とのべた、加計学園の文書があったではないか。記憶は見えないが、記録はあたしかにあった。それが理事長や権力者に不都合だと分かったために、人の好さそうな事務局長を今治に謝罪に行かせた。「私嘘ついてました」と謝罪の言葉が、嘘ではないという、嘘ついていた人間の弁明は嘘でないと誰が信じるというのであろう。嘘つきに嘘ついてましたと謝罪させる組織も上司も、捨て駒に使ったとしか思えないやり方である。合法的な考え方は、2月25日の会見も安倍晋三の発言も事実であったが、上司などに嫌疑がかかるために、業務命令か忖度化は知らないが、経験記録を嘘にすることにしたのである。それが最も解り易く、すんなりとした自然な解釈と言える。
それにしても、加計孝太郎の余りも唐突な記者会見である。この問題が生じたときに即座に記者会見などを行うのが、誠意ある態度といえよう。獣医学科開設について問題は時間が経てばたつほど、様々な問題がいくつも出てくる。しかも何一つとして、加計学園に有利なものは存在していない。これまで全くメディアに登場してこなかったが、国会会期末で大阪地震で大騒ぎのさ中の唐突な記者会見が、恣意的であるのは疑う余地はない。記者会見は午後11時から行われたが、知らされたのは9時過ぎである。東京からはこれないし、大阪は地震で上を下への大騒ぎである。ロクに記者など来ないと判断したのであろう。新聞記事もトップに扱う事などない。会見は記憶にないを連発し、25分で強引に打ち切られた。汚い加計の計算された記者会見である。
加計学園が公の場で発言するのは、今治市に嘘ついたと謝罪に来た渡邊事務局長と、今日の加計孝太郎の会見だけである。
これで国会招致の必要はなくなったと、加計の腹心の友は判断するであろう。安倍が政権の座に就いてから、日本には民主主義の理念もそれを支える政治家もなくなったに等しい。
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羅臼港

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