そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

100回も嘘ついた男は無罪放免し、たった一回嘘ついた男には離党勧告の自民党地方選惨敗

2021-02-02 | 石破茂

コロナ禍の中、銀座高級クラブを女と腹心の議員二人を連れて梯子酒していた松本純は、たった一回の噓がばれて自民党の二階俊博幹事長から、離党勧告されて離党した。二階俊博はなぜ113回も桜を見る会で嘘ついていた安倍晋三(本当はこの数十倍の嘘ついている)に、離党勧告などしなかった。いくら自民党総裁であっても、不平等の極みである。
同じようなことが自民党内には無数にある。甘利明などは札束を大臣室でねじりこまれたのに、録音データーも残っているのに無罪放免。半年以上詐病で逃げていたが。ほぼ同じことをした小物の吉川貴盛農水大臣の場合はどうも送検されるようである。

一昨日の地方選挙は自民党が各地で大敗している。アメリカ海軍の空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)に使用目的で国有地化した馬毛島への移転が最大の争点となった、鹿児島県の西之表市市長選挙で反対派が容認の自民党候補を破ったのである。80.17%と極めて関心の高い中の投票結果であるが、政府が民意を汲まないのはハッキリしている。そんな下もとでの誘致派の敗北の意味は大きい。

北九州市議選(定数57)は一昨日に投開票され、自民党が6人減の16人、立憲民主党は善人当選の7人、公明党も全員当選の13人、共産党は現状維持の8人、日本維新の会は初議席の3人、無所属10人。逆風の自民党は候補者を現職に絞って22人が立候補したが、6人が落選した。コロナ禍の中道路インフラなどを前面に出す愚策の結果といえる。

就任早々に、携帯電話を安くするだのハンコを失くすだの、ショボイ政策を早速打ち出した菅義偉首相である。人類がコロナに勝った証としてオリンピック開催、と言う威勢の良い言葉は非現実的でむなしい。コロナもGo-Toも後手後手の迷走するばかりである。どう見ても一国の宰相の器と思えない。安倍晋三は無知の誤読を繰り返したが、菅の場合は上がってしまっての読み違えである。
しかし、とりあえず嘘つき文化を自民党から失くしては欲しいものである。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港