記者からの、「数多くある会社の中から、なぜ東北新社だけが接待をしたのか」との質問に、菅総理は言葉を濁して何も答えなかった。簡単である。担当大臣の息子で直前まで、総務省の政務官だった菅正剛がいたからに他ならない。菅正剛は東北新社では営業部長の肩書を持つ。上の写真は菅正剛であるが、人は見た目ではないとは思うが、営業でしかも政府関係者相手となれば、このような風体ではいかんだろう。流石に売れないミュージシャンと言った感じであるが、こんなチンケな男であっても何しろ直属の大臣、官房長官の御曹司である。東北新社が手放さないで他社に先駆ける秘密兵器であろう菅正剛の効果てきめんである。菅も総務省もそれを認めない。。
今日(24日)総務省から内部調査の結果と処分内容が示された。11人の減俸・訓告をし総務大臣は3カ月間大臣給与を返納するというのである。なんと甘いことこの上ない。懲戒免職になる違法行為である。
しかも、内部調査所は、たったA4用紙二枚である。この中で、菅正剛氏の影響はなかったと半行を占めているに過ぎない。根拠は何もない。
法律もそうであるが内部処分は再発防止のためである。こんな甘くいい加減な
今は内閣府に移って処分の対象にならないとした山田真貴子であるが、給与の6割を自主返納するとのことである。菅総理は、山田については「今後とも職務の中で頑張ってほしい」と述べている。山田の旦那を秋本の後任に配属させてもいる。総理記者会見場はさぞかし、再質問を禁じたりと菅のご満足いくように取り計らうことだろう。
これだけのことが起きても何も変わらない。検察が動いて当然の贈収賄事件であるが、それもなさそうである。武田大臣の、違法接待はあったが、行政が歪められたということはない、と再三述べるのは検察の牽制パフォーマンスである。