山際大志郎が演じた、統一教会(現世界平和統一家庭連合)とのバレバレの関係を逃げ通したアホ芝居が再現されている。
しかも今回は、宗教法人を所管する盛山正仁文部科学大臣であるから、パシリの山際とは質的に全く比にならないくらい大きい。
盛山正仁は選挙支援を統一教会から受けていた居たのではないかと問われ、そんなことないと一旦は否定している。推薦書を自慢げに見せびらかす写真を見せられ、これは合成写真かと問われ、写真があるならそうかもしれないが記憶にないと逃げまくった。
そして統一教会側との「政策協定」にあたる推薦確認書に署名していたことが明らかになると、薄い記憶があると答えこれを認めている。内容はよく読んでいないというのである。大臣以前に政治家として失格ではないか。
盛山大臣は推薦確認書への署名などの事実を伏せたままで文科相として任命された。所轄大臣がこれで良いのか、と問われて岸田文雄は、「過去はすでに終わっているので、自民党は未来志向だ」と、意味不明の回答をし、更迭要求を受け付けなかった。
事実統一教会が強く掲げる、憲法改正もジェンダー問題も、盛山の主張と何ら矛盾するものがない。し盛山はしっかりと過去を受け止めて、統一協会の意向はしっかりと生かされているではないか。
盛山大臣は教団の解散命令を請求した本人である。これでは、解散命令が履行されない可能性すらある。何より、政策協定を結んでいながらも、大臣ポストが欲しくてそれを廃棄したのであるなら、政治家というより人間として最低である。
さらに、林官房長官が統一教会関係者と面会したことがあるという時事とも発覚している。
さらに、林官房長官が統一教会関係者と面会したことがあるという時事とも発覚している。
岸田政権になって何一ついいことがない。出てくるのは不正行為やこのようなスキャンダルばかりである。そしてそれらは嘘で塗り固めていたことが、徐々に明らかになってきているに過ぎないのである。次は何だろう。