そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

一つが2億円もする大阪万博のトイレ、汲み取り式になるかもしれないトサ

2024-02-19 | 岸田文雄
日本の政治に劣化は、裏金だけではない。大阪万博会場に8カ所のトイレを建設するとのことであるが、これが2億円もする。安いものでも1億円近いのである。デザイナーが競ってこれでもかというのを建設する。しかも2つはまだ決まってもいな。
ところが、周辺インフラが整っていないため開会に間に合わなければ、汲み取り式になることも考慮されているとのことである。その周辺インフラ、道路や鉄道や電気水道が未だにしっくりいっていない。パビリオン建設を巡って、揉め事が絶えなくて、いくつかはプレハブの簡易式建物になるかもしれない。
財布が違う言われそうであるが、震災地能登では簡易トイレさえ用意できないと騒いでる。トレーラー式のを検討しているがそれもままならない。
絶対赤字になる大阪万博、7割の人が中止するべきという大阪万博、終われば壊す大阪万博、そして何より賭博場を跡地に建設する大阪万博に、こんなにお金をつぎ込んでどうする。大赤字国家、震災多発国家、貧困者が3割にもならんとする貧困国家が、旧態依然とした縦割り官僚主義で、決まったことはどんなに遊山が嵩んでもやるという矛盾を、いつまでこの国は容認するのであるか。
周辺整備をしっかり試算すれば、9兆3千万円もかかるという学者も出てきている。大阪万博の真の目的は、賭博場の建設である。カジノを作って不夜城で金をボンボン落してくれれば、元は取れるというのである。夢物語である。
カジノは賭博場である。賭博は民法で禁止されている。野球選手や漫画家や相撲取りが、花札や麻雀でたった数万円の賭けで逮捕されている。そういえば、賭け麻雀で検事総長の席を棒に振ったバカもいた。それは賭博が犯罪であるからである。
それをカジノと名を変えて、まるでアミューズセンターをつくるような嘘を嘘で塗り固めた、共同犯罪者のために9兆円もどぶに捨てるのか。
震災大国の被災者を優先的に対応出来ないこの国は、狂っている。
それにしても2億円のトイレはどんなになっているのだろう。
コメント (1)
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