そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

一時停戦を解除すると耐えられなくなるのはイスラエルであろう

2023-11-25 | 中東
「ヤクザが手打ちするのは、もっとデッカイ企みしているからだ!」と言われる。イスラエルが、ガザの一時停戦に応じたのは、まさしくより大きな次に向けた4日間停戦である。カタールとエジプトの仲介である。
事実ネタニアフは人質返還のためであって停戦ではなく、ハマスの壊滅であるとまで述べている。ハマス側は先ずは24人の人質を解放するとのことであるが、イスラエル側の会報する拘束人物150人は、危険とイスラエルの行政判断で拘禁された人たちである。いずれも身実の非戦闘員たちである。
戦闘に不利なハマス側は、人質をどれほど残すかを思案中であろう。解放されたそれぞれ本人や家族は大喜びで、報道も嬉々とした人々を映し出している。不安を隠す意図が見えるが、現実はどのように展開するのか不透明なままである。
停戦は24時間程度の延長はあるかもしれないが、その先は不透明である。ハマスは人質を最後のカードとしてどこまで粘ることが出来るかであるが、カードはハマス側にあるようにも見えるが、イスラエルには巨大な軍事力の保持がどこまで続くことが出来るかである。
30万人の加害から呼ぼ寄せた予備役の継続も限界があるし、世界各国のがこの非人道的な行為の非難の容認も限界がある。中東各国が、イスラエル船籍のタンカーなどを捕捉しはじまたり、イスラエルの出先が経済的、暴力的攻撃を受けるだろう。
イスラエルの暴力が、対立していた中東各国を結束する動きは、もっと大きくはなるだろう。
政治的な地盤の弱いネタニアフの地位も危うくなる。イスラエルの非人道的なガザ攻撃が継続すると、非暴力的に相応な被害を被るであろう。

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1 コメント

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Unknown (ローレライ)
2023-11-30 01:14:34
イスラエルとウクライナはアメリカ議会に予算が決定される、アメリカの子会社国である。
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