そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

一向に減らない東京の新規感染者、これでいいのか五輪するなんて

2021-06-29 | 石破茂

間もなくオリンピックを始めるつもりでいる東京の感染状況が、一向に治まることがない。先日の人口動向でも、地方の人口が都会に流れていることがはっきりしている。とりわけ東京は、密の傾向と経済活動が圧倒的な地区である。緊急事態の延長ともいえる、まん延防止の最中にあって、増加が止まらない。
変異株N501Yの比率増加が顕著である。そんな中でも都議選が始まっている。繁華街に人出も一向に減らない。東京には横のつながりの少ない人たち、縦のつながりのない人達、経済活動をしなければならない人たちが圧倒的である。
懸命にオリンピック予選突破の競技者の歓喜を伝える、報道が胡散臭い。聖火ランナーなど、とてもじゃないが聖火をリレーしている姿には見えない。
開催関係者のトップの一人で、唯一官僚メモに頼らない自分言葉で説明していた、女帝の小池百合子都知事も過労でダウンした。
今日政府はまん延防止の延長を3週間ほど延長することで調整中とかである。開催まで24日であるから、オリンピック開会を見込んだセコイ方針である。
今頃になって、残り24日しかないのに丸川担当大臣は、水際対策をしっかりするとやっと言い出した。トップの言葉約束だけに終わる可能性が高い。
空港検疫が、3割程度しか拾えない抗体検査を主体にしているようだし、陽性者を留め置く場所もなければ拘束する権限もない。権限のある保健所はどこも余裕などあるわけもない。
何処をどうとっても、東京オリンピックなど開催できることなど、通常の感覚を持つ者なら無理と判断するであろう。
どうやら企業など権益と関係が薄いパラリンピックは、すでに中止が決定されているという。
それも良かろう。オリパラが世界の調和を目射す大会でなく、巨大な金づるであることを自ら証明することになるから。
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