そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ハマスの拠点が見つからず苛立つネタニエフ

2023-11-18 | 中東
ガザ最大の「シファ病院」を爆撃し破壊し尽くしたが、ハマスの拠点など見つけることができなかった。イスラエル国内で撮影かと思われる地下のハマスの拠点は、キレイに整頓された説得力の欠ける画像を流した。
この病院の地下拠点は、オスロ合意の前までイスラエルの使っていたものであるが、地下通路が見つけられずやっぱり南部も攻めなくちゃということになりそうである。
ネタニアフは先の選挙で敗北し、連立政権として極右まで取り込んだ。ネタニアフは10月7日のハマスの一斉攻撃を予知すらできなかった。ハマスは周到準備を重ねて攻撃に踏み込んでいるはずである。容易に見つかられるような拠点などないはずだ。イスラエルはハマスの地下要塞の実態を掌握きしきっていなかったのである。
200人もの人質の姿かたちが全く見えてこない。地下要塞にいるのであろうが、200人を殺害せずに管理するには、単純に考えてもその数倍の人数が必要であろう。つまり千人単位で彼らは何カ月も過ごせるような施設を持っていると考えるべきである。
事前にハマスの動きを察知できなかったネタニアフは、国内の責任問題を背負うことになり、攻め入るしか道はない。程なくガザの死者は、ハマスの初期攻撃の死者1400人の1倍の達する。世界各国、地域や団体からの停戦要求を無視し続けるネタニアフは、どれだけ人を殺し年を破壊し続ければ気が済むのであろうか。
最大の支持国アメリカのバイデンは、知古の友人ネタニアフに時間制限の停戦を持ちかけたりと、あからさまなやったフリだけであるが、国連の停戦決議にさえ危険行動をとる。アメリカは議会開催さえできず、ウクライナの支援さえお金が下りないし、国内では大バッシングでイスラエルへの支援もままならない。明らかにバイデンの老害は、アメリカの凋落象徴となっている。窮地になると狼狽える。もう一期やりたいようだが、誰か忠告するやつはないのか。ガザでは毎日殺されているというのに。ウクライナは硬直しているというのに。

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