余人をもって代えがたい人物と、いっぱいお世話に相成った自民党議員が高く評価していた黒川弘務が、緊急事態宣言の中賭け麻雀をしていたことがバレたので、安倍晋三は法案撤回したことが明らかになった。
安倍晋三は国民の声を聞いて法案撤回したのではない!
検事という立場で賭け麻雀はないだろう。野球選手や漫画家などが賭け麻雀で検挙されるのは、民法で禁じられている賭博行為であるからだ。家庭麻雀は誰かが負けても誰かがかなならず勝つが、賭場(カジノ等も)は必ず経営者が勝つことになっている。カジノ法が違法であるのは明確である。そのカジノ法を巡る汚職事件で、立法の立役者の秋元司は検挙され保釈中の身であるが、泣きついた二階俊博の庇護の元にある。いずれこの男も無罪放免されるだろう。
更に黒川は自らが俎上に上がっているこの時期に、新聞記者とやっていたのは新聞社にも信頼性が問われることにもなる。報道のトップと会食を重ねる安倍晋三に倣ったわけではあるまいが、不謹慎ではすまされないことである。
何より不要不急の外出と、”三密”状態の典型の麻雀をやることはどんな立場でも許されるものではない。
それにしても、「ご理解が得られないから」とまるで国民の声を聞いかのように振舞う、安倍晋三にはあきれるばかりである。こんな程度の男である。