日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

こんな形の財産もある・・・近頃目減り気味ですが。

2005-10-18 23:12:22 | 私の雑感あれこれ
夕方のニュースが傘の忘れ物が多いと伝えていた。36万本とか。
その中に私の傘も2,3本入っているだろうか(笑い)。
私「でも私は運がいい。財布を2度忘れたけれど、2度とも出てきた(いずれも拾った人が交番に届けてくれて、私のもとに戻った)」
夫「それは運がいいのではなく、この国はそういう人たちが普通にいる国なんだよ。そういう人が普通にいるという財産をもった国なんだよ」
そう、そういう財産もあるんですよね。
そしてこの私たちの国は幸いそんな財産を多く持っているんだと、夫の言葉を反芻しながら、この民族を少し自慢したくなりました。
長年の先人が気付いてきたモラルなのでしょうね。
実は去年の今ごろだったか、銀行のATMだけがあるところで、操作をしようとしたら祝儀袋がおいてありました。
中には3万円在中。
すぐにそばのボタンを押して最寄の支店につながったのですが、銀行に渡すのではなくて近くの交番に届けてとの指示。
テクテクと交番に。
夫「ほら、君もそうするだろ。そういう行動、この国では普通なんだよ」
私「だよね」
その後持ち主見つからずで半年後に私のもとに。
その後は、3万円は福祉関係で尽力している友人にカンパ。
無くしてがっかりしている人のお金でしたが、使い道としては有効だったかなと、ひとり思っている次第です。
「普通にいる」っていうところ、私たちの自慢ですよね。


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いつまでも親子

2005-10-18 22:42:16 | 子育ての周辺
今年3つ目の弾丸が飛んできました。
お正月過ぎに一度目。
2度目はお盆の時。
そして昨晩3つ目。
まったく当たり年です。
ひとつの波を乗り越え、二つ目を小脇に抱えているところに、もうひとつ。
二つ目のときは「心配かけてごめんね」「私は今ポジィティブだから」と、母親の心を先取りするように伝えてきていた。
そして、昨日は「心配だったら、話すために帰省しようか。それともお母さんが上京する?」
どの子も自分の道の選択を伝えるとき、「心配性のお母さん」が真っ先に頭に浮かぶのだろうか、いつも電話口の声は私を気遣っている。
そのくせ彼女らの結論は決まっているから、聞き役にしかなれない。
真剣に進路選択をしている娘らに、若さの持つエネルギーに任せて一歩を踏み出そうとしている娘らに、賢(さか)しく安定を説くのは彼女らの夢にブレーキを踏むようなものと、自分を諭している私自身がいる。
次の日曜、彼女に会って、何を話そう。どう語ろう。
そういう思いを行き来させながら、今日一日が過ぎた。
ただお茶を飲みながら聞くだけで、買い物しながら聞くだけで、それだけで伝わるものがあるような気もするから、上京することになるかしら…。
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翌日にこぞって私的参拝・・・

2005-10-18 22:18:43 | 社会問題
帰宅後夕刊を見たら、昨日の小泉首相の靖国参拝に続けと言わんばかりに、100名を越える団体さんの私的参拝があったとか。
私的参拝がちょうど翌日に100名以上も重なるとは…。
郵政民営化ばかりでなく、ここでも賛意を表さなくてはとのトップへの忠誠心なのかサービスなのか。
主義主張が一致していることをお互い確認しあいたいという心理は、あの夜半に轟音をたててふっとばす暴走族の感覚に似ているのでしょうか。
国会議員の皆さんは見識のある方々だと思っていたのに、100名以上が翌日に揃って私的に玉砂利を歩かれるとは思いもしませんでした。
立法府の方々がこのような件で連座行動なさるという気質であるならば、憲法改正の件も要注意のように思えてきました。
あー、論理的な政策論争ができる国になりつつあると期待していたところなのですが。
コメント (2)
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小泉首相が一国民として靖国参拝

2005-10-18 07:09:43 | 社会問題
「一国民として靖国参拝するのを誰に妨害されることもないはず」
もっともです。
でも、その論理が昨今の現状で近隣諸国にも通用するとお考えなら推察力不足ですし、反発を承知で実行なさるとしたら、自国民に対する配慮に欠けるような気がします。
どれだけの人が中国や韓国で働いているのでしょうか。何万人という人が彼の地を仕事場として働いているのではないでしょうか(先日も青島で日本人学校開校のニュースを見たばかりです)。
その人たち自身、そして日本にいる家族や友人たちは、「首相の参拝」を聞いた途端、トラブルがないだろうか、安全だろうかと心配することになる、このことをご存知でしょうか。
近隣諸国と友好的に暮らす行き来が頻繁になってきているところに、水をさすような行動を首相という立場にいるときになさるのはいかがかと思います。首相という職は8時間勤務ではないのですから。
この国を命を賭して支えたかつての戦士に哀悼の意をとのお気持ちとのこと。
靖国に祭られている人々が神になっているならば、こんな状況下で、首相の年に一度参拝を強要しないと思います。
今の状況と自らの立場を伝え、神社に参拝しない方法で哀悼の意を尽くされていても、なんら神様はお怒りにならないと思います。
近隣諸国はA級戦犯合祀の靖国に侵略戦争の残像を思うのだと察せられます。
不戦を誓い、近隣諸国の気持ちを伝え、立場上参内できないことを伝えれば、きっと神様は理解してくれると思うのですが。
行かないと感謝の意も、哀悼の意も伝わらないというだったら、それ本当の神様ですか。
昨日、今日、中国韓国の家族との電話で、首相の行動と赴任家族の安全を気遣う会話が行き来することでしょう。
首相は何で自国民にもこんなに心配の種をまかれるのでしょう。
そう、私の家族の一人も来週上海です。
コメント (5)
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