NHKの5日連続ドラマ「ハルとナツ」を見ている。
北海道の貧農の次男夫婦と子供らが三男夫婦とともに、ブラジルのコーヒー園での暮らしに希望を抱いて移民船に乗る。
知らない土地、言葉も通じない、食べ物も風習も異なるだろう、だけど希望がある、可能性があると信じる、北海道の暮らしには先の夢が無いから。
物語は眼病がきっかけで、日本に残された妹と70年分の再開で、届かなかった手紙をやっと手にして、その文面からかつてを回想するという形で進行していっている。
戦後生まれも60歳になろうとしている今、昭和9年ごろの日本、そしてブラジル移民の暮らし(もちろんすべてではないだろうけれど)、の一こまをドラマを通して教えてもらっているようです。
ブラジルに渡っても手持ち金が無いのに報酬は年に一度のコーヒーの収穫後に支配人がその売上金を確保した後。そこで日常の生活費はすべて後払いで買うことからはじめている。そしてそのお店の価格は決して安くは無い。
そして現代。私たちの地域は労働力不足なのでしょうか。北海道や九州に人材募集員が出かけていき、現地採用して、交通費、宿舎、その他諸々を採用側が面倒を見る。研修を受けて働き始める。給料明細を手にして、アパート代、布団代その他諸々が控除され、手に残るのはわずかとなってしったという話を聞く。
どこか共通点があるような気もした。北海道や九州からきている彼らも、疲れて寝に帰ってくるだけのアパート代がしっかりした値段だったり、貸し布団代まである。すべてコンビ二や外食の生活だからどれも割高。
でも、言葉も通じるし、支払いは月給、労働者保護制度も昔よりは高レベルだろうし(労働基準監督局の基準も同じだから)、やっぱりずいぶん異なるハズなのでしょう。電話連絡も取れるだろうし…。
そう先日ブログに書いた、東山魁夷の話で彼のベルリン留学が昭和8年、そしてこのドラマの設定が昭和9年です。
そんなことをあれこれ思い浮かべながら、ドラマを追いかけている。
北海道の貧農の次男夫婦と子供らが三男夫婦とともに、ブラジルのコーヒー園での暮らしに希望を抱いて移民船に乗る。
知らない土地、言葉も通じない、食べ物も風習も異なるだろう、だけど希望がある、可能性があると信じる、北海道の暮らしには先の夢が無いから。
物語は眼病がきっかけで、日本に残された妹と70年分の再開で、届かなかった手紙をやっと手にして、その文面からかつてを回想するという形で進行していっている。
戦後生まれも60歳になろうとしている今、昭和9年ごろの日本、そしてブラジル移民の暮らし(もちろんすべてではないだろうけれど)、の一こまをドラマを通して教えてもらっているようです。
ブラジルに渡っても手持ち金が無いのに報酬は年に一度のコーヒーの収穫後に支配人がその売上金を確保した後。そこで日常の生活費はすべて後払いで買うことからはじめている。そしてそのお店の価格は決して安くは無い。
そして現代。私たちの地域は労働力不足なのでしょうか。北海道や九州に人材募集員が出かけていき、現地採用して、交通費、宿舎、その他諸々を採用側が面倒を見る。研修を受けて働き始める。給料明細を手にして、アパート代、布団代その他諸々が控除され、手に残るのはわずかとなってしったという話を聞く。
どこか共通点があるような気もした。北海道や九州からきている彼らも、疲れて寝に帰ってくるだけのアパート代がしっかりした値段だったり、貸し布団代まである。すべてコンビ二や外食の生活だからどれも割高。
でも、言葉も通じるし、支払いは月給、労働者保護制度も昔よりは高レベルだろうし(労働基準監督局の基準も同じだから)、やっぱりずいぶん異なるハズなのでしょう。電話連絡も取れるだろうし…。
そう先日ブログに書いた、東山魁夷の話で彼のベルリン留学が昭和8年、そしてこのドラマの設定が昭和9年です。
そんなことをあれこれ思い浮かべながら、ドラマを追いかけている。