日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

「夕刊の購読止めます」と架電

2005-10-27 13:14:42 | 私の雑感あれこれ
長い間付き合ってきた新聞、最近夕刊を開かないままに翌朝を迎えることが出てきて、今朝「夕刊止めます」の電話をした。
結構しつこい新聞大好き人間だったから、この変化にちょっぴり感慨深い。
勿論まだ朝刊の購読は続けるのだけれど、30年以上続けてきたのに、月が欠けるみたいに夕刊分だけ、新聞から遠ざかるのだろうか。
数えてみたら、大学時代の学生下宿から、勤務先の新任地、そして転勤族だったあちらこちらと、10箇所の住所地でいつもこの新聞を朝晩読んできたわけです。
「浮気しないから、好きよ」と、集金員さんからラブコールを送られたこともありました。今は口座引落としだから集金員さんともすっかりご無沙汰。
実は数年前から二股というか、全国紙2誌購読していることもあり、上記のように「夕刊開かないで翌朝迎える」状態になり始めたわけ…でもあります。
記事を書いている人の年齢が、自分より若いなって思うこともしばしばになりました。
時には「うーん、さすが深い」と思う文面に出くわすと、宝物を見つけたようにうれしく思うのは、今も昔も同じですが、早めにくたびれるようになったからでしょうか。
今日はまことにちょっとしたことだけれど、個人的事情のあった日でした。
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消費税の目的税化という話題 

2005-10-27 07:50:49 | 社会問題
社会保障費を消費税で賄うことに…。
税金等のことを日頃から肌身に感じるにはいいことではないでしょうか。
働いていらっしゃる方は、給与明細の社会保険控除額を意識なさっていらっしゃいますか。その金額と同額を雇い主が負担しています。だからその倍の金額が社会福祉費用に充てられているわけですが、社会保険という言葉は耳にしていても、金額に対する意識(天引きで会社管理だから)は、薄いのではないでしょうか。
その金額相当分をすっかり消費税で賄うことにして、天引きしないというなら、それもありかなとは思うのです。
社会保障はみんなで支えている。全員でまかなっているという意識は大切なことに思うのです。
「してもらわないと損」という発想ではなくて、「制度を支えているのだ」という意識に変わったらいいなと、そう思ったりします。
そして、この制度を支えるためにこれだけの負担感が伴うのだということも実感したほうがいいと思うのです。
話が抽象的になりましたね。
経営がはかばかしくない企業の殆どは、多額の社会保険料の滞納を抱えています。
従業員が多ければ多いほど…、挙句の果てには年金、健康保険から一旦脱退して、各人が国民健康保険、国民年金にと野放し状態になります。そして未納者、滞納者が増えていくという図式。これまでの方法で社会保険保険料率をアップすればするほど、こんな事業者が増えると思います。
今が潮時なのかもしれません。
社会保険料を消費税で賄い、みんなで使途に目を光らせる、その方向、賛成です。

先日のNHKの討論番組でも、ハンガリー出身の女性が「日本は社会主義国ハンガリーよりも社会主義国です」との発言がありました。
この国が福祉に手厚くできるほど豊かになったということであり、社会主義を唱えていても、経済的豊かさがなければ、福祉が行き渡らないのが現実ということなのでしょう。
不平を投げかけるばかりでなく、結構享受している豊かさについても自覚し、これからのために担うことについても自覚的でありたいものです。
「この国に何をしてもらうかではなく、この国のために何ができるか考えてください」と演説したのは故ケネディ大統領でしたよね。ちょっと今思い出しました。
コメント (1)
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