日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

昨日 飛行機雲を見た。

2006-01-19 15:36:12 | 子育ての周辺
真上から目の前をまっすぐに下がってビルの向うへ突き刺さるように一本の直線。

息子、友達がお父さんの留学で家族揃ってアメリカに行くと聞いて
「H君は飛行機の中で、ここからアメリカという線を超えると英語ができるようになるのだと思っていた」と
小さかった頃の雑談をお正月休みに帰省した息子としていたら、
「それに、僕は飛行機で行く『アメリカ』は雲の上にあると思っていた」
と。

そんな幼時の彼が、この飛行機雲を見ると、「飛行機が墜落した」と心配するだろうなと思ったりして、昨日、帰宅途中、ちょっとココロが笑った。

小さい頃には、順序もなく様々なことが、耳から、目から入ってきて、溢れんばかりの情報を自分なりに解釈しながら、そのうちに整理され上手く収まり、そうして大人になる。
その時は2歳だったか、3歳だったか。

「大きくなったらウルトラマンになる」といったのは、その後。
「じゃあ、雲の上にあるウルトラマン大学にいくんだね」なんて会話やっていました。

その彼がはじめて飛行機を体験したのは、大学受験の時(勿論、受験校はウルトラマン大学ではありません。笑い)。

その時の言葉。
「(窓から目にした景色に)自分が神になったようだった」と。
交通費が高い!と愚痴る私に
「安いと思う。だって考えてごらんよ。あんなに沢山の人を乗せて飛ぶ装置に乗れるなんて、凄いことなんだから!」と。
そりゃあ、ライト兄弟の想いからずっと考えてくると、……だろうけれどネ。

あぁ、飛行機雲の話だったのに、横道にそれましたね。
地球は丸いと知ってしまっている私でも、あんなに突き刺さるように上からビル街へと突き刺さるような飛行機雲みたの初めてのような気がします。


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蝋梅(ろうばい)香る。

2006-01-19 13:04:32 | その他
昨日、蝋梅の小枝をいただきました。
仕事場の自分の席のほんの鼻先に、無造作に蝋梅の一枝。
冷たい空気にツーンと香るのがこの花の特徴なのだろうけれど、暖房のあるこの部屋で、庭先にもやって来ている早い春を教えてくれている。
冷たい風から蕊(しべ)を守るためか、透き通り加減の黄金色のこの花は、花弁を外に向かって開こうしないで、その香りをあたりに漂わせる。
私は、昨日、今日と土のないこの高層階で春を楽しんでいます。
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