日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

久しぶりに出会った人から・・・

2007-04-01 07:37:06 | 私の雑感あれこれ
珍しく、週日の午前に近所のスーパーで買い物していたら、ほんと!10年近くの、「お久しぶりの知り合い」に出会った。
彼女、かつてのテニス仲間。
彼女、薬剤師さん。彼女はパートの薬剤師をしながら、お嬢さん(お会いしたことはないけれど)の中学、高校、大学、就職ぐらいの期間を、一緒にテニスしていました。
その間の私は、小学生3人の子持ち時代。仕事と子育てで手一杯の中でのテニスでした。
「変わんないね」「そちらも、変わんないね」と、言いながら、年月の流れたことを、周りの環境の変化(それぞれの子供の巣立ち)で数えている。
私には、おいしいところ(都合のいいところ)を拾う癖があるから、彼女から貰った、言葉を何度か反芻している。

「あなたは、あの頃は、随分がんばっていたわね」
…そうだ、帰りは、10分でも、5分でも早く家につきたい。ご飯を待ちくたびれていることもに、出来合いではない夕食を作らなくては…。
そんな日々の連続だった。

「あなたは、今、一番、なんでもできる季(とき)よ」
10歳ぐらいは年上であろうか。
彼女から見た私は、まだ若いのだ。

近頃は、こまごまとしたことが面倒になってきているのは確かです。
自分に「…いいかな、もう」という気持ちが、沸いてくることもないではありません。
そんな自分に、「あなたは、今、一番、なんでもできる季(とき)よ」と、掛けられた言葉が、しおれかけた草花への水のように、少しだけれど、自分勝手の解釈だろうけれど、得心しました。
年配者が年下に掛ける言葉として、「そんなこと、あたりまえよ」と、一笑に付されることでしょう。
でも、「キミって、アルツハイマー?」なんて、毒舌が、飛んでくる環境にいるもので(笑い)、草花ならしおれてしまおうかな、そう思うこともあったわけです。

そんな疲労感があったものですから、すこし、うれしい言葉でした。




コメント
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