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日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

総裁選の話題があふれて

2007-09-16 10:34:58 | 私の雑感あれこれ
新聞テレビは賑やかです。日本人の特性で、当人が目の前だと、やわらかい質問で、よい聞き手(NHK日曜討論)であり、立派な政権目標を各々語られています。
ところが、いったん新聞報道となると、辛らつなコメントの目白押し。
土曜日の朝刊で
評論家の佐高信さんのコメント
麻生氏を評して
「御曹司でいきなり会社のトップに就いた。人生経験で身につく常識を欠いたまま、受け狙いで思ったことをそのまま言ってしまう」
福田氏を評して
「サラリーマン生活と父親の秘書を経験して、本心と違うことを平気で言うことに磨きがかかっている」
そして
「2人とも自分のカラーはあるようでない」
と。
小説家山崎豊子さんのコメント
「派閥談合をして、毛並みのいい2人だけで総裁選。こっけいです。こんなことに日本の大切な時間を空費してはいけない」
と一蹴。

なんと、朝日新聞、これからの政権の担い手に対して、しっぱにから、超辛口のコメントの目白押し。

こんな記事を読まされているものだから、「格差是正」とか、「地方の実情を…」なんて語られても、彼らの発する言葉に切実さを感じず、月並みに聞こえてしまいます。

そして、今日16日の朝日新聞朝刊、オピニオン、「宰相の条件」の特集記事の中で、東大教授御厨貴氏-

明治維新の元勲は政治をたらいまわしにしたが、こどもを首相にしようとはしなかった。政治は一代の仕事だという気持ちがあったからだ。

そういえば、吉田茂氏生前の言葉で
「自分は政治家としてやってきたけれど、3代後はどうなっているか判らない。になっているってこともありうる」
と、語っておられたのを読んだことがある。
彼であれば、政治家麻生太郎氏をどう評されるだろうか。


家業政治家という人たちによる政治、いつまで続くのでしょうか。

コメント
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