を、書きのこして置こうとおもう。
読んでくださる方がいれば幸い。
これが現実です。
ラオスの学校の話。
学校の制服がしばしば変わるという話。
先生が独断で、制服や通学靴を変更してしまう。
今年からは、この靴を履いてこない人は学校に来てはダメ、と。
靴を買えない人は、学校へ行けません。
靴や制服が短期間で変更になる、これがしばしばで、豊かでない親は困ります。
何でそんなことを、と思うでしょう。
先生が、販売業者からリベートをもらう仕組みになっているのです。
なんてひどい!と、思うでしょう。
先生も生活していかなくてはならないのです。
ところが、日本のように先生の給料が約束通りに支払われる、というシステムがないのです。
話を聞かせてくれたラオス人の父親は軍に勤務していました。
ベトナム戦争のときに北ベトナム軍に従軍し、その後はラオス軍で働き、軍の教官をしていたとのことです。
その軍の教官の給料も2年間支給なし、というのが実情。
国を守る組織の人間にすら支給なしなのですから、学校の教師の給料支払いどころではありません。
で、先生が考える苦肉の策が、リベートで生活費を得ようとするという発想。
うーん、やり切れません。
第一、教師になっていたのでは食べてはいけないのです。
で、教育も散々。
入学試験も公正とは言えないし、卒業証書はお金で買えるし、・・・。
聞けば聞くほど、気がめいります。
それでも、これが現実。
各国のODAやUN(国連)が援助しているでしょう。
そのお金は?
と、当然聞きます。
そんなお金は、人々のところには届かない。
ラオスで働く先進国の人の立派な車や滞在施設として使われて、それがODAや援助資金の支出したと報告されるのでしょう。
もちろん政府担当者の懐にも入っているのでしょう。
小山内美紀子さん(?以前の金八先生のシナリオライター)らが、カンボジアで沢山の学校を作ってきたという新聞記事に、一つの学校建設に500万円とあったと話すと、
ラオスではそんなにかからない。カンボジアの500万円の学校はどういう大きさかはわからないけれど、ラオスだったら、25万円でできると思うよ。
彼のイメージする学校は、日本の鉄筋コンクリートとは格段に違うでしょう。
でも、25万で学校の建物はできる。
でも、そこからが問題。
だって、先生の給料が・・・。
とりとめもなく書いていますが、とりあえず、書き連ねます。
「そう、そういえば、私はインドの学校の先生の給料を負担するグループに寄付金を送っている」
と、思い出したことを言った。
「うーん。でも、本当に送ったお金が、先生の給料になっているか、それは疑わしい」と彼。
「でもね、去年、DVDを送ってもらって、学校の風景を見たけれど・・・」。
「そんな・・・、お金になるとしたら、偽のDVDを作る人はどれだけでもいるよ」。
ああ、どこまで信じて、何を疑えばいいのか。
日本の今の憲法のもとで育ったこと、教育を受けられたことの幸を思います。
話はまだまだあるのですが、ここまで。
それでも、人は生きていきます。
追記:今の段階でも、私のインドの学校の先生の給料支援は信じていますけどね。
読んでくださる方がいれば幸い。
これが現実です。
ラオスの学校の話。
学校の制服がしばしば変わるという話。
先生が独断で、制服や通学靴を変更してしまう。
今年からは、この靴を履いてこない人は学校に来てはダメ、と。
靴を買えない人は、学校へ行けません。
靴や制服が短期間で変更になる、これがしばしばで、豊かでない親は困ります。
何でそんなことを、と思うでしょう。
先生が、販売業者からリベートをもらう仕組みになっているのです。
なんてひどい!と、思うでしょう。
先生も生活していかなくてはならないのです。
ところが、日本のように先生の給料が約束通りに支払われる、というシステムがないのです。
話を聞かせてくれたラオス人の父親は軍に勤務していました。
ベトナム戦争のときに北ベトナム軍に従軍し、その後はラオス軍で働き、軍の教官をしていたとのことです。
その軍の教官の給料も2年間支給なし、というのが実情。
国を守る組織の人間にすら支給なしなのですから、学校の教師の給料支払いどころではありません。
で、先生が考える苦肉の策が、リベートで生活費を得ようとするという発想。
うーん、やり切れません。
第一、教師になっていたのでは食べてはいけないのです。
で、教育も散々。
入学試験も公正とは言えないし、卒業証書はお金で買えるし、・・・。
聞けば聞くほど、気がめいります。
それでも、これが現実。
各国のODAやUN(国連)が援助しているでしょう。
そのお金は?
と、当然聞きます。
そんなお金は、人々のところには届かない。
ラオスで働く先進国の人の立派な車や滞在施設として使われて、それがODAや援助資金の支出したと報告されるのでしょう。
もちろん政府担当者の懐にも入っているのでしょう。
小山内美紀子さん(?以前の金八先生のシナリオライター)らが、カンボジアで沢山の学校を作ってきたという新聞記事に、一つの学校建設に500万円とあったと話すと、
ラオスではそんなにかからない。カンボジアの500万円の学校はどういう大きさかはわからないけれど、ラオスだったら、25万円でできると思うよ。
彼のイメージする学校は、日本の鉄筋コンクリートとは格段に違うでしょう。
でも、25万で学校の建物はできる。
でも、そこからが問題。
だって、先生の給料が・・・。
とりとめもなく書いていますが、とりあえず、書き連ねます。
「そう、そういえば、私はインドの学校の先生の給料を負担するグループに寄付金を送っている」
と、思い出したことを言った。
「うーん。でも、本当に送ったお金が、先生の給料になっているか、それは疑わしい」と彼。
「でもね、去年、DVDを送ってもらって、学校の風景を見たけれど・・・」。
「そんな・・・、お金になるとしたら、偽のDVDを作る人はどれだけでもいるよ」。
ああ、どこまで信じて、何を疑えばいいのか。
日本の今の憲法のもとで育ったこと、教育を受けられたことの幸を思います。
話はまだまだあるのですが、ここまで。
それでも、人は生きていきます。
追記:今の段階でも、私のインドの学校の先生の給料支援は信じていますけどね。