日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

コロナ社会がもたらしたもののひとつ。

2020-07-15 08:24:46 | 私の雑感あれこれ
GOTOトラベルキャンペーンのスタート時期が迫っている。
政府は変更なし、との見解だけれど、続々と地域の自治体のトップが、発言し始めた。

観光客は歓迎だけれど、今、この時期に来てもらっては、感染者を増やすことになりそうだから、ストップしてもらいたい、と。

観光産業の停滞で悲鳴が上がっていて、業者からの要請が政府に大きなパワーになって届いているのでしょう。

状況をみて、個々人の判断で、行動をしてください。

なんていうセリフも聞いたような。

業界からの政治圧力で要請を止めようもない。みなさんが心配だと思うなら「観光地に行かない」という判断も可能ですから、個々で慎重に判断してください、ということなのでしょうか。

全国一律をやめて、地域を限定しての制限へと発展していく可能性もあるのだろうか。
今日、審議の場が設けられる、とのことだけれど、良案が出てほしいものです。

東京都で1200万人、1都3県となると、2000万人を超えるのでしょうか。
人口密集地域とそうでない地域、相当な違いがあります。
「今日は何かあったのか?」地方都市に住む弟が渋谷の交差点が一望できるホテルからの眺めを見て思った、というのを思い出しました。地方に住んでいる者にとっては、現実にみた実感はそんなものです。地方の県庁所在地に住んでいても、あの密集度は別世界です。

中央政府と地方自治体、これまでは、陳情して国からの交付金を少しでも多くもらうのが、有能な行政官、という発想だったのではないでしょうか。それが、このコロナの場面では、ウチの地域での感染者数の増加が危ぶまれることは避けたい、と発信なさる、それも雨後の筍のごとく。

小池都知事には大きな自治体の長として重責を乗り切ろうとしていらっしゃいます。
そして、同じように、数百万の県民を抱えている県でも、数十万の市民を抱えている自治体でも、現状から後戻りしたくないための声が上がっている、この緊迫感は地方分権(道州制)の基礎固めにはプラス効果になると思ったりします。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする