日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

PCB検査の陽性と感染はイコールか?

2020-07-27 12:27:04 | 私の雑感あれこれ
連日、感染者が200人を超えたとか、これまでの最高の感染者数だ、とかの情報をテレビ報道はビシバシ流している。

あ~、先行きどうなるのだろう、という気持ちに陥る。

日中、自宅にいても昼間のテレビ(ワイドショーとか、お茶の間の皆さん相手の番組)は、見ないで、30分程度ならYouTubeに切り替える。
昨日、たまたま見たYouTubeで、PCB検査を誰にでも広げるのは得策ではない、の解説しているのを見た。
すると、次々と関連YouTubeがアップされてきて、結果、3番組も見てしまった。
皆さん述べておられるのは同じ論理。
ひとりは現役のお医者さん。
病原菌に感染している人を突き止める確率について、医師国家試験にもでる問題です、と問題を示しておられました。
二人目は、数学の問題解説をしているユーチューバーさん。
検査薬の精度が99%だとした場合と、図解しての説明。
三人目は医学部卒なのだけれど進路を勉強系YouTubeにした若者。

3人とも同じ理論の解説でした。
精度が100%完全というのはないから、仮に99%としても、検査で陽性反応が出た人が、本当に感染者である確率は1%(0.4だったか?もっと小さかったような記憶)にも満たないのです。仮にこの数字が1%だとしたら、陽性反応した人の100人に1人しか、本当の感染者じゃないってことです。
この確率を上げていくためには、検査する人を希望者全員に、というのではなく、37.5度以上の発熱が続く、患者と密接触した者、感染者が多い地域に行った人、と限定すると、感染しているから陽性反応が出た人の捕捉率も上がるということです。
ちなみにPCR検査の精度は50%~70%ということです。

医師国家試験に出る問題ということですから、お医者さんは皆さん周知のことだったのです。
私たちの伝わってくるのは、結果だけだったので、なんだか、外国のように検査していないのが片手落ちのように思うところがあったのですが、理にかなっていたのですね。

で、昨今は検査件数も増えて、そして東京などは感染者多発しているエリアに限ってはしらみつぶしのように検査しているようで、当初よりも、陽性者の感染者の確率は上がっているかもしれませんね。
でも、検査ができるのに何でやらないの?   については、やみくもに検査することがベストではないから、なのです。
テレビのワイドショーのMCの方たちは、イージーにあおるのではなく、YouTubeででも学習なさったらいいのに。

勿論、すべての方が無理解ではありません。
東京都知事の小池さんの発表を注視していたら、「本日現在の陽性者数は、、、」と表現なさっていました。
彼女は、陽性者=感染者でないことを理解して発言しておられるのでしょう。
そして、感染多発地域に集中してPCR検査数を増やしているから、無差別に検査を増やした場合の低確率とは違って、注意喚起しなくてはならない、とは理解しておられるのだと思います。

陽性=感染者ではないのに、隔離するホテルを確保すべきとしたら、やはりコストもバカにはならないから、収束しかけた段階でホテルの契約を一旦終了していたのも納得です。

ワイドショーは視聴者の代表であるかのように、イチャモンを垂れ流しているのにウンザリです。
誰かを攻めれば解決する問題ではありません。

経済よりも、コロナを止めなくっちゃぁ~ね、と先ほども、年金生活者の方が言っておられました。
年金が半分になるとなっても、同じことを言っていられるでしょうか。

経済が立ち行かなくなるのを防ぎながら、感染しないように、生活する。
これからの社会は、そういった形になっていくのでしょう。


旅行会社は大変だろうな~と思います。
団体旅行の企画がまだできませんから。
飛行機とホテルとレンタカーのセットの旅行案内広告はありました。
毎週、何社からも冊子が届く時代は終わったのかもしれません。













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする