5月31日、アテネからドバイ経由で帰国。
搭乗する飛行機はニューヨーク発でアテネ経由でドバイ着という航路です。私たちはアテネから搭乗してドバイ着。その後ドバイ発関空行きに乗り換えるのです。予定では乗り継ぎに要する時間は約3時間半余り。
このドバイ空港での時間は、私の忘れ物したタブレットが見つかったかどうか判明する大事な時間なのです。
添乗員さんからは「見つかった」という言葉は聞けない。現地と何度も(聞き間違いかもしれないけれど何百回も?、とにかくたくさんの関係者氏と)メールでやり取りをして、こちらの主旨に応じた返信が返ってきている、という実情の説明を受けていました。
そんな彼女、アテネの飛行場で私に「困ったことが起きました」と。「(私たちが搭乗する)飛行機のアテネ到着が1時間以上遅れてい.るのでドバイ着も遅くなり、ドバイにいる時間が短くなるので、忘れ物の確認、取寄せにかかる時間が足りなくならないか。なにせドバイの空港はとてつもなく広いので、日本のようにスムーズな取次ぎをしてくれるかわからない、、、困った~」と。
私は、なんとかと祈るしかない。そして、添乗員さんの手間をできるだけ少なくなるよう配慮するしかありません。
添乗員さんの大事な仕事は旅行者全員を次の乗換飛行機の搭乗手続きの説明と誘導です。
私は、どれだけ遅れていても決して急ぎ足にはならないマイペースのひとり参加の男性(群れるタイプでない)と一緒に歩くようにしました。集合時間を少しでもタイトにできるように。
歩きながら彼に、行きの飛行機の中継地のこの空港で忘れたタブレットを探すことを添乗員さんにお願いしていると話しました。彼も旅の各所でPCを開いていたりしているので、ネット利用しているというのはどういうことかは分かっている人でしょう。
「(タブレットには)大事な情報も入っているでしょう。そんなことだったら、さっさと探さんかい! といって(怒鳴って)やればいいのに」といいました。
「いや、それは違う。添乗員さんの大事な仕事は皆さんを誘導することで、その次が私の忘れ物への対応です」ときっぱり言えました。
この旅行の初期の段階の行き違いで、彼は添乗員さんを怒鳴りつけていました。40代の彼女、20年以上添乗の仕事をしてきたけれど、こんなに怒られたのは初めて、としょげていました。
そんな個性派男性「ハイ、判りました」と返事してくださいました。
添乗員さんの対応が信頼できたし、これ以上の対応は望むべくもない、とずっと思っての旅でした。
その男性「あなたは、(相当困った事態なのに)顔に出ないのですね」とも言いました。
クレジットカードは最低の枚数にして、余分な貴重品は持たないように気を付けていたのに、海外でもWi-Fiが使えることにワクワクしていた部分があったのでしょうね。
余にも軽率なミスが重なって、自分にほとほと呆れました。煩わしい仕事が一つ増えても嫌な顔一つ見せずテキパキと対応してくださった添乗員さんへの信頼が増すばかりの旅でした。
はじめてのひとり参加旅でしたが、ギリシャのことだけでなく多くのことを学びました。
女性のひとり旅さんがもう一人いて行動を共にすることが多かったのですが、「本当に、この旅行で初めて出会ったふたりなんですよ」との説明を何度したことか。以前からの知り合いと勘違いされたのです。笑
タブレットが無事手元に戻ってから、ドバイ発関空行きに搭乗。
感謝でいっぱい。
うな重の和食をチョイスしました。
書きそびれましたが、ガイドさんから聞いた話をここに。
ギリシャの若者(男性)には1年間の兵役の義務があるそうです。兵役免除になる条件はひとつ。ゲイの男性。でも最近はその数があまりにも増えたこともあって、ゲイの男性であっても事務職限定とかで兵役に就かせるようになったとか。
就職してから1年間の兵役で抜けられては困るから、卒業後に1年の兵役を済ませてから就職というパターンが一般的になっている、とのこと。
ウクライナ侵攻について、ギリシャ政府はウクライナ政府を支持していますが、この国の庶民感情的にはロシアよりです、と。
ロシアからの観光客が来なくなり、輸入制限も経済的にはデメリットとか。
搭乗する飛行機はニューヨーク発でアテネ経由でドバイ着という航路です。私たちはアテネから搭乗してドバイ着。その後ドバイ発関空行きに乗り換えるのです。予定では乗り継ぎに要する時間は約3時間半余り。
このドバイ空港での時間は、私の忘れ物したタブレットが見つかったかどうか判明する大事な時間なのです。
添乗員さんからは「見つかった」という言葉は聞けない。現地と何度も(聞き間違いかもしれないけれど何百回も?、とにかくたくさんの関係者氏と)メールでやり取りをして、こちらの主旨に応じた返信が返ってきている、という実情の説明を受けていました。
そんな彼女、アテネの飛行場で私に「困ったことが起きました」と。「(私たちが搭乗する)飛行機のアテネ到着が1時間以上遅れてい.るのでドバイ着も遅くなり、ドバイにいる時間が短くなるので、忘れ物の確認、取寄せにかかる時間が足りなくならないか。なにせドバイの空港はとてつもなく広いので、日本のようにスムーズな取次ぎをしてくれるかわからない、、、困った~」と。
私は、なんとかと祈るしかない。そして、添乗員さんの手間をできるだけ少なくなるよう配慮するしかありません。
添乗員さんの大事な仕事は旅行者全員を次の乗換飛行機の搭乗手続きの説明と誘導です。
私は、どれだけ遅れていても決して急ぎ足にはならないマイペースのひとり参加の男性(群れるタイプでない)と一緒に歩くようにしました。集合時間を少しでもタイトにできるように。
歩きながら彼に、行きの飛行機の中継地のこの空港で忘れたタブレットを探すことを添乗員さんにお願いしていると話しました。彼も旅の各所でPCを開いていたりしているので、ネット利用しているというのはどういうことかは分かっている人でしょう。
「(タブレットには)大事な情報も入っているでしょう。そんなことだったら、さっさと探さんかい! といって(怒鳴って)やればいいのに」といいました。
「いや、それは違う。添乗員さんの大事な仕事は皆さんを誘導することで、その次が私の忘れ物への対応です」ときっぱり言えました。
この旅行の初期の段階の行き違いで、彼は添乗員さんを怒鳴りつけていました。40代の彼女、20年以上添乗の仕事をしてきたけれど、こんなに怒られたのは初めて、としょげていました。
そんな個性派男性「ハイ、判りました」と返事してくださいました。
添乗員さんの対応が信頼できたし、これ以上の対応は望むべくもない、とずっと思っての旅でした。
その男性「あなたは、(相当困った事態なのに)顔に出ないのですね」とも言いました。
クレジットカードは最低の枚数にして、余分な貴重品は持たないように気を付けていたのに、海外でもWi-Fiが使えることにワクワクしていた部分があったのでしょうね。
余にも軽率なミスが重なって、自分にほとほと呆れました。煩わしい仕事が一つ増えても嫌な顔一つ見せずテキパキと対応してくださった添乗員さんへの信頼が増すばかりの旅でした。
はじめてのひとり参加旅でしたが、ギリシャのことだけでなく多くのことを学びました。
女性のひとり旅さんがもう一人いて行動を共にすることが多かったのですが、「本当に、この旅行で初めて出会ったふたりなんですよ」との説明を何度したことか。以前からの知り合いと勘違いされたのです。笑
タブレットが無事手元に戻ってから、ドバイ発関空行きに搭乗。
感謝でいっぱい。
うな重の和食をチョイスしました。
書きそびれましたが、ガイドさんから聞いた話をここに。
ギリシャの若者(男性)には1年間の兵役の義務があるそうです。兵役免除になる条件はひとつ。ゲイの男性。でも最近はその数があまりにも増えたこともあって、ゲイの男性であっても事務職限定とかで兵役に就かせるようになったとか。
就職してから1年間の兵役で抜けられては困るから、卒業後に1年の兵役を済ませてから就職というパターンが一般的になっている、とのこと。
ウクライナ侵攻について、ギリシャ政府はウクライナ政府を支持していますが、この国の庶民感情的にはロシアよりです、と。
ロシアからの観光客が来なくなり、輸入制限も経済的にはデメリットとか。