『ダウントンアビー』のドラマ版は全部見ているし、映画版も1作品は見たはずなのに、、、と思いながら、クリックしてみた。
登場人物は見たような顔が並んでいて、懐かしい。
以下、少々のネタバレあり。
伯爵のロバート氏は随分スリムになっていたし、従者の皆さん方もそれぞれ年齢を経た顔つきになってて、歳をとるのは一緒ね、と思ってしまう。
時代は1930年。以前は第1次大戦があったり、女性参政権運動の時代だったりと思い浮かべる。
バイオレットおばあちゃまがかつての男友達から相続した南仏の別荘をひ孫(出産してまもなく亡くなった3女の子供)に相続させることを考えている、という話題。
脚本家は突拍子もない話題を思いついたものだ!笑
皆さん、ざわめく。
なんで、身内でもないのに、相続で受け取ったの?
当主のロバート伯爵の出生の時期に、その男性が遺言書を書いており、その後に書き直した遺言書にも、南仏の別荘をバイオレットへと記載されているという。
ロバート出生の秘密、ということか。本を書く人ってこんな風にアイデアを膨らませ展開させることができるのね、と感心する。
そして貴族の館は老朽化で雨漏りも限界に来ていて修理資金にも事欠く実情で、映画のロケーションに使わせてほしいという申し出を受け入れる。実態を美化していないところがドラマの説得力となっている。
まだ出だししか見ていないけれど、続きを観られると思うと、ワクワク気分でいられる私です。
映画やテレビは好き好き。ひとりで観ている。
先日の飛行機の中で『ダウントンアビー』が大好きといっていた人とすれ違ったけれど、彼女はこの映画も見ているだろうか。
現実の生活の場で語る相手はいないけれど、そんなことを思ったりする。
バイオレット侯爵夫人が亡くなる。これでこのシリーズものは終章となるのでしょう。
お屋敷で映画撮影の現場として貸出していたのだけれど、俳優たちがストライキして協力を得られなくなった。で、監督はお屋敷で働いている従者たちに代役をお願いする。これまでエプロン姿でめかしこむこともなかった役割の女優さんたちが貴族の衣装を身に着けて、座ったこともなかった貴族館のメインテーブルでディナーをとるシーンがある。なんだか、ほほえましい気遣いのようにすら思えてEND。