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65歳までの雇用の義務化とのトップ記事

2011-12-14 15:06:26 | 社会問題
なーんだか、の思いです。
雇用主に従業員の65歳まで雇うことを義務化させるのは、年金支給年齢を65歳にすることとの連動。
変じゃないですか。

〔役人の案〕お金が不足するので、支給を先延ばしにします。
   ↓
生活費に困る人が出てくる。
   ↓
〔役人の案〕勤務先が、定年退職させないで、引き続き雇って、給料をはらうべし。

給料を払い続けるって、大変なことです。
景気が下向きになったからといって、生半可な理由で解雇できないのが、日本の法律。
健康保険料や年金保険料の半分を雇用主に負担させて、赤字だからと、毎年パーセンテージが上昇するシステムを作ったのも役人の案でしょう。

就職難で困っている若い人がウヨウヨいるのに、高齢者を雇い続けよ、とは策が間違っていませんか。
年金を65歳まで引き伸ばさざるを得ない失策、見通しが甘かった責任は、誰が取ったのですか。
長年厚生労働省が担ってきた仕事です。責任を明らかにして、自分たちがペナルティーを担った上で、提案して欲しいものです。
国家公務員の給与カット法案を先送りにして、お金を支給するのを先延ばしにするから、働かせよ、と、直接被雇用者にいうのではなく、雇い主に義務化するなんて、神経を疑います。
だから、ますます、雇い主は正規雇用者を増やさないのですよ。
だから、海外進出していくのですよ。

本当に、大局的な見方をしているのかしら。ツジツマ合わせの案のように思えます。

こんな案を考えている人が想い描く、自分の60歳以降の仕事って、優雅な秘書と個室付き(運転手もかな?)デスクワークなのでしょうねー。






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2 コメント

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Unknown (ちゃい)
2011-12-19 22:10:18
不景気な時代にこれはないでしょうよ。。。と思いますよね。65歳まで雇う??いや、働かせてくれるなら、働いてもいいけど、そのころには、今みたいに動けないかもしれないし、頭の働きも遅そう。パソコンの作業も遅いかもしれないし、目も悪くなっているだろうし。。。今だって、デスクワークの偉い人がハンコを押しているだけのような仕事なんて、そんなに人材が必要であるわけもなく、手足となって、ロボットのように、馬車馬のように、または、車を運転していつでも飛んで行って営業できるような、そんな「即戦力」が必要な世の中なのに、65歳までそれですか?と。
放射能浴びて、さっさと死んじゃったほうが幸せなのかも?なんておもいつつ、「家政婦のミタ」をみて、「やっぱり子供を残して死ねないな。それが母親の最後の本音なんだな」なんて皮肉におもったりもします。
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コメントありがとうございます (街中の案山子)
2011-12-20 06:39:26
クスッ、です。ハンコを押す人ばかりの会社だったら(笑)。チャップリンの映画にでもありそうです。
年金支給期間延長せざるを得ないような状態にしたことに対する、役所側の始末書はどうなんでしょうかね。
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