実は70歳を迎えるまで年金をかけ続けてきた。
この国はそういう仕組み、らしい。
で、このたび、めでたく(苦笑)70歳を迎える月になったので、納付が終わる。
この短期間かけた年金がどれだけ給付に反映するのか、要チェックする必要がある。
年金のことなど、少し書く。
政府は働く限り年金を納める人であってほしい、できるだけ納める人を減らしたくない、増やしたい、という政策をとっている。
専門家ではないから、いろいろ年金についての報道があっても聞き流してしまうけれど、ちょっと知りたいな、と思っていることがある。
老齢基礎年金(自営業者の国民年金部分に相当)は、原則、国民皆年金だろうから、20歳以上は全員加入の仕組みだと理解している。
※ 以前、働いていない大学生の20歳の子どもが40年後に受け取る年金をなぜ親が納めなくてはいけないのか、と役所に訴えたことがあった。窓口では「本人に収入がなくても世帯主が納付義務者です。決まりですから収めてください」の回答しかなかった。変だ、変だ、理屈に合わない、とひとりぼやいていたら、数年後には新たに「免除届を出すと滞納にならない」という制度ができた。
所定の理由があれば免除。これなら納得できます。
では、3号保険者が納付しなくても納付した扱いになる仕組みは、どういうこと? とこれも不思議な制度だな、と思っている。
3号保険者とは、いわゆる主婦業の方々です。
今は、皆さん理解しておられるようですが、以前は、「私の分は夫が払っているから、いいのよ」という返事が戻ってきたりした。
本当かな? どこに二人分が支払われている? 給与所得者の夫は、自分の給料に対応する年金保険料の半分しか払っていない(雇い主が半分負担)のですよ。と言いたいけれど、そこは言わずに、話はお終い。
仕組みを言うと、難しいことはわからないわ~となるのが必定だから。
なぜ、いまさらこんな話題?
社会保険料が不足とニュースなどで頻繁に話題になるから、です。
20歳以上の加入すべき人数に対して、免除申請者、3号保険者の割合を知りたいな、と思うのです。
免除申請については、その分給付額の減少という形になりますが、3号保険者は支払ったことになるから、満額給付義務を負うのです。
これ以上赤字を膨らませることが無理なのなら、その説明をきちんとして、給付を抑える旨の理解を求めたら、と思うのだけれど、
国会議員さんたちは、主婦の1票が大事だから、機嫌を損ねるような提案をしないのでしょう。
ただ、老齢基礎年金の給付額だけがジリジリと減らされていくマジックになっている気がする。
行政は公平であってほしい、のに。
そんなグレー要素を撤廃できないのなら、いっそのこと老齢基礎年金部分の徴収やめて(国民年金もやめて)、その数万円を65歳以上の全員に配布する(ベーシックインカム)ことにしたらいいのではないでしょうか。
老齢基礎年金(≠国民年金)の徴収事務にかかっているコストも減らすことができるし、メリットがあると思うのだけれどね。
幼稚園、保育園の費用無料化⇒女性も働く、という流れを加速させて、3号保険者を減らしていく、という路線をとっているのでしょうね。
健康保険についても、赤字膨大問題はある。
先日、テレビニュースだったかで、花粉症治療薬は保険治療から外したら、とか、聴こえてきた。
なんでもすぐ「お医者さん」というのが、この国。
患者が来てくれたら、開業医の収益は上がる。一度、治療に訪れて、その薬が必要と診断されたら、ずっとその薬を出し続けることができるらしい。
例えばこんな話。
母は、心臓に貼る膏薬、便秘を防ぐ薬、睡眠導入剤を長く使っていて、忘れないようにすることが大変だった、と介護している弟嫁さん。で、母の様子を見ながら「その3種類をやめてみたけれどなんともなかった」と。7年も前の症状が出た時にもらった薬が、延々と病院が変わっても施薬され続けてきていた、ということです。6種類が半分になり、毎食後ではなくなったとか。
薬をいろいろもらうことが、自分はたいそうな病人だ、と納得する節がないでしょうか。
赤字増大を防ぐこととあいまって、薬漬けからの改善もできたらいいかと思います。
中小企業の社会保険料半分負担も、結構重いのですけれど、、、トホホ。
人を雇ってみないと、これはわからないことですね。
この国はそういう仕組み、らしい。
で、このたび、めでたく(苦笑)70歳を迎える月になったので、納付が終わる。
この短期間かけた年金がどれだけ給付に反映するのか、要チェックする必要がある。
年金のことなど、少し書く。
政府は働く限り年金を納める人であってほしい、できるだけ納める人を減らしたくない、増やしたい、という政策をとっている。
専門家ではないから、いろいろ年金についての報道があっても聞き流してしまうけれど、ちょっと知りたいな、と思っていることがある。
老齢基礎年金(自営業者の国民年金部分に相当)は、原則、国民皆年金だろうから、20歳以上は全員加入の仕組みだと理解している。
※ 以前、働いていない大学生の20歳の子どもが40年後に受け取る年金をなぜ親が納めなくてはいけないのか、と役所に訴えたことがあった。窓口では「本人に収入がなくても世帯主が納付義務者です。決まりですから収めてください」の回答しかなかった。変だ、変だ、理屈に合わない、とひとりぼやいていたら、数年後には新たに「免除届を出すと滞納にならない」という制度ができた。
所定の理由があれば免除。これなら納得できます。
では、3号保険者が納付しなくても納付した扱いになる仕組みは、どういうこと? とこれも不思議な制度だな、と思っている。
3号保険者とは、いわゆる主婦業の方々です。
今は、皆さん理解しておられるようですが、以前は、「私の分は夫が払っているから、いいのよ」という返事が戻ってきたりした。
本当かな? どこに二人分が支払われている? 給与所得者の夫は、自分の給料に対応する年金保険料の半分しか払っていない(雇い主が半分負担)のですよ。と言いたいけれど、そこは言わずに、話はお終い。
仕組みを言うと、難しいことはわからないわ~となるのが必定だから。
なぜ、いまさらこんな話題?
社会保険料が不足とニュースなどで頻繁に話題になるから、です。
20歳以上の加入すべき人数に対して、免除申請者、3号保険者の割合を知りたいな、と思うのです。
免除申請については、その分給付額の減少という形になりますが、3号保険者は支払ったことになるから、満額給付義務を負うのです。
これ以上赤字を膨らませることが無理なのなら、その説明をきちんとして、給付を抑える旨の理解を求めたら、と思うのだけれど、
国会議員さんたちは、主婦の1票が大事だから、機嫌を損ねるような提案をしないのでしょう。
ただ、老齢基礎年金の給付額だけがジリジリと減らされていくマジックになっている気がする。
行政は公平であってほしい、のに。
そんなグレー要素を撤廃できないのなら、いっそのこと老齢基礎年金部分の徴収やめて(国民年金もやめて)、その数万円を65歳以上の全員に配布する(ベーシックインカム)ことにしたらいいのではないでしょうか。
老齢基礎年金(≠国民年金)の徴収事務にかかっているコストも減らすことができるし、メリットがあると思うのだけれどね。
幼稚園、保育園の費用無料化⇒女性も働く、という流れを加速させて、3号保険者を減らしていく、という路線をとっているのでしょうね。
健康保険についても、赤字膨大問題はある。
先日、テレビニュースだったかで、花粉症治療薬は保険治療から外したら、とか、聴こえてきた。
なんでもすぐ「お医者さん」というのが、この国。
患者が来てくれたら、開業医の収益は上がる。一度、治療に訪れて、その薬が必要と診断されたら、ずっとその薬を出し続けることができるらしい。
例えばこんな話。
母は、心臓に貼る膏薬、便秘を防ぐ薬、睡眠導入剤を長く使っていて、忘れないようにすることが大変だった、と介護している弟嫁さん。で、母の様子を見ながら「その3種類をやめてみたけれどなんともなかった」と。7年も前の症状が出た時にもらった薬が、延々と病院が変わっても施薬され続けてきていた、ということです。6種類が半分になり、毎食後ではなくなったとか。
薬をいろいろもらうことが、自分はたいそうな病人だ、と納得する節がないでしょうか。
赤字増大を防ぐこととあいまって、薬漬けからの改善もできたらいいかと思います。
中小企業の社会保険料半分負担も、結構重いのですけれど、、、トホホ。
人を雇ってみないと、これはわからないことですね。