寒山(「中国詩人選集5」岩波書店)
「そうとう諸貧士」を読む。(パソコンのフォントの関係で表記できない文字がある。そのときどきで「ひらがな」や別の漢字で代用する。別の漢字をあてた場合は、注を補記します。)
入矢義高は「君に勧む 嘆息するを休(や)めよ」と読んでいる。 この「休」の使い方に「詩」を感じる。
「止」ではなく、「休」。
なるほど、「やめる」にはしばらく休むということがある。
ひとつの文字が、こころを今まで見落としていた感覚、意識へと誘う。
そうした動きをうながすものに私は「詩」を感じる。
「そうとう諸貧士」を読む。(パソコンのフォントの関係で表記できない文字がある。そのときどきで「ひらがな」や別の漢字で代用する。別の漢字をあてた場合は、注を補記します。)
賎人言孰采
勧君休嘆息
入矢義高は「君に勧む 嘆息するを休(や)めよ」と読んでいる。 この「休」の使い方に「詩」を感じる。
「止」ではなく、「休」。
なるほど、「やめる」にはしばらく休むということがある。
ひとつの文字が、こころを今まで見落としていた感覚、意識へと誘う。
そうした動きをうながすものに私は「詩」を感じる。