過疎化が激しい
日本の原風景がドンドン消えていく。
ある統計によれば、10年以内に419の集落が(7,168人)が
消滅すると言う。
やはり、その集落で生活が成り立っていかなければ村を捨てる
以外はないであろう。(廃、廃集落)
都市と山村の格差。
全国で埼玉県に匹敵するほどの面積(農地)が
遊休地として耕作しないで荒れていると言う。
日当たりのよい場所が優先的に選ばれていた
地すべり補強工事
1本の道が生命線、下界とのライフライン
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今日のメモ
★ 秩父路の 峠またいで 野のすみれ
★ 背負い籠 香りし洩れる 蕗のトウ
★ 細い道 行ったり来たり 八十年
ガードレールに もたれし老婆
1、山峡に入ると『島=しま』と言う言葉を耳にする。
老人が指差したほうを見ると耕地()であった。
山の中の『島』は奇異だが、至極自然の響きであった。
峠の天辺からその島の意味が良くわかる。
2、この地に行くと『逆さ堀り』が目に付く。
畑の土壌を保つために谷のほうを向いて土を上に堀り揚げるようにして耕す。
3、秩父の山峡を歩いているとy=1/2xのグラフの線上に
生活の基盤があるような気がする。
傾斜角20~30度の地に、石垣を積んで家が建っている。
4、“秩父名物ご存じないか、かかあ天下につるし柿”
カカァ天下と言う言葉の裏には女たちが良く働くと言う意味が潜んでいる。
5、秩父盆地に入るには、峠を越えねばならない。
その峠が山並みに、28もの峠がある。