謀議場所
大地から湧き上がった農民悲壮の叫びの地
竹やり、莚旗、鉄砲を持ち集結した場所(椋神社)
秩父事件 / 農民一揆
『人は、みな生活の向上、自由を求めてエネルギーを発散す』
貧しい中でもより上に、より高くと望んで仕事に励んだ。
この物語は、ちっぽけな秩父・吉田に起きた日本を揺るがす
大きな大きな事件であった。
極貧にあって、なおも生きる権利を訴え、自由を叫び、死を掛けて戦った
農民の悲劇。
止むにやまねぬ大地から沸き出でたような事件であった。
明治17年、今から120年前。
『貧乏人は死ねばよい』とした明治政府に、
一泡吹かさねば・・・・。面々、およそ1万余人(参加者の正確な数字なし)。
その肉声は、連綿たる秩父の山と谷間に木霊した。
『鉄砲、刀、竹やり、莚旗を持って椋神社に集合しろ』・・・・・・・・・。
こうして農民は立ち上がり時の政府に抵抗した。
なんと、この石間の山奥で『秩父事件の謀議』がなされたと言うから、
『耕して耕して、天にいたる』
この地を見過ごすわけにはいかなかった。
『板垣死すとも自由は死せず』
自由民権運動も、この秩父の地にノロシが上がった。
120年前の晩秋であった。
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