吉原遊郭の総鎮守「吉原神社」
&遊女たちの不幸な歴史を留める「吉原弁財天」
5・7・5 芭蕉翁(千住の奥の細道と趣を異にした)と、
掛け離れて遊郭に纏わる神社のお話です。
A𠮷原神社
吉原神社は、台東区千束にある神社です。
吉原神社は、新吉原遊郭の四隅に祀られていた四稲荷社と、地主神である玄徳稲荷社を合祀して明治5年に創建、昭和10年吉原弁財天を合祀したといい、浅草七福神の弁財天となっています
隅田・荒川を担当する地方TV局も同行された。
7福神朱印帳の受付処
B、吉原弁財天
吉原神社から150mほど離れた飛び地に、弁財天本宮(吉原神社奥宮)が鎮座する。
境内へ足を踏み入れるとすぐに観音像が目に入る。
関東大震災の殉難者を慰霊すべく、建立された。
この観音様の周囲には、ほかにも数多くの石仏、地蔵像が安置されている。
線香やロウソクが用意されているので、参拝時には鎮魂の祈りを捧げると良い。
鳥居をくぐり奥へ進むと弁財天の御影が描かれた弁財天の社殿。
平成24に改修された際、東京藝術大学や
武蔵野美術大学の学生・卒業生によって壁画や欄間彫刻が製作された。
拝所前に花園池(弁天池)の名残をとどめる小さな池があり、
鯉や金魚も放たれている。やはり弁天様には水辺と多少の華やかさが似合う。
東京藝術大学や
武蔵野美術大学の学生・卒業生によって壁画や欄間彫刻が製作されたのであろう、
華やかさが伺われた。
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