地下からコンコンと湧き出る地下水
=ご神水物語=
付近は江戸川が流れ、地下水が高い。
少し足を延ばすと矢切の渡し(江戸川を渡船、柴又🔛松戸)があり、
土手の登って見渡せば土地の高低差が歴然とわかり、地下水の湧き出ることが理解できます。
此の江戸川の土手は、フウテンの寅さんが雪駄を履き江戸川や柴又を眺めた情緒な場所です。
江戸川の水は上から下へ・・・・
水の流れは高きから低きヘ、帝釈天のご神水は、人間の見えない所をさ迷い流れ、
ヒョッコリ地上に顔を出したでござる。
そこに寅さん、これは良き水!!桶に汲み入れ産湯を浸かったというな伝説のお話。
松の下にコンコンと湧き出る地下水のご神水
映画「男はつらいよ」シリーズで、主人公の寅さんのおなじみの口上の
「ワタクシ、生まれも育ちも葛飾、柴又。帝釈天で産湯(うぶゆ)をつかい、
性は車、 名は寅次郎。人呼んで フーテンの寅と 発します」の帝釈天です。
寅さんの口上は、「帝釈天で産湯をつかい」って、なんでお寺でお湯がわいてるの・・・と思っていました?
ここは「水」の聖地だということでした。
この帝釈天でいただいた水を産湯にし寅さんは育ったのでしょう!!
寅さんの産湯を汲みしご神水 (縄)
※寅さんシリーズは、まだ続きます。
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