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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

サンドゥ、学校へ行こう!

2005-03-16 20:52:55 | 韓国ドラマ・映画
「日本では純粋さを打ち出したドラマが受ける。」
2005年3月15日(火)朝日新聞夕刊@韓流の底流 の記事の中で韓国の放送局の担当者の言い分としてこんな風に紹介されていた。

初恋の美しさ、切なさを描いた@冬のソナタなどはまさしくこれなのだろうが、私はどうもへそ曲がりらしく、途中から「初恋、初恋って何と比べて初恋がそんなに偉いのか」とちょっと気になってしまいドラマを純粋に楽しむことが出来なかった。純粋さを感じるには、やはり当人にも純粋さが必要のようだ。

そんな風に思っていたのだが、今見ているドラマサンドゥ、学校へ行こう!は初恋がテーマにも関わらず、冬のソナタのような拒否反応も起こらず、熱心な一視聴者として楽しんでいる。未婚の父 サンドゥがツバメ稼業をしながら病気の娘を育てるというとてもベタな話なのだが、演じるピがそんな境遇らしからぬ、爽やかな笑顔を見せている。そしてそんな境遇になったのは、ある事件がきっかけなのだが、余計なことは一言も言わず、若いのにとても男気があるのだ。ツバメ稼業でありながら笑顔を絶やさないその姿が、逆に涙を誘うのだ。
冬のソナタのように美しい雪景色も、甘い台詞もなく、ただただストレートな展開なのだが、それが逆に心地いい。
小道具に頼らない創りで、気持ちのよさが伝わってくる。

会社の近所の韓国料理屋に、銀縁の眼鏡をかけた@ペ・ヨンジュンを思わせる雰囲気で撮影されている主演のピのポスターが飾ってある。(家電製品の広告だろうか)
お店の人は「韓国で人気のある歌手なんですよ」とお客さんに説明していたが、お客さんは「えっー ピ~???」(このピ~~~?Kと伸ばした音の中に困惑の度合いが見て取れる)
名前が一文字なのも納得いかなかったようだ。
韓流ブームといっても、まだまだ開拓の余地はあるようだ。