私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

デッドエンド 暗戦リターンズ (暗戦2)

2006-02-25 17:41:57 | 香港(香港映画&中華明星)
クリスマス時期の香港。犯行を予告する犯人(演 イーキン・チェン)とそれに振り回される刑事。(演 ラウ・チンワン)
犯人の意図も、対する刑事の私生活も、更には賭博で首が回らないと思われる交渉人の悩みもどれもキチンと語られることはなし。ただ90分観終わった後には、犯人はちょっと気取ったインテリだ。(綱渡りで犯行現場(?)にやってくるなど、遊びで犯罪に手をつけているとしか思えないではないか?)刑事の私生活は破綻しているであろう(恋人にも多分愛想をつかされているに違いない)、と簡単に想像することが出来るのだ。伝えたいことを何でも盛り込めばいいというものではない。90分でさっくり終わる香港映画らしい潔さだと思う。それでも十二分に主演二人(更に交渉人 林雪の良さも)の良さは伝わってくるのだ。
@美しき野獣の監督には、このあたりの手際の良さを見習って欲しかったと思う。

犯人が何で予告しつつ犯行を犯すのか、最後までわからないのがこの映画の一番の謎だろうが、そんなこと関係なく最後まで面白い。

デッドエンド 暗戦リターンズ

ビデオメーカー

このアイテムの詳細を見る

天士夢

2006-02-25 17:03:07 | 韓国ドラマ・映画
レオン・ライ(黎明)が2001年に韓国で主演するも、不評で1週間で打ち切りという逸話を持つ怪作。

毎晩夢に見る見知らぬ女性を助けるために時空を旅する男性をレオン・ライ(黎明)が演じているのだが、タイムマシンに乗って女性(パク・ウネ あのチャングムのヨンセンだ!)を助けに行く時点でちょっと笑ってしまう。
韓国古典小説九雲夢がもとになっているという由緒正しき物語らしいのだが、どう考えても円谷プロの特撮物を思い出すお話だ。

更に前世ではパク・ウネがお姫様でレオン・ライ(黎明)は格下の兵士。勿論二人はそんな事にめげずに恋仲なのだ。

レオン・ライ(黎明)は言葉の問題もあり、非常に台詞が少ない。(韓国公開時は吹き替えになったらしいが、私が観たVCDは彼の生声だった。十年来のファンなのだ。声を聞き違える訳はないと思う。)自分が姫をどんなに助けたいのか、熱く語る場面がなくてよかったのだが、台詞もなくどちらかというと無表情な場面が多いため、何を考えているか分からないような役にしか思えず。逆に相手役のパク・ウネは大きな目をくりくりさせて、熱演している。そのギャップがなんともいえない。

イ・ナヨンも女戦士として出演している。いつも不思議ちゃんな彼女だが、この映画そのものが不思議なため、その不思議さも気にならず。
1週間で打ち切りというのも納得出来るが、レオン・ライ(黎明)ファンとしてはまあ、観てよかったという1本。

*****
レオン・ライ(黎明)の韓国語が流暢だというのは知っていたが、この映画を観て納得する。私が言うのもなんだが、チョナンカンより韓国語が上手なような気がする。(注 あくまでもファンの贔屓目故、あまり信用しないで頂きたいと思う。)

ディバージェンス

2006-02-25 16:18:44 | 香港(香港映画&中華明星)
刑事(アーロン・クォック)、弁護士(イーキン・チェン)、殺し屋(ダニエル・ウー)という三人の男。

いなくなった恋人の写真をいつまでも車の中に飾って置く刑事。彼女に似た人を見つけ、こっそりと跡をつけ、彼女の家の前で張り込みの真似事までするのだ。張り込みをする車の中でハンバーガーを口にしつつ、ちょっと涙をにじませたりする。普通だったら情けないよなと思う。でもそれがちっとも情けなくなく、かえって哀しく見えるのだ。
刑事だけでなく、弁護士も殺し屋も皆どこか哀しい。哀しい男三重唱だ。
落ち着いた緑色を基調にした画面も哀しい男達にぴったりだ。
(多謝 chikoさん)

ポカリスエットPart2

2006-02-25 15:58:09 | なんということはない日常
火曜日(21日)の午後からの腹痛はなかなか治らず、結局熱もないのに水曜日、木曜日、金曜日と3日間も会社を休むことになってしまった。なんとかと思ったら今日は土曜日。結局週末も入れて5日も休むことになってしまった。
「昼食に毎日キムチを食べたりしているから、辛い物で胃が疲れているのよ」「ポテトチップ4枚でビール1本は飲める!なんて調子に乗っているからいけない」両親に普段の食生活の乱れを次々と指摘されるが、食事を取っていないせいで、元気がなく言い返す気力もなく、非常に情けなかった。
ポカリスエットだけで3日ほど過ごしたので痩せたかと思ったが、ポカリスエットは思いのほか栄養があるらしく、体重計の針は以前と同じところを指したままだ。こちらも非常に情けない。
不幸中の幸いだったのは、今週末に予定していた韓国一人旅を諸事情により直前に中止していたことだろう。極寒で激辛の国に腹痛の身で旅することになったら、どんなに情けないことになっていただろう。これだけは不幸中の幸いだったかもしれない。