私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

女帝 エンペラー

2007-06-08 22:47:43 | 映画鑑賞
自分の夫(皇帝)を殺した義理の弟(皇帝)の妻となる女性。
別の男性の元に嫁ぎながらも、亡くなった夫の先妻の息子 皇太子に想いを寄せる皇后の想い。

宮廷を舞台にした物語故、嫁ぐという感覚がちょっと現実世界とかけ離れた感はあるが、愛憎渦巻くドロドロな感じは、宮廷も現実世界も同じだ。

夫を殺した男の元に嫁ぎ、更に元夫の実の息子を愛するという難しい役をチャン・ツィイーが演じている。綺麗なのだが、どこか薄い感あり。
もっとネットリした肉体の厚さを感じさせる女優さんが演じた方が物語にリアリティがあったような気がするのだが、彼女にそれを求めるのは筋違いかもしれない。

流れるようなワイヤーアクション。白い仮面を被った群舞。宮廷内の兵隊達の規則的な動き。画面は綺麗。勿論女帝の寵愛を受ける元夫の息子呉彦祖(ダニエル・ウー)も男前だ。