私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

しゃべれどもしゃべれども

2007-06-19 21:41:16 | 映画鑑賞
好きでやっている落語のはずなのに、二つ目でそこそこ経験も積んでいるはずなのに、なんとなく停滞気味の毎日。
古典落語にこだわり、日常でも着物を着て過ごしている自分に比べて、カジュアルな服装で新作落語をしている同僚の方が何故か受けがいいことに軽くショックをうけている落語家、三つ葉。そんな三つ葉がなぜか落語教室を開くことになった。
何となく毎日が上手くいっていない三人が生徒でやって来る。

ストイックといったら言い過ぎかもしれないが、どこか何かにこだわっているはずなのに、そのこだわりがちょっと空回りしている三つ葉。生徒の中にそんな自分の姿を見つける彼。そして生徒三人もそれぞれ相手の中に何か上手くいっていない自分の姿を見つけたりするのだ。

何故か笑顔を見せず、いつも怒った様子の女性を演じる香里奈。演じているのか、それとも演技そのものがぎこちないのか、決して上手いわけではないけれど、気持ちは非常に伝わってきた。
そして主役の国分太一。ジャニーズ事務所を辞めても大丈夫だと思う。
というか、二つ目の人が焦りを感じたに違いない、その立ち居振る舞い。

映画を見終わって映画館から外に出ると梅雨とは思えない爽やかな青空。
そんな青空がぴったりの映画だった。
水上バス 一度乗ってみたい・・・・

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本当は別の映画を見ようと思ったのだが、その映画の時間があわなかったことと、同僚が「友人とこれを見る予定」と言っていたことが気になって、見ることにする。
で、見てみたらこれが思いのほかいい映画だったのだ。非常に得した気分になる。


国分太一のしゃべれどもしゃべれども

角川メディアハウス

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