1981年 夜のマカオ
シン・テファンを乗せた車を取り巻くオートバイ。。。
「こいつらは?」と不安を見せるシン・テファンに「ここはマカオですから。こんなこともあります」という運転手。
しかし、バイクで執拗に追いかけ、行く手を阻み、車に火まで放ったのはただのチンピラたちではなかったのだ。
「お前は・・・イ・ドンチョル」(イ・ドンチョル演じるスンホンがオープニングから登場だ)
「分かっていたんだな。。。そうだ父の仇 シン・テファン」
鉄パイプを振りかざそうとしたドンチョルの脳裏によぎるのは小さい時に聞いた父の言葉だ。
1960年 韓国のある炭鉱町
シン・テファンは義理の息子として妻の父親がやっている事業の一角をまかされているらしい。
今はこの炭鉱の町で鉱山の社長をまかされている様子。
夜1人、サンドバックを相手にトレーニングをするシン・テファン。
妻のおなかには子どもがいるらしい。この子どもは自分がこれからも義理の父の元、大きくなるための大事な保険だ。
しかしそんなシン・テファンに意見する神父(牧師さんじゃないと思う。)
「神父さんは自分のことだけ心配していればいいんですよ。僕も自分の心配だけしますから。放っておいてください。口出しをせずに・・・」
神父さんは、彼の子どもを身ごもったもう1人の女性のことを心配していたのだ。
(そんな彼女が選んだ道 もう堕胎も出来ないくらい大きくなったおなかに直接メスを当てることだった・・・)
ある炭鉱夫の一家
幼いドンチョルは優しい父と母と貧しいながらも楽しい暮らしだ。
父が炭鉱にもって入るカナリアを大事にする息子ドンチョルは「お父さんのこと大好きだよ!お父さんは最高だ!」を可愛らしい身振りつきで伝える元気な子だ。
「お父さん?痛くない?大丈夫?」仕事で真っ赤に腫れ上がった父親の肩に薬を塗るような優しい子でもある。
更にシン・テファンと喧嘩をするドンチョル父が負けそうになると、シン・テファンの足に食らいつく勇気もある。
(しかし労組のトップと会社のトップが取っ組み合いの喧嘩とは・・・こんなガチンコの労使紛争があるだろうか・・・)
反対に母親は威勢がいい。ドンチョルが食堂の女になついているのも気に入らないし、夫に女がいるらしいこも気に入らない様子。しかし彼女のおなかには子どもがいるのだ。
(ドンチョル母を演じるのがイ・ミスク いままでの綺麗な姿はなし。ドブロクを飲みながらパーマをあてる韓国アジュンマである。ドンチョル父には女が居る様子だが、その女らしい彼女に辛く当たる場面は台詞も早く、かつ非常に言葉が荒いので非常に分かりづらい。でも多分ドンチョル父には彼女もいる様子。)
シン・テファンの妻と同じ病院に1人入院する妻。
「やった 弟だ!」父もドンチョルも喜ぶが、その喜びは一つの悲劇の始まりだったのだ。
シン・テファンにうらみを持つ看護婦の彼女。(シン・テファンの子どもを諦めた彼女だ)
「あら随分顔色が悪いのね?」と妊婦であるドンチョルの母に声をかけられた彼女。(おなかの傷がまだ癒えていないのだから顔色が悪くて当然である)
「おれのことなんて忘れろ!」とシン・テファンに足蹴にされた彼女がとった復讐は・・・
なんと新生児室に居た赤ちゃんを取り替えるということだったのだ。
マカオでシン・テファンに最後の鉄拳を振り上げることが出来なかったのは・・・
シン・テファンと喧嘩をした後の父親との会話を思い出したからだ。。。
「どうしてあの人はお父さんを嫌うの?」
「多分怖いからだろうな。自分が傷つくんではないかと心配になって、先に傷つけようとするんだよ。。。。ドンチョル。否な奴にも優しく(いや許すだったろうか?)するんだ。難しいだろうけれど・・・」
「お父さんは出来るの?」
「難しいけれどな・・お父さんも努力中だ」
****
のし上がろうとするエネルギーが半端でないシン・テファンを演じるチョ・ミングと韓国アジュンマを演じるイ・ミスクの演技が熱い。触ると火傷しそうなくらいだ。炭鉱夫たちがシャワーを浴びながらアリラン♪が凄い迫力だった。
小さいPCの映像ながらこちらも触ると火傷をしそうなほどの迫力あり。
(ぼーっと見ているとストーリーを忘れそうなので、いつものように備忘録として・・・一応最後までたどり着くように頑張りたい)
***
(父の教え)
「勇敢な男は太白山を胸に抱くべきなんだ・・・」
立派なおことは懐が深いという意味だと思い、男は強く、優しく、そして広い心を持っていなくちゃならないという意味、つまりは許すとかそんな意味に考えたが、もっと何か深い意味があるのだろうか?多分ずっとキーワードのように使われるだろうから、出てくるたびにちょっとずつ考えようと思う。
シン・テファンを乗せた車を取り巻くオートバイ。。。
「こいつらは?」と不安を見せるシン・テファンに「ここはマカオですから。こんなこともあります」という運転手。
しかし、バイクで執拗に追いかけ、行く手を阻み、車に火まで放ったのはただのチンピラたちではなかったのだ。
「お前は・・・イ・ドンチョル」(イ・ドンチョル演じるスンホンがオープニングから登場だ)
「分かっていたんだな。。。そうだ父の仇 シン・テファン」
鉄パイプを振りかざそうとしたドンチョルの脳裏によぎるのは小さい時に聞いた父の言葉だ。
1960年 韓国のある炭鉱町
シン・テファンは義理の息子として妻の父親がやっている事業の一角をまかされているらしい。
今はこの炭鉱の町で鉱山の社長をまかされている様子。
夜1人、サンドバックを相手にトレーニングをするシン・テファン。
妻のおなかには子どもがいるらしい。この子どもは自分がこれからも義理の父の元、大きくなるための大事な保険だ。
しかしそんなシン・テファンに意見する神父(牧師さんじゃないと思う。)
「神父さんは自分のことだけ心配していればいいんですよ。僕も自分の心配だけしますから。放っておいてください。口出しをせずに・・・」
神父さんは、彼の子どもを身ごもったもう1人の女性のことを心配していたのだ。
(そんな彼女が選んだ道 もう堕胎も出来ないくらい大きくなったおなかに直接メスを当てることだった・・・)
ある炭鉱夫の一家
幼いドンチョルは優しい父と母と貧しいながらも楽しい暮らしだ。
父が炭鉱にもって入るカナリアを大事にする息子ドンチョルは「お父さんのこと大好きだよ!お父さんは最高だ!」を可愛らしい身振りつきで伝える元気な子だ。
「お父さん?痛くない?大丈夫?」仕事で真っ赤に腫れ上がった父親の肩に薬を塗るような優しい子でもある。
更にシン・テファンと喧嘩をするドンチョル父が負けそうになると、シン・テファンの足に食らいつく勇気もある。
(しかし労組のトップと会社のトップが取っ組み合いの喧嘩とは・・・こんなガチンコの労使紛争があるだろうか・・・)
反対に母親は威勢がいい。ドンチョルが食堂の女になついているのも気に入らないし、夫に女がいるらしいこも気に入らない様子。しかし彼女のおなかには子どもがいるのだ。
(ドンチョル母を演じるのがイ・ミスク いままでの綺麗な姿はなし。ドブロクを飲みながらパーマをあてる韓国アジュンマである。ドンチョル父には女が居る様子だが、その女らしい彼女に辛く当たる場面は台詞も早く、かつ非常に言葉が荒いので非常に分かりづらい。でも多分ドンチョル父には彼女もいる様子。)
シン・テファンの妻と同じ病院に1人入院する妻。
「やった 弟だ!」父もドンチョルも喜ぶが、その喜びは一つの悲劇の始まりだったのだ。
シン・テファンにうらみを持つ看護婦の彼女。(シン・テファンの子どもを諦めた彼女だ)
「あら随分顔色が悪いのね?」と妊婦であるドンチョルの母に声をかけられた彼女。(おなかの傷がまだ癒えていないのだから顔色が悪くて当然である)
「おれのことなんて忘れろ!」とシン・テファンに足蹴にされた彼女がとった復讐は・・・
なんと新生児室に居た赤ちゃんを取り替えるということだったのだ。
マカオでシン・テファンに最後の鉄拳を振り上げることが出来なかったのは・・・
シン・テファンと喧嘩をした後の父親との会話を思い出したからだ。。。
「どうしてあの人はお父さんを嫌うの?」
「多分怖いからだろうな。自分が傷つくんではないかと心配になって、先に傷つけようとするんだよ。。。。ドンチョル。否な奴にも優しく(いや許すだったろうか?)するんだ。難しいだろうけれど・・・」
「お父さんは出来るの?」
「難しいけれどな・・お父さんも努力中だ」
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のし上がろうとするエネルギーが半端でないシン・テファンを演じるチョ・ミングと韓国アジュンマを演じるイ・ミスクの演技が熱い。触ると火傷しそうなくらいだ。炭鉱夫たちがシャワーを浴びながらアリラン♪が凄い迫力だった。
小さいPCの映像ながらこちらも触ると火傷をしそうなほどの迫力あり。
(ぼーっと見ているとストーリーを忘れそうなので、いつものように備忘録として・・・一応最後までたどり着くように頑張りたい)
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(父の教え)
「勇敢な男は太白山を胸に抱くべきなんだ・・・」
立派なおことは懐が深いという意味だと思い、男は強く、優しく、そして広い心を持っていなくちゃならないという意味、つまりは許すとかそんな意味に考えたが、もっと何か深い意味があるのだろうか?多分ずっとキーワードのように使われるだろうから、出てくるたびにちょっとずつ考えようと思う。