私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

チェ 39歳別れの手紙

2009-02-07 12:30:33 | 映画鑑賞
キューバを離れ、ボリビアに渡り革命家として生きる道を選んだゲバラだが、共産党の理解も得られず、農民の理解も得られず、革命家として生きる道はどんどん狭まっていく。
生活と革命。一見相反するもののように思えるが、一緒に考えることができなければ、理解は得られないのだ。
革命の目的がいったん生活から離れてしまうと、もう元には戻ることができないらしい。求められていない革命は、ただの邪魔者でしかなくなり、そこから先はただただ最後に向かって静かに映画は進んでいく。

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もし第二のカストロともいえる人物が彼と一緒にいたら・・・とも思う。もし喘息という病がなかったらとも思う。でもきっともしという言葉は意味のないことなのだろう。

新訳 ゲバラ日記 (中公文庫)
チェ ゲバラ
中央公論新社

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