私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

キツネ嫁星 第9,10,11,12話

2018-10-18 20:36:20 | 韓国ドラマ か行

母が乗っている飛行機が着陸直前に火災を起こしたことを知り、混乱するヨルム。
無事に着陸できたものの、まだ火災は続いており乗客は降りてきていない。
「なんとかしてそばに行きたい」と混乱するヨルムに、空港職員でも関係者でなければ近くには行けない・・・と諭すスヨン。

チーム長から「あなたが出来ることは、仕事をするか、それでなければ、家族待機室でお母さんの無事を待つことの二つだけよ。」と言われ、さらに混乱する彼女に「よかったら一緒にいようか?」と、突然のスヨンの言葉に、その意図するところが分からずに更に混乱するヨルム。
どうやらスヨンも混乱しているようで、突然口から出てしまったようだ。

「大丈夫だから」とその場を立ち去る彼女を見送ったかと思ったら、「指示を受けている」と嘘をつき、救出が行われている飛行機傍に行き、降りてきた乗客の中にヨルムの母を捜し、更には飛行機の中に残っている彼女の母の元に付き添うのだ。

この間まで目立たないように仕事をするだけ・・・と冷静沈着な態度だったはずなのに、彼女に出会ったことでこんなにも行動が積極的になるものなのか・・・・

見つからないようにこっそりと彼女の母を介抱するものの、逆に不法滞在のフィリピン人からナイフで切りつけられたことで怪我をした右腕が動かなくなってしまったことに気づき、慌てるスヨン。。。

事故で右脚と右腕を失くした彼にとって、また皆の好奇の目に晒されることは何よりも恐ろしいことなのだ。ヨルムの母の無事を確認した後、こっそりと空港を後にするスヨン。

怪我をしたはずのスヨンが何故空港で仕事をしているのか、何故何年も経ってから自分の目の前に現れたのかと不思議がるイヌと、スヨンを庇うチーム長。

そして、スヨンが職場に置いて行った鞄を始めて二人が出会ったカフェの前に届けに行くヨルムは、スヨンの思いがけない告白に混乱することに・・・


同期の仲良しに相談するも「それじゃ、昨日が交際1日目になるんじゃないのか?」と言われ、余計に混乱することになる彼女。
それを早速本人に質すところが凄いと思うが、「そんなことまで考えていなかった・・・」というスヨンのクールな返しに益々混乱するヨルム。

若者だけでなく、年配者も仕事を挟んで各種駆け引きが行われるのが職場というもの。
社長にいいところを見せたいチーム長と、それを快く思わないライバルの微妙な駆け引きに職場の若手が巻き込まれるというのは良くあるケースだろう。

そんな中、怪我をして障害者になったはずのスヨンが誰よりも元気に見えることにいらいらするイヌは「安全性からも、何かあったときに制約なく行動できるメンバーが配置されているべき」と、スヨンのことを狙い撃ちした提案をし、それを警備チーム長が裏付け捜査することになってしまうのだ。

イヌは自分を兄と慕い、始終後を付回していたスヨンをうるさく思いながらも可愛がっていたわけではなかったのか・・・結局怪我をした彼を見捨ててしまったくせに、自分の前で元気そうな姿を見せるスヨンが目障りだとは・・・

1年前、交通事故に遭った際に助けてくれたのが初めての出会いだと思っているヨルムだが、実際の出会いはもう少し前の@キツネ嫁ホシという変わった名前のカフェでの出会いだったのだ・・・「恋に落ちるのには3秒もかからない」というスヨン・・・
非常にクールかと思えば、こっそり情熱的になるスヨンの行動が、見ている分には面白い。
目立たないように平凡に生きたいという思いと、青年らしい思いが交錯すると、あんな風に複雑なキャラクターが出来上がるんだろうか・・・