月間になったというHanakoの香港特集を読みながら、先週の香港旅行の事を思い出す。
「10/19(金)の誕生日を香港で迎えたい」という友人に同行する形で行った香港。
他の友人と三人で一緒に行く事になったのだが、二人は先に香港入りしており、金曜日の午前中仕事をして成田から追いかけた私が香港についたのは、香港時間の午後11時過ぎ。日本時間でいうと誕生日でないのでは?とも思いつつ、到着してすぐに夜景をバックにワインで乾杯などしたりしてかなり楽しく過ごす。

渡港前に「黄金家族がまだ上映されていたら見てみたい」と言っていたのを友人が覚えており、「九龍湾でモーニングショーがあるみたいだ。せっかくだから行った方がいい」と翌日の朝、マッサージに行く二人をホテルのに残し、尖東から地下鉄を乗り継ぎ映画館に向かう。(初めてファーストクラスがある地下鉄に乗ったが、課金システムが良く分からず、結局普通車両に移動してしまった。


映画館は駅からかなり歩かねばならず、地下鉄よりも映画館にたどり着く方が結構な冒険だった。せっかく友人と行ったのに、同行者をホテルに残し、一人映画館に向かう事を選んだから、この位の苦労は仕方ない。
しかし映画は非常に楽しかった。香港の映画はエンドロールが流れると同時に皆席を立つのが普通なのだが、この映画はエンディングにテーマ曲のMTVが流れるせいか、曲が流れている間は皆席を立たずに映画を楽しんでいた。香港で映画を何度も楽しんでいるがこんなことは初めてだった。ちょっとしたことでも苦労して映画館まで足を運んだとなればすべて楽しい思い出になるものだ。
その後、朝食替わりに甘いものを食べ、スタバでコーヒーを楽しみ、がネットで予約してくれた飲茶を楽しむ。

以前わざわざハッピーバレーまで行った満記甜品は色々なところに出店が進んでいるようで、九龍湾でも食べることが出来たし、お店はネットで簡単に予約できるようになっている。映画もネットで上映時間を簡単にチェックできるし、オクトパスさえあれば、自動券売機で一言も広東語を話すことなくチケットの購入が出来る。

便利になった事を実感しつつ、短い香港の旅を楽しみ続ける。
インスタ映えする飲茶を楽しんだ店は、見た目だけでなく味も満足できるもので、トッポキを思わせる変わった腸粉もおいしかった。何より、隣の家族連れと自分たちのチョイスが全く違うのが、面白かった。

飲茶の後は、喧噪の旺角を抜けて海辺のバーでハッピーアワーを楽しみ、その後はマルコポーロホテルの駐車場を会場にしたオクトーバーフェストを楽しむ。
オクトーバーフェストの会場は、普段は駐車場になっているというのがもったいない位のロケーションだ。


オクトーバーフェストらしく、豪快な料理も用意されていたが、私たちは雰囲気のみを楽しみ、その後場所を火鍋屋に移して、さらに香港の夜を堪能。

友人は赤い方に入れた野菜を口にして大変な辛さを体験していたようだが、私は危なそうなので、止めておく。一緒に辛さを楽しめばよかっただろうかとちょっと後悔しているところだ。
追記
香港出国時の手続きにはdeparture cardは必要ない様子。入国時には書類が必要だったので、帰国まで大事に持っていたのだが・・・
これでいいのか・・・と心配になり、そばにいた空港職員に尋ねたのだが、忙しかったようで「ノーニード!ノーニード!」と簡単な返事のみ・・・次の時も悩みそうなのでここにメモ。