バス会社の社長が、その職だけでどうやって50億ウォン(桁については今一つ自信がないが・・・とにかく大金!)もの慰謝料を捻出しているのか?
それを追及すれば何か悪巧みが分かると踏んで調査を進めるジンガプ。勿論正攻法だけでは無理があるということで、そこは元教え子で現興信所社長のドックの助けも借りねばならない。
調査を進めるなかで、バス会社の@サンド旅客では給与の遅配だけでなく、バスの運転手たちが劣悪なローテーションで勤務していることが分かる。バス会社に臨検に入り、バスの運行を停止を宣言、さらにタイヤを全部取り外して本当に運行できなくしてしまうのだ。
「公共交通機関になにをしているんだ!」と当然大騒ぎになるのだが、「このまま運行を続ければ、いずれ大きな事故が起こる」と毅然とした態度で臨むジンガプ・・・
(このあたりがすっきり爽やかサイダーのようなドラマと呼ばれる所以か・・・)
トラブルを幕引きするために、何があっても保障すると甘い言葉をささやいて、バス会社の社長は自分の後任に妻の兄を指名するが、自分は妻と離婚するつもりなのだ。離婚してしまえば姻戚関係などなんの関係もない。もちろんバス会社の社長だって、高飛びしようとするものの、何かあれば自分の身など誰も守ってくれないのは一緒だ。
結局バス会社の社長とて、別の黒幕に操られているだけでしかない。
バス会社の黒幕は、かつてジンガプが勤務していた高校の理事長だったチェ女史。母親であるチェ女史の後ろ盾でダメ息子はのんびり携帯でゲームをし、その息子の尻拭いをするのは、ミョンソングループのウ弁護士だ。
高校時代の上下関係が社会人になってもそのまま続いているという構図だ。この悪しき構図を7級公務員のジンガプが突破出来るか?という話のようだ。