私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

キングダム

2019-04-21 19:36:37 | 映画鑑賞

紀元前の中国、戦災孤児の二人が「大将軍になる」という夢を抱いて日々剣術の修行に励む。少年の一人である漂が突然王宮に呼ばれたことがきっかけとなり、残された少年信の前にも、突然夢が現実になるような出来事が待っているのだ。

原作コミックは未見だが、ストーリーは私のような初心者にも分かり易くまとめられているようで、若き王と腹違いの兄の座を狙う弟の壮大な兄弟喧嘩を中心に進む話に混乱することはない。

劣勢の若き王を助ける山の民の独自のコスチュームと独自の戦力もちょっと変わっているし、六代将軍最後の一人であるという王騎の、若い兄弟の権力争いを手のひらで転がしているような存在感もかなり変わっている。ただ、話を引っ張る若者たちの演技はやや軽めか・・・

王宮のセットなども引きで見る分にはかなりの迫力なのだが、あそこまで兵士を揃えたのなら、個別の決闘だけでなく、それなりの団体戦の戦闘をもっと見せて欲しかったし、ワイヤーアクションも横から見せるだけで、高さがあまり感じられずちょっと物足りなかった。個人的にはもっと高さのあるアングルで心に残るような映像が欲しかったのだが。。。(もちろん高いところからの映像もあるのだが、それが印象的というほどでもなく・・・)

話自体は序章という感じで、これで終わりと言われても・・・という感じだ。

ただ無条件に次も見たいというわけでもなく、続編に王騎が出演するというなら、見てもいいなと思う。若者たちを寄せ付けない妙なパワーは見ていて癖になる。

 ****

長澤まさみの衣装と大沢たかおのメイクは印象的だった。。。

 

 

キングダム 54 (ヤングジャンプコミックス)
原 泰久
集英社