母が亡くなったので、異父兄弟と一緒に実の父親を頼るつもりだと言っていたダジョンが自分の家にやって来て事にびっくりするデハン。
どう見ても事前に計画を立ててやって来たとしか思えない。
「大学生の時にお母さんと旅先の島であったでしょ?(えっ?一回だけ?ロトに当たったのね!!)私はその時の子どもよ。」とにこやかに話すダジョンに絶句するデハン。
ダジョンの母は結婚し、弟と妹も生まれ、継父の連れ子も入れて4人兄弟になったのだが、継父は2年ほど前に家を出て行方不明。母が4人の子どもを育てていたのだが、その母もひき逃げ事故で亡くなり、困ったダジョンは春川からインチョンに住むデハンを頼ってやって来たのだ。
同じ町内に住むというデハンの大学の後輩のスヒョンが、何も知らずにデハンの家にやってきたりして、更に慌てるデハン。
一晩は家に泊めることになったが、韓国ドラマらしくあっさり「親子鑑定」を行ったりして、なんとかダジョン達兄弟を家から追い出そうとするデハン。
(どう考えても、ダジョンが嘘をついているのだが、特に親子鑑定を拒否するわけでもない。。。何か他の理由があって、彼を頼ってきたんだろうか・・・・)
当然、実の親子でないことが分かり、「施設へ行ったらどうだ」とパンフレットを見せられたダジョンは「それなら家に帰るからいい」と結局デハンの家から出ていくことに・・・
そんなところに彼らの事を心配しているスヒョンが通りかかったことで、4人を車で送っていくことになるデハンとスヒョン。
実の父でもないデハンの元にやって来て「一緒に暮らすのが無理ならせめて私が学校を卒業するまで置いてほしい」と頼みこむ位だから、生活はカツカツだ。空っぽの冷蔵庫を見て、良心が痛むデハンだが、彼だって代理運転のアルバイトをしながら、次の選挙を狙っている身だ。
永遠のライバルであるカン議員の息子である弁護士のカンが父親の後釜で立候補するかもしれないと噂が立ち、更には、「父親の横暴な態度は変わりに謝るが、そんな個人的な思いだけで政治家を目指すのは間違っているんじゃないか?」という彼の上から目線の言葉にちょいちょい傷つくデハン。
子どもたちの元には2年間行方不明の継父を探して金貸しの男たちが居座り、成り行きでスヒョンと一緒に助けに行くことになるデハン。男たちから関係を問われると、思わず「父親だ!」と名乗ってしまうのだ・・・・
選挙の事しか考えていないのだが、悪い人ではない様子・・・