私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

蕁麻疹 私の場合

2019-10-06 16:58:41 | なんということはない日常

こすれ、発汗、日光、ストレス…じんましんの原因は様々 悩まず受診を

この記事を読んで、30年近く前蕁麻疹に悩まされた時のことを思い出した。

ある日の仕事中、なんだかわきの下がむず痒い事に気が付いた。忙しかったのでそのままにしておくと、そのだるい痒さはわきの下からお腹に進む流れとわきの下から上に向かって耳のあたりがむず痒くなる二手に分かれ、どんどん勢力を増していった。

とりあえず、身体の柔らかいところに全部出終わると収まったので、そのままにしておいたのだが、次の日もその次の日も同じように蕁麻疹が出ては消え、また出ては消えを繰り返すようになった。同僚は最初は「何を食べたの?」と聞いて来たが、そのうち、食べ物ではないということが分かってきたので、何も尋ねてこなくなった。

しかしあまり頻繁に出る蕁麻疹にびっくりしたようで「忙しくとも病院に行くべきでは?」という後押しをしてくれた。勤務先そばの内科に行き、事情を話すと「食べ物ではないと思うけれど、蕁麻疹は原因が分からないことが多いんだよね・・・」とやや退屈そうに教えてくれた。

私としては、繰り返す蕁麻疹に嫌気がさしていたので、どうしても原因が知りたいと食い下がった。すると仕方なさそうに「じゃ 血液検査でもしてみる?」となり、検査結果を〇〇日後に確認しに来るように・・・と言われた。当然、前のめりで検査結果を聞きに行ったのだが、「やっぱりなんだか分からないね~」と検査した時と同じような返事が返って来た。

がっかりする私を見て、「大丈夫 蕁麻疹で死んだ人はいないから」という大雑把な慰め方をされた。

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その後も蕁麻疹は出続けた。1か月程繰り返すと、潮が引くように出なくなったのだが、忘れた頃にまた1か月程蕁麻疹が出るということを何回も繰り返すようになった。

人というのは恐ろしい。「蕁麻疹で人は死なない」と医師に言われたことと合わせて、蕁麻疹に慣れてきて、だんだんなんとも思わなくなるようになった。

両親も私の蕁麻疹に慣れてしまい何もいわなくなってしまったので、そのままにしていたのだが、新しい職場になった際、びっくりした同僚が「やっぱり病院に行くべきだ」と言ってくれ、仕事中に近所のクリニックに行ってみることになった。

全身に出た蕁麻疹を見て、医師は「息が苦しくないですか?」と言う。いや苦しいのは痒いことなんだけどな~と思っていると「そんなに全身に出ている場合は、身体の中も蕁麻疹で一杯なはずなんですよ。出ているところは痒いけれど、身体の中は痒さを感じないだけでね。気道にも沢山蕁麻疹が出ているはずだから・・・」と、蕁麻疹でも危険な状況があると私に教えてくれた。

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ただ、やっぱり原因は分からなかった。ほかの病院に行った際は、蕁麻疹が出ている最中に点滴(記憶があいまいだが、注射ではなかったと思う・・・)をしてもらったのだが、蕁麻疹は収まらず、「今の時期のような季節の変わり目に原因不明の蕁麻疹に悩まされる人が多いんだよ」と慰めて貰ったりした。

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私の場合、蕁麻疹の出る頻度は少しずつ減り、今は1年に1回程度、いったん出始めると1週間ほどで続けるという程度で収まっている。

花粉の時期に通っている内科で「(蕁麻疹が出たら)いつも飲んでいる花粉症の薬を、飲むように」と言われおり、現在はそれで対処しているような状況だ。

原因が分からないのはなんだかもやもやするが、出てしまった時には、仕方ないな・・・ちょっと休もうと思うようにしている・・・・

お気楽ご気楽をモットーにしているはずなのに、何か目に見えないストレスを感じているんだろうか・・・

蕁麻疹 どんな病気?