私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

バガボンド 第5,6話

2019-10-08 21:35:29 | バガボンド 韓国ドラマ

病院で慰問活動中の武器ロビイストのジェシカの元に追いかけるダルゴン。
ヒットマンを送り込んだにも関わらず、彼が自分の元にまでやって来た事に驚きながらも、誤解があるようだと言いながら、わざと正面玄関から立ち去る彼女。逃げるように立ち去ればやましいところがあるとわざわざ教えているようなものだからということで、どこまでも堂々とすることが武器ロビイストとして生き延びていくための条件らしい。

ダルゴンはヘリにUSBメモリーの動画を提供するように頼むも、「私も出来るだけはやったけれど、これ以上は無理だ。動画を提供したことが分かれば国家情報院を首になり、家族が路頭に迷う」とダルゴンの依頼を拒否。
しかし彼女も悔しい気持ちはダルゴンと一緒だ。先輩の女性をも巻き込んで監査室にあるUSB動画を盗み出そうとするが、動画はウィルスに侵されて再生することもできない状態。
更に盗み出そうとしていることころを監査室室長に見つかってしまう。
監査室がUSBを確保してからウィルスに侵されたということは、内部に裏切り者がいるということだ。それを監査室長に追求するものの軽くあしらわれてしまうヘリ。

結局、辞職覚悟で、ダルゴンに監査室長との会話の録音テープを託し、それを遺族代表が大統領に面会する場公開することにする二人。
(ヒットマンは自分の威信をかけてダルゴンを殺そうとするが、この場合はダルゴンの情熱の方が彼女のプライドに勝ったようだ・・・)
大統領は遺族との面会を数ある行事の中の一つとしてしか考えていないのだが、皆が見ている場では「国民に寄り添う大統領」という姿を演出する大統領。二人は録音テープを公開するのに一番適した場所選択したことで、録音テープの存在は報道され、単純な墜落事故でなく、テロの可能性があると認識されることになる。

国家情報院の院長は大統領に足蹴にされながらも、トラブル処理に首をかけることになる。

ヘリが辞職をかけて公表した録音テープだが、実は監査室長達も陰謀があると疑い、調査を行いたいと考えていたものだったのだ。正攻法では握りつぶされると分かっていた彼らは、ヘスの計画に騙されたふりをして、調査が出来るようにと裏で画策していたのだ。

武器ロビイストのジェシカが「権力のあるものが資金を握り、力を得る」的なことを言っていたが、結局は権力とお金をめぐって大人が大掛かりな騙し合いを繰り広げているということか・・・

****

気絶したふりをしていた際に誰からか何かを指示される副機長の妻。(そのついでにハイヒールまで支給されるのだ)

スペイン語が堪能な彼女は、副機長と電話で会話したのは自分だと言い、結局保釈。それを狙っていたらしい監査室長達は彼女を尾行し逮捕するのだが、その車が交通事故を起こしてしまう。(証人を消したい時に突然現れる大きなトラックという定番の流れ・・・)

一方観光客のフリをして大統領府に入り込み、報道陣もいる前で大統領に録音テープを聞かせることをに成功するダルゴンだが、そのために国家情報院からは危険人物として保護されることに・・・
重要参考人として保護されるのではなく、先方からすれば「いい迷惑だ」ということなので、居心地もそれなり。

しかし、安全が確保されているはずのその場で命を狙われそうになるダルゴン。ヘリの撃った銃弾で命を落とす暗殺者だが、その暗殺者が持っていた携帯の連絡先はなんとヘリの直接の上司であるミン局長だったのだ。
倒れたダルゴンの写真を送り、一旦はミン局長の目を欺くことに成功する二人だが、結局彼は武器ロビイストのジェシカともつながっており、更には副機長の妻に指示までしていたのだ。
(副機長の妻を確保した監査室長達が乗った車が狙われたのは、彼女が履いていたハイヒールにGPSが仕組まれていたからだ)

情報院の院長と一緒にいたミン局長を見つけたヘリは彼に銃口を向けるも結局は取り逃がしてしまう。そしてミン局長は誰かに匿われるのだが・・・

ミン局長がヒットマンとして使っていた男たちは北出身の工作員達。殺されても身元も割れず、更には使い勝手もいい彼らを危険な任務に多用していたのだ。

敵の敵は味方で、味方だと思っていた人が裏切り者なのだ。
偶然町中で殺されたはずの雑誌記者を目にするダルゴン。誰が一番の黒幕なのか・・・・