傷ついたであろうドヒを独りで済州島に残してソウルに帰る事が出来ず、彼女の元に戻り「食事を一緒に」と誘うヘギョン。
食事療法に一家言ある精神科の医師らしく、検索を駆使して店を探すヘギョンに対して「私は勘が働く方」と自信満々にオープンして5日の屋台で食べることを提案するヘギョン。
『「どうして戻ってきたの?」って、なんで俺に尋ねないって思っているでしょ?』などとずけずけした態度のドヒだが、夜中のプールで一人酔っぱらうなど、それなりに心は傷ついているのだ。
ヘギョンが戻ってきてくれた事に感謝の気持ちを表したいドヒは「名前だの職業等は聞かない。プライバシーには踏み込まないから、ソウルに戻ったら食事でも・・・」とヘギョンを誘うも、ヘギョンはタクシーのラジオから流れてきたテ・ジナの演歌を聞きつつ「彼の曲が1位になったら、その日の夜8時に水産市場で会おう」と妙な約束を一方的にして済州島を後にするのだ。
ヘギョンは、自身が運営するクリニックの看護士兼秘書からは「初めて会って、名前も知らない女性になんでそんな変な事を・・・」と呆れられるものの、「僕なりのユーモア」とドヒが断られた事で傷つかないようにと配慮したんだ。と驚くような言葉を返す・・・
なんだか色々面倒くさい拗らせ中年男性らしい・・・・
勤務するオンライン放送局で放送コードギリギリの怪しい番組のプロデューサーであるドヒは社長から人気の精神科医をプログラムを制作するように指令を受ける。
本を出すものの顔は出さず、その声だけで女性たちを虜にするらしい謎の精神科医。
更にネット上には彼がバイクにまたがり、中国語を駆使して怪しい男を颯爽と捕まえる映像が出回っており、「彼が番組に出演すればヒット間違いなし」と見込んでの指令。
ヘギョンはメディアへの露出をコントロールすることで自分自身をプロデュースしているようで、ドヒの勤務するオンライン放送局はその過激さから当然拒否されるレベル。
メールの丁々発止で止まらなくなった二人はお互いに直接会って一言文句を言わずにはいられないレベルになるのだが・・・・
決して1位になるはずのなかったテ・ジナの曲がハッキングされたことによって、ソウルでの再会の条件が整ってしまった2人・・・・
お互いの因縁も知らずに、水産市場で再会するのだ。ラブコメらしく・・・
(シベロムと呼ばれて逆にヒートアップするヘギョン・・・売り言葉に買い言葉でいい言葉も急に逆の意味になったのか?)