ハジンが新天地のアメリカに仕事を求めて渡米してから2年。彼女が一時帰国した際に偶然彼女を見かけるも声を掛けることは出来ないジョンフン。
2年ぶりにニュースキャスターに復帰し、海外で傷ついた子供たちのケアをするボランティア活動に専念していたテウンのインタビューをするジョンフンは、彼からもハジンに連絡を取るように諭されるのだが、決心はつかない。
しかし、最終回なのだから、ここで逡巡している時間はない。別れていた2年間、逢えない時間の中でも愛を忘れなかった二人は結局また偶然に出会い、別れを決めたことを後悔していたことをお互いに伝えあい、そして別れないことを誓い合うのだ。
次回作を決めかねていたハジンから相談を受けたジョンフンは、彼女を手助けするために、候補に挙がっている監督たちの演出作品を詳細に検討するという彼らしい真面目さで彼女を応援し、ハジンはキャンプをしたいと流行りのキャンプ用品と買い込み、家の中でありながらもグランピングを堪能。
二人で過ごす日々を記憶でなく思い出にするために、記憶が心の傷にならないようにいい思い出となるようにと毎日を過ごそうと決める二人・・・
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見始めた当初は、二人の歳の差がちょっと気になったりもしたが、ムン・ガヨンが演じたハジンというキャラクターがどこか危なげでありながらも可愛らしかったし(特に前半部分、ハジンと距離を置こうとするジョンフンにグイグイと近づくあたりの可愛らしさ・・・)更に姉を全力でサポートすることが自分の仕事というキム・スルギが演じたハギョンというキャラクターもサバサバしていて好印象だった。
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すっきり爽快というコメディタッチの作品ではないけれど、私は前半部分のミステリーチックな展開とラブコメを融合させようという展開も結構楽しかった。