私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

さよなら

2008-08-21 22:34:31 | 韓国ドラマ・映画
俳優イ・オン事故死

最後の出演作品となった最強チルウを見ている途中なのに。。。






**(ドラマ以外の思い出といえば)***
去年の秋夕の頃、自分がDJをするラジオ番組にモデル仲間のジフニが電話で出演。
(友人に教えてもらいそのラジオ番組を聴いたのだ)
ジブニと電話が繋がると照れくさそうに急に笑い出したイ・オン。
「モデルの先輩です。男らしい人です。」と自分について後輩のジフニが話しているのをうれしそうに聞いていた。
後輩のジフニを可愛がっていた様子のイ・オン。
「ジフニも親しい人が多いほうじゃないし、僕もそうなので、二人でお酒を飲んだり、ご飯を食べたり、話をしたりします。家が近い仲間は僕達二人だけなので。。。」そんな話をしていたと思う。

「俳優になってイ・オンさんは変わりましたか?」という質問に「更に面白くなりました。」と答えていたジフニ。その面白い姿をもっと沢山ドラマで見たかったのに・・・


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最強チルウ 第17話

2008-08-20 21:41:23 | 韓国ドラマ さ行
自分の実の父親が王であり、殺されたことを知ってしまう幼いチョルソギ。
「ここは危ないから明日発とう」というチルウの言葉に「僕は行かない」というチョルソギ。
「危ないから無理だ」というチルウに、「お父さんが可哀相だ。無念じゃないか」と泣きながら訴えるチョルソギ。王の息子として、無念な死に方をした父の仇を討つ決心をしたのだ。
そんな幼いチョルソギの姿を見ながら、養父の仇を討つと1人戦い、そんなのは無念じゃないですか!」と言いながら亡くなっていった妹の姿を思い出すチルウ。
自分は何も出来ないという苦しい思いに駆られるチルウに「僕のことを守ってくれていることは気がついていたよ。でも気がつかないふりをしていたんだ。」とけなげなチョルソギ。

更に自分は「王になりたいわけじゃない。ただ無念に死んだ父親の仇を討ちたいだけなんだ」となんとも殊勝な言葉を口にするのだ。
うろたえる大人一同に比べ、幼いチョルソギが一番しっかりしている。
自分を守るために、「暫くはソユンと3人で暮らそう」というチルウの言葉に「僕は邪魔だね~」などと大人二人をからかう可愛らしいところもちゃんとあるのだ。

子どもなのに、しっかりしているチョルソギを中心に立ち上がろうとするチルウたち。

***
幼いチョルソギに見せ場があるとは思わなかった。
チルウの養母と養祖母が何も知らないのは、日本の必殺と同じ。

超音波エコー

2008-08-19 22:36:04 | なんということはない日常
午前中は健康診断。
初めて超音波エコーなるものを受ける。
ジェルを塗り、器具をあてられるのは非常にくすぐったい。

体重測定が怖くて、暫く油抜きをしていたのだが、健診後の昼食はそんな事を心配する必要もないので、辛みそ肉うどんをがっつり食べる。

***
エコーというと、連想するのは、「ほらこれが赤ちゃんで・・・」などという妊婦さんが胎児の成長を確認する場面だ。
子どもの成長を見、感動する場面だと思うのだが、同じエコーでも健康診断には感動もない。更に時間との戦いの健康診断の場では映像を見せてくれるなどという余裕もなく、非常に味気ない。これで「○○に問題あり」などという検査結果が出たら。。。。寂しいかぎりだ。

エデンの東 番宣

2008-08-19 22:07:46 | 韓国ドラマ あ行
久しぶりのMBCドラマ出演に「生まれ変わったみたいです」と話すソン・スンホン(宋承憲)。

司会者が夏の香りで共演したジヘちゃんに「ソン・スンホン(宋承憲)さんは変わりましたか?」と質問すると、「急に緊張するな~」と落ち着かない様子。
ジヘちゃんは「少し痩せられて、気さくな感じになられて、男らしくなられて・・・」と非常に可愛らしいしゃべり方で優等生な答え。
そこへすかさずダヘちゃんが「チョアハンダ」と突っ込みを入れているのが面白かった。

「チョアハンダ」
直訳すると好きだという意味だろうが、この場合は「わぁ~格好いい。やるわね~(そんな風に褒められて良かったじゃない!)」という意味だろう・・・多分。
ダヘちゃん さすがいい突っ込みだ。

背広姿を「検事らしいですね」と褒められていたヨン・ジョンフンは「作家の先生が以前父とよく仕事をしていたそうで・・・」と話していたが。さすが二世だ。話すことに余裕がある・・

しかし50話とはやっぱりなんどきいてもボリュームがある。大河ドラマも全部見たことがないのに。見る前から50話という数字にちょっと腰が引ける。





8月のプサン

2008-08-18 21:53:09 | ソン・スンホン(宋承憲)
奥さんの実家がある福岡に帰省していた同僚は、高速船ではなく、博多からカメリア号に乗りプサンに遊びに行ったのだという。
プサンの町はコンパクトなので、短い旅には丁度いいし、カメリア号に乗っている乗客も韓国人ばかりで、非常に不思議な感じの楽しい旅だったらしい。



「トッポキ 独身男(チョンガー)の美味しいプロポーズ」という面白いネーミングのスナック菓子をお土産に貰ったりしたのだが、その際に「プサンの町はソ・スンホンって人のポスター(?)で一杯でしたけれど、韓流スターで今一押しの人なんですか?」と聞かれる。

私がスンホンファンなどということは知らないので、本当になんであの人の写真が沢山あるんだろう?と普通に不思議に思っての質問のようだった。
(彼曰く「うちの奥さんが韓流にはまっちゃって・・・」だそうで、スンホンの名前も奥さんに教えてもらったのだろう。ソン・スンホンでなく、ソ・スンホンというのがなんとなく微笑ましい。興味のない人にとって韓国人俳優の名前は難しいだろう。スン・ソンホンでなく、ソ・スンホンなのだから、十分に合格点だ。)
ポスターで一杯というのは、恐らく国際市場や、PIFF広場にあるショップなどに、大きな広告が何枚も出ていたのだろう。

ドラマもヒットして、更に旬で一押しの俳優になって欲しいものだ。

復讐と愛憎が渦巻く運命でも受け入れろ!とはキャッチフレーズから熱い男だ。

最強チルウ 第16話

2008-08-17 17:25:21 | 韓国ドラマ さ行
チルウは知っていたのだ。フクサンの父親が、自分の剣術の師がキム・ジャソンの命令で自分の父親を殺したことを。。。。
それを知っていながら今まで復讐することもせず、耐えていたチルウ。ただのらりくらりと暮らしてたわけではなかったのだ。(勿論チルウの傷ついた心を癒すのはソユンだ)

そんなチルウの心を知って驚くフクサンの父。「上様~」と自分にチルウ殺害を命じたキム・ジャソンをどれだけ恨もうとももう過去の出来事は消せず。更にチルウが持っていた鉢巻で自分の息子フクサンが生きていることを知るのだ。

チルウたちに追っ手が迫っていることを知ると、自らおとりになって彼らを助けようとするフクサンの父。追っ手としてやって来たフクサンは父親が生きていたことを知り衝撃を受けるのだ。とっさに実の父親を庇うフクサン。

チョルソギを王にしようとするヤンバン@スンググの考えに賛同出来ないチルウ。
「お前に頼みがある」というスンググにはむかうが、「もし私たちが全員死んだら・・・お前は生き延びるんだ。誰も知らないところへ行って、ソユンと暮らすんだ。」ヤンバン@スングクの三つ目の頼みを聞いて言葉もないチルウ。
チルウとヤンバン@スングクではやっぱり生き方が違うのだ。
しかし生き方は違えど、幸せな世界を夢見ていることは同じらしい。

***
幼いチョルソギは自分の立場を知り衝撃を受ける。
そして衝撃を受けた者がもう1人。殺したはずのフクサンの父親が生きていることを知るキム・ジャソン。

(多分こんなやり取りだったと思われる・・・)
養母と養祖母には自分のやっていることを明かしていないチルウ。
何事もなかったように帰ってきたチルウを見て怒る二人に「土地(畑?)を見てきたんだ。安かったよ。」というチルウ。
(安いと言う言葉に過剰反応だ)「どれ位安かったの?」という養母に「500」と答えるチルウ。
その場しのぎの嘘にも関わらず、「安い?一体お父さんの給料がいくらだと思っているの!!!」ちっとも安くはないことを怒られるチルウ。
このあたりのちょっと間抜けな感じは本家必殺と同じだ。



冷麺

2008-08-16 20:33:40 | なんということはない日常
頂き物の冷麺をオリジナルアレンジ。

庭で取れたナスをたっぷり入れて涼しげな夕飯だ。

「押入れがかび臭い!」という母親のために朝からずっと押入れと格闘していたのだ。中のものを全部だし、かび臭い原因の押入れダンスを処分し、押入れ用のすのこを敷き、布団をたたみ・・・(その間、材料などを買いにスーパーを車で往復すること2回)

ちょっと位冷麺を食べすぎても大丈夫だろう。

片付けながら女子レスリングの試合も見る。吉田選手金メダル、伊調選手銀メダルおめでとう。


私たち結婚しました

2008-08-16 20:26:10 | 韓国ドラマ・映画
日曜の夜 私たち結婚しました

私たち結婚しましたというバラエティが面白いらしいというのはきいていたのだが、今まで見る機会はなく。昨日の夜中、掃除をしながら初めて見てみる。


カップル達が結婚したという設定は、日本のバラエティに置き換えるなら、@恋するハニカミだ。あちらがデートならこちらは結婚という感じ。
恋するハニカミはデートをする本人達は登場しないが、こちらはウエディングドレスまで着た本人達が登場して、お互いのビデオを見ながら喧々諤々。

夫婦は喧嘩!というカップルから、結婚はロマンティックというカップルまで色々でなかなか面白い。
見る前は、可愛いカップルを演じているらしいシンファのアンディを見たかったのだが、見始めたら結婚はロマンティックだ!というアレックスのカップルが非常に新鮮。他人がロマンティックにうっとりしているのは、なかなか見る機会がない。
ものめずらしくなり、思わず掃除の手が止まる場面も多し。

妻1人のために甘い歌声を聞かせるのだ。誰だってうっとりするだろう。
私が見たのは、多分1回目だが、その後もずっとロマンティックは止まらないらしい。





可愛いカップルも残しておこう。




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夜になれば 第15話

2008-08-15 21:05:22 | 韓国ドラマ や行
「父親を私が殺したと疑っているのか?お前のところの班長はどうなんだ?」
会長が黒幕だと思っていたのに、その会長から急に自分が所属する文化財チームの班長(若い方の班長でなく、父親がいなくなった自分達姉弟の親代わりになってくれた班長の方だ。。。)を疑うような言葉をかけられて、混乱するチョヒ。
ボムサンから弟が義賊ホン・ギルドンだと聞いただけでもショックなのに、父親代わりだと思っていた班長を疑わなくてはいけない言葉を聞き、ショックで倒れてしまうチョヒ。
(勿論看病するのはボムサンだ。分かり易い)

ドラマ途中からすっかりキャラクターが変わってしまったボムサン。
チョヒに好意を寄せる班長にも逃げずに自分の心を伝え、弟を思うチョヒを心配し。。。

急に疑わしい人物となった班長だが、あの会長と連絡を取り合うなど、
急に動きも怪しくなってきた。
取引まで始まっているではないか。(取引の意図はどこに?)
勿論会長の方が何倍も上手なので、騙されるのだが、そこに助けにやってくるボムサン。
(いつのまにかこんなにも頼れる正義の味方になっているとは・・・)

あと少しで最終回なので、話もちょっと謎解きの方向に向かってきた様子。
チョヒとボムサンと班長の三角関係も盛り上がりそうで、結局不発な感じ。
「遅かったかもしれないけれど、君の事が好きだ。」などとチョヒに今更のように言っても、当のチョヒが「もう班長と一緒でも気まずくないです。気楽にいられます。」などと言っているのだから、もう脈なしだ。
本筋とは関係なく進む、勘違いなお嬢様ジュヒョンとのやり取りの方がよっぽど面白かったりする。

エデンの東 HP ②

2008-08-14 22:10:11 | 韓国ドラマ あ行
イ・ヨニが演じるヨンランの紹介

父親がボディガードにとヨンランにドンチョルを連れてきた。
最初にドンチョルを見た時、温かい人だと思った。
一緒にいたら、一日中話をしていたくなる人。
甘えて抱きしめて欲しい人。
ヨンランにとって、ドンチョルはそんな人だった。

そんなイ・ドンチョルを愛するが、彼を手に入れるまで、四回以上も死のトンネルを通過しなければならない。

***
四回以上も死のトンネル?
私の訳がへぼへぼだからいけないのか、それともそれぐらい彼を手に入れるのは大変ということか?

ボディーガードと恋に落ちるというのは、韓国ドラマの定番。
嵐のような野生馬も、恋する女子には暖かい優しい人か。

***
こんな風に訳さなくても、放送が始まれば登場人物紹介は色々なサイトに上がるだろう。まぁ こんな風に訳せば、なんだか妙に沢山いる登場人物も覚えられるだろう。訳すとなれば、知らない単語も素通りするわけには行かないし。

ウンソグルプリダ→甘える、駄々をこねる。(私には縁のない単語だ)


多分貴重な体験 ④

2008-08-14 22:00:28 | なんということはない日常
もぎ裁判に参加した体験記

  


の続き


参加する前に非常に気になったのは「誰が被告役をやるのか?誰が証人役をやるのか?」ということだった。

「恐らく売れていない俳優さんたちがやるのだろう」と勝手に想像したのは、裁判所から「よかったら見てください」と渡されたさいばんいん制度広報用映画2本のせいだ。

@評議@裁判員というそのまんまのタイトルのついた2本の映画は、評議の主役が中村俊介、裁判員の主役が村上弘明と結構力の入ったもの。脇役の人も、旬な人とはいえなくても、みなそれなりに名前の売れた人たちだ。

そのイメージも強かったので、きっと俳優さんがやるに違いないと思っていたのだが、当日「被告をやっていらっしゃる方は?」と質問すると「彼は裁判官、彼は検察の・・・」などという答えが返ってきた。
犯行当時の細かい設定などが必要になるので、身内の中から適任者を選ぶ方法を選択したと思われる。

「証人はちょっと声が小さいですね。もっと大きな声でしゃべってください」
などと注意されていたのは、多分自分の役の名前を忘れてしまったのでは?と思われる。
犯行当時の細かい設定や、人間関係など、ちょっとした言葉のいい間違いや勘違いから裁判が全然違う方向に進んだりする可能性もあるのだから、大変だったと思われる。

***
休憩中に「証人役の人はどうでしたか?」という話になる。
証人役の人は自分の出番が終わると、傍聴席に座り、その後の被告人の話をリラックスして聞いたりしていた。
実は、被告人の話より、そちらのほうが気になったりしたのだ。

実際の裁判の際には、証人が傍聴席で被告人の話を聞くという場面はないそうだ。
模擬裁判ゆえの珍しい場面だったらしい。

エデンの東 HP

2008-08-13 22:18:11 | 韓国ドラマ あ行
夜になればのVODを見ようとして、ドラマサイトがオープンしたのを知る。
キム・ソナのドラマの後がこのエデンの東だ。

ソン・スンホン(宋承憲)演じる イ・ドンチョルの紹介

***
嵐のような火のような気性の野生馬は、父を殺したシン・テファン(チョ・ミンギ)を幼い頃から憎み立ち向かってきたが、シン・テファンにより、少年院へ送り込まれ、暗い世界へ足を踏み入れることになる。

カジノの大富豪の右腕として頭角を現し、アジアを仲介するマフィアとして成長しながら、シン・テファンと同等に対立する。
弟ドンウク(ヨン・ジョンフン)を自分の命よりも愛する。
***

道理で白いシャツ姿の写真が多かったはずだ。
カジノとは聞いていたが、もう少し背広の似合う役柄だと思っていたのだ。
しかし「嵐のような火のような気性の野生馬」とは。。。一体どれだけ気性が荒いのか。

いつもは、ドラマそのものを見るだけで精一杯で人物紹介など見たことがないのだが、今回はちょっと気合を入れて頑張ってみよう。

早速、敵対だの血縁だの血筋だの・・・普段あまり見かけない単語も覚える。


仕事だぜ

2008-08-12 22:10:14 | なんということはない日常
仕事帰りの電車の中に、「お盆も仕事だぜ!」という中吊り広告。
(仕事人シリーズのパチンコ台があるらしい)

お盆中も仕事ゆえ、普段なら気にしない中吊り広告も妙に身近に感じられる。
先日もぎ裁判に3日間参加したのだが、その3日間は夏休みを使っての参加だったのだ。もぎ裁判に参加するとわずかだが協力費が支給される。当初は、特別休暇を付与しましょうか?と前向きだった会社も、「お金がもらえるなら・・・」と急にトーンダウン。もう面倒くさかったので、夏休みをそれに当てることにしたのだ。ただ他の参加者は全員特別休暇扱いだったらしい。「夏休みです。」と小さく報告すると、裁判官の人は「おお 申し訳ないですね~」などとちょっとだけ同情してくれたようだった。


お盆休みに出勤していいことは、通勤電車が空いていることぐらいだろうか。
お昼に食べに行っても、開いているお店が少ないので、逆に開いているお店は混雑していたりするのだ。。。

いつもは6人いるチームメンバーも、今日は2人のみ。

***
本当のさいばんいん制度の際の取り扱いは、各企業の裁量らしい。大手企業では特別休暇制度を早々に制定したところもあるらしい。


必殺!III 裏か表か

松竹ホームビデオ

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多分貴重な体験 ③

2008-08-12 21:57:01 | なんということはない日常
もぎ裁判に参加した体験記

  の続き

もぎ裁判をやる最大の目的は「分かり易い裁判を目指すには?」ということらしく、最終日には「何か難しい用語はありませんでしたか?」とか「何か分かりにくかったことは?」などとかなり細かく質問される。


「難しい用語はありませんでしたか?ボウチンの中で分かりづらい言葉はありませんでしたか?」

まずその質問の中にある、ボウチンから分からないのだからちょっと笑ってしまったが、(ボウチン?とは「冒頭陳述」の略語らしかった。)
非常に気を遣っているのはよく分かる冒頭陳述で、ボウチン以外には用語で分からないということもなかった。

「弁護士さんの質問内容がよく分からなかった・・・」
さいばんいん6人の一致した意見だ。
反対質問(尋問)とでもいうのか、質問の意図するところが非常に分かりづらく、「結局何を聞きたかったんでしょうね?」と控え室に戻ってから皆で首をかしげてしまったりしたので、正直に報告する。

「何を聞きたいのか、最初に言ってください」と私たちとしては、もっともなお願いをしたつもりだったのだが、弁護士さんたち苦笑。
「何を聞きたいか、最初に言ってしまったら、手の内を明かすことになります。反対尋問になりません。あの反対尋問とかの説明を最初に受けたりしなかったんですか?」

ここで法廷内がやや騒がしくなる。
「専門知識のない人に、説明しても混乱するだけですよ。」
「でも、分かりづらいなどといわれても・・・」
「分かり易くするために、色々気遣わないと・・・」
「でも・・・」

さいばんいん6人はすっかり置いてきぼりにされ、プロ同士で色々考えがぶつかるところがあるようだった。