屋根部屋の皇太子 第6,7話

ホームショッピング会社に勤務することになるイ・ガク達４人に現代社会での必要な飲み会での作法（？）を教えるパク・カ。
臣下３名はイ・ガクその他３名のため、会社員としての修業にすぐ入るのだが、携帯電話など最新機器は使いこなすものの、妙な勘違いによりなかなか現代人にはなれず。しかし、三人の試験が０点と聞いても動じないのはイ・ガクの偉いところ。殺人事件の謎を解くために特殊な能力を持つ三人を直接スカウトしたのだ。そのうち彼らのいいところが分かりますと余裕がある。
そして「コネ入社などと言われるな！」と注意されて奮起した三人は、社員全員の顔を覚え朝の挨拶に臨むのだ。なかなかツボを心得ている臣下三人だ。

孫テヨンとして秘書と一緒に会社のことを学ぶことになったイ・ガク。
そんなイ・ガクに、デートには何をしたいかと聞かれ、てっきり自分のことかと思うパク・カだが、妻の殺人事件の犯人を捜したいイ・ガクにとって、まず近づきたい相手は亡くなった妻にそっくりのセナに決まっている。そんなセナが母の交通事故を見て見ぬふりをしたことで、セナが自分を見捨てたことをすべて思い出したパク・カ。
何も知らないパク・カはかなり傷つくがそこは育ちのいい皇太子イ・ガク。

バナナ牛乳とイチゴ牛乳を両手に持ち、彼女がなぜ怒っているのかキチンと確認しようとするのだ。
そして彼女が９歳前の記憶を思い出したことを知ると「これからはいい思い出だけを作るんだ」と優しくいい、彼女が持っている写真を手掛かりに彼女の過去を一緒に探ろうと春川の写真館を訪れるのだ。
しかし写真にさらに秘密あり。
香港から来たホームショッピング会社の大株主チャン会長は、実の娘セナを手放した後、結婚した際にも娘を産んでおり、その娘がなんとパク・カ。
パク・カの父親とセナの育ての母が再婚し、セナとパク・カは血の繋がった姉妹でありながら、義理の姉妹で育ったらしいという、非常にややこしい、ありえない人間関係になっているのだ。

セナがこっそり付き合っている本部長は株を手に入れるべく、大株主のチャン会長に取り入ろうとしており、実の娘であるセナはチャン会長に勿論気に入られるのだ。
何も知らないセナは、チャン会長が探しているもう一人の娘がパク・カだと知り、なんとか二人にその事実を知られないように右往左往するのだ。

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イ・ガクは妻が何もかも忘れて現代に生まれ変わったと思っており、彼女が生まれ変わった現代社会に自分がやってきたのには何か意味があると思っているのだ。
さらに自分にそっくりのテヨンが行方不明になっていることを解決できれば、すべての謎が解決できるというストーリーにそってなんとか謎を解明しようとするイ・ガク。

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過去でも現代でも姉と妹の仲が一つのカギになっているらしい。
そんな秘密も気になるが、臣下三人と皇太子イ・ガクがちゃくちゃくと現代に順応している姿を見るだけでも結構楽しいドラマだ。

スギ花粉皮膚炎 遅延型アレルギー

スギ花粉症なのだが、タリオンという薬を一日１錠ずつ飲んでいるだけで特に症状に苦しむことなくスギ花粉の時期を過ごすことが出来た。
１０数年前不成功に終わったものの、減感作治療を受けたせいもあるのだろう。「タリオンを１日１錠飲むだけで過ごせるなら、症状は軽い方」という医師の言葉通り、花粉症であることを思い出すこともない毎日が続いていたのだが、スギ花粉も落ち着いてきたはずの２週間ほど前、急に目が痒くなってきた。

「もし、目が痒くなったら使うように」と言われていた目薬を使い様子をみていたのだが、今度は瞼がどんどん赤くなってきた。
目薬のおかげで目の痒みは収まったものの、今は目の周りの方が痒い。

仕方なしに眼科に行くと「これは正式にはスギ花粉皮膚炎と言って、遅延型のアレルギーです」告げられる。
普通の花粉症は、花粉と症状が直結なのだが、花粉による皮膚の痒みは、遅延型を取り、痒みが出るのにタイムラグがあるんだという。

「だから、あなたの目はもうほとんど花粉症の症状は出ていないんだけれど、目の周りの皮膚には症状が残っているんだよね～」
という先生は、遅延型の説明もしてくれた。

実は、私はハウスダストのアレルギーもあるのだが、ハウスダストでも遅延型なのだ。
アレルギーテストをした際に、すぐに反応せず、２４時間後にテストした場所が赤くなって大変だったことがあるのだ。

スギにも遅延型があるのか、とがっかりするのと同時に、帰りの会計が７千円もしたのにもびっくりしてしまった。
「スギだけじゃなくて、ヒノキもあるかもしれないから、血液検査ね」と検査をしたせいらしい。
遅延型のせいだ・・・とややがっかりするとともに、今度は会計の前に血液検査はやや高めというのを教えてもらえたらと思った。

一万円札が財布に入っていてよかった。。。。

今日のスンホン ネイバー記事検索より・・・・

ファンの間ではずっと話題になっているスンホンの新作ドラマの話題。

この記事によると、チャン・ドンゴンが１２年ぶりのドラマ復帰作として選んだ＠紳士の品格というドラマと同じ日に放送開始がらしい。
ただし、放送局が公式発表したわけでなく、「ある放送関係者によると・・・」という話なので、どの程度信憑性がある話なのかは、このニュースからだけではわからず。
感覚的には、芸能ニュースは７掛けとか６掛け位で考えるのがいいのではないかと思うが、あくまでも私の感覚なので、あてにならない。

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チャン・ドンゴンが12年ぶりに出演するドラマは中年男性4人組の話（韓国的には花中年*ステキな中年男性という意味だろうか？）の話らしい。
放送局としては、テーマがかぶらないように、結果的に視聴率が取れるようにと、話題作りや戦略など、放送直前までいろいろ駆け引きがあるのだろう。

チャン・ドンゴンが主人公だったイブのすべては、韓国ドラマに慣れていない頃に見たので、すべてが珍しく「何で？何で？」の連続だったような気がする。
今となってはそれも懐かしい思い出だ。

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今日のスンホン ネイバー記事検索より・・・・

正確には土曜日の午後の記事。

秋の童話で人気になったスンホンとソン・ヘギョがドラマの宣伝で中華圏を訪れた際の写真で、ソン・ヘギョのそのふっくらとした初々しい姿が「本当にソン・ヘギョ？」と話題になっているという記事。若い時にふっくらしているのは特別に珍しいことでもないと思う。私自身はふっくらしている姿そのものより、「ソンソンカップル！！」として人気を集めた二人という記述や、ローファーム時代のスンホンの髪型の方が気になったりした。

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ハッピー缶がアタッタ！！

コカ・コーラの自動販売機は今年５０周年を迎えるとのことで、その名も「ハッピー缶がアタル」という自動販売機限定キャンペーンをやっているらしい。


今日の午後、父の車いすを押しながら自宅そばを散歩している最中に、のどが渇き何気なく自動販売機で飲み物を買ったら・・・・・

そのハッピー缶が出てきた。


キャンペーンをやっていることも知らなかったのに・・・あくまで確率の問題なんだろうが、それでも当たればうれしい。

アタリ（ヘッドホン）と書いてあるシールが貼ってあり、そのシールをはがすと貯金箱としても使えると書いてある。
缶の中に入っているヘッドホーンを取り出した後も、缶を捨てずに、貯金箱としてお使いくださいということらしい。
確かにせっかく当たったハッピー缶を簡単に捨ててしまうのは惜しい。

ヘッドホーンは２種類あるようなのだが、缶を開けるのが惜しく、どんなヘッドホーンが入っているのか、まだ確認していない。

シンファ 10集 The Return

シンファの10集　The Return

１曲目のOn the Roadはヘソンのボーカルがいつにもまして耳に残る。

３曲目のVenusはシンファらしさとともに、さらに大人な感じに進化している雰囲気が感じられる。

落ち着いた雰囲気もあり、それでいてメロディにもリズムにもパワーが感じられる。
待っていたかいがあるアルバムだ。

立派なブックレットがついており、それに各メンバーのコメントあり。
このコメントも６人それぞれの個性が表れていて面白い。
エリックの文章にはシンファカンパニーの代表らしく、○○代表、○○先生、○○社長等々　関係各所への感謝と挨拶が書かれている。
皆が割と長めの文章を書いている中で、ヘソンは非常に短い文章だ。
１４年間信じて待っていてくれたファンに感謝し、兄弟よりも身近なメンバーにそして愛してくれている家族に感謝を伝えたいと書いているヘソン。
シン・ヘソンである前にシンファのメンバーであるヘソンは、何よりも大事で自慢出来るシンファという二文字を最後まで守るという。
ヘソンのシンファ愛が短い文章の中に溢れている。

	10集　The Return
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毒蛇フェイスマスク

金曜日の夜、７時過ぎに仕事が終わったので、会社帰りに新大久保へ立ち寄る。

雨の金曜日だからなのか、人出は若干少なめ。ただ相変わらず店舗の新陳代謝は激しく、化粧品を扱う店が益々増えているような気がする。

「新大久保一激安　パックが１２枚３００円」というお店で、300円分のパックと毒蛇フェイスマスク30枚入り880円を購入。



毒蛇フェイスマスクは、一枚ずつでなく、30枚が一緒に入っており、チャックをキチンと閉めるようになっているタイプ。
毒蛇の隣には、カタツムリクリームの同じタイプのものも売っていたが、効き目がありそうな毒蛇タイプを購入。

確か、去年の7月に新大久保に行った時は、美容院の片隅に毒蛇クリームがそっと置かれていたと思うのだが、店頭に堂々と並べられている毒蛇パック。
美容の世界の流行も激しく移り変わっている様子。

ドンキホーテでCDも買ったのだが、袋がすっかり新大久保仕様だ。

ドンキホーテは店の看板もカタカナとハングルの併記だったし、パックを購入した店も1200円程度しか購入しなかったのに、必ずおまけをくれる韓国の化粧品屋さん同様、パック2枚と韓国のりのおまけがついてきた。この街は一体どこまで行ってしまうんだろうか？

赤道の男 第6,7話

ソウルに出てきて、視覚障がい者用の訓練施設に通い始めるソヌ。
そこで本の録音ボランティアをしているジウォンと再会するソヌ。彼の目が見えないことにショックを受けるジウォンだが、プサンで自分の変わりに自動車の窓ガラスを割ってくれたソヌはジウォンにとって大切な人だ。当時のことは口にせずボランティアとして優しくソヌに接し、だんだんと打ち解ける二人。

ジャンイルは二人の中に焦りつつ、しかし二人の仲など気づかないふりをして、さらに父親がジウォンに別れるようにと忠告（いや脅しだろうか）しているとも知らずにどんどんジウォンに近づくのだ。
「俺のためにだけ弾いてくれ」というギターのプレゼントもソヌに親しみを感じているジウォンにはやや重荷になるのみ。

本当は目が見えているのでは？とソヌを疑うジャンイル。
目が見えているかのように思える時もあれば、そうでないときもある、素顔を見せないソヌ。

そんな二人の思惑とは別に、会長の恋人を愛し、そして会長にはめられた会長の後輩が、アメリカからソヌを迎えにやってきているではないか。


オム・テウンの盲目演技　鬼気迫るものあり。ジウォンが吹き込んでくれた朗読のテープを聴きながらうっとりする姿さえも、静かな復讐の思いが感じられて怖い。）
見えていないが故、全神経が非常に研ぎ澄まされている感じで（目の動かし方も非常にリアルな感じで、ちょっとオーバーじゃないかと思える位）もしかしたら見えているのに、俺を陥れるために見えないふりをしているんじゃないだろうかと、ソヌを恐れるジャンイルが疑いたくなる気持ちも分かる。

最近の韓国土産

ソウル出張していた部長が「韓国土産だよ」と言って、パッケージにKARAのク・ハラ写真が沢山使われているお菓子を買ってきてくれたらしい。
ドラマ＠シティハンターとお菓子のコラボレーション商品だ。
「KARAがパッケージに使われているなら、男性社員にもウケるだろう」と思って買ってきてくれたらしいのだが、パッケージに思いのほかコストがかかっているからなのか、数がやや足りなかったらしい。
行き渡らないなら、逆に個数が少なくて済む部署に配ろうということになったらしく、春の人事異動で上長と私の二人だけになった部屋にお菓子が回ってきた。さらに４月に異動になった上長が少女時代のファンだということで、韓国繋がりの意味もあって、お菓子が回ってきたらしい。

テレビで「少女時代の○○ちゃんが好き」という男性タレントを見たことはあるが、実際に少女時代９人の名前が全部言える男性を見たのは初めてである。
少女時代が９人グループということしか知らないので、なんとか話をつなげようと「KARAならなんとなく分かります」と言うと、「KARAと少女時代は違うから・・・」とあっさり話が終わってしまった。
K-POPというくくりで一緒ではあっても、グループが違うからということらしい。

そういうこだわりがあるようなので、ク・ハラのパッケージのお菓子は私が美味しく頂くことにした。

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しかしお土産というのは面白いものだ。
シティハンターの女性主人公はク・ハラではないのに、パッケージだけ見たらどうみても彼女が主人公だ。きっとこの方が売上にも繋がるとの判断なんだろう。

「ク・ハラってドラマの主人公もやっているんだ」という話になっているようだったので、韓国ドラマ好きとしては一応違うということを指摘したいと思ったのだが、誰もそんなことに興味はないようだった。
少女時代ファンの上長も「K-POP好きだが、韓国ドラマはあんまり・・・・」ということらしく、あんまり興味がないようだった。

私のどうでもいい韓国ドラマ薀蓄の出番はなかった。。。。やや残念である。

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今日のスンホン facebookより

スンホンのfacebook

俳優の活動の中ではなかなか見せることの出来ない姿を見せたくてfacebookを立ち上げたというスンホンの挨拶。
こんな風に動画での挨拶が気軽に見られるのはうれしい。
ファンクラブとかだと、もっと密度の濃いものが求められるのかもしれないが、私にはこの位の距離感が丁度いい感じがする。

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本屋大賞 舟を編む そして ジュノサイド

本屋大賞、三浦しをんさん「舟を編む」に(読売新聞) - goo ニュース

去年の秋、神保町の小さい会場で著者のトークショーを見たこともあり、この本にはとても親近感を感じる。

映画や本の事をいろいろブログに書いてはいるが、好みがあるものなので、私がブログを書いていることを知らない身近な人には本を薦めたりしないのだが、この本は誰が読んでも面白く感じる部分があると思うので、機会があったらお奨めしたい一冊だった。そんな本の受賞は私もうれしく感じる。

以前目にした情報誌では、ジェノサイドが有力だったと書いてあったような気がするのだが、ジェノサイドは２位。
エンターテイメント性から見ると、こちらの本の方が一押しとなるんだろうが、穏やかな感じでお奨めするならやっぱり舟を編むの方なんだろう。


翻訳ミステリーも好きなので、明日の昼休みには本屋に立ち寄り、フェルディナント・フォン・シーラッハ の犯罪を購入したい。
（私の勝手な思い込みかもしれないが、出版社が東京創元社というのが、いかにも本屋大賞らしい
通好みな感じがする）

	犯罪
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	東京創元社

ビースト・ストーカー/証人

ある事件を追っている際に少女を死なせてしまった刑事のニコラス・チャン。
妻のために失明しそうな目でありながら、どんな仕事でも請け負う殺し屋のニック・チョン。
そして刑事が死なせてしまった少女の母親。

死なせてしまった少女の姉妹が犯罪をもみ消すために拉致されたことを知り、少女を助けるべく執拗に犯人を追いかける刑事。

自分の身体は顧みず、とにかく金を手に入れるために、妻の治療のためだけに、仕事を次々と請け負う殺し屋。一度犯罪に手を染めてしまったら最後、仕事を発注する奴らは骨の髄まで男を使い倒そうとする。仕事を放棄しない殺し屋もねちっこいが、仕事を発注する男たちもとにかく罪を逃れようとするその執念深さは非常にねちっこい。

この二人の男たちの話に少女の母親の話が加わり、一つの事件に三人の人生が関わりあって絡まりながら進んでいくのだ。
男たちの追跡劇は終わることなく、これでもかと続いていくのだが、刑事、殺し屋、そして娘を殺された女性の話も同じような比重で語られていく。
誰の目線で見ても話に奥行はあるのだが、後半、逆に誰の目線に立って物語を楽しめばいいのか、若干ぶれるのも気になる。もっと観客の想像に任せる部分があってもよかったかもしれない。

私は刑事目線で楽しむ。

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昨年公開された「密告・者」と対として語られることも多いらしいが、ストーリーは全く別物。

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皇居そばの桜

昼時だと、ランニングする人の方が多いような気がする皇居のまわりだが、今日は散策する人多し。

大手門そばの桜




平川門そばの桜

日本人と桜

韓国語を教えてくれているSさんが「日本の国花は桜なんでしょうか？」と言う。
ニュースで桜の開花予報をやったりするのでそんな風に思ったらしい。
国花が何かなどということは考えたこともなかった。
「皇室の紋章は菊だけれど・・・菊が国花がどうかは・・・・でも、日本人の心の花は桜でしょうね。」とあいまいに答えてみた。
日本人なら、春のこの時期、桜を見られることを大事に思っているし、あの時、あの場所で見た桜が綺麗だったという思い出は誰しもが持っているもの。
そうだ！！「私と桜」というタイトルでなら、短い思い出話やスピーチが出来ると思う。それ位桜についてはみなが様々な思い出を持っているはずだ。

そんな桜に対する熱い思いを知っている限りの韓国語の単語を並べてSさんに訴えてみたが、どこまでSさんに伝わったかはわからない。
「私も日本に長く住んでいるので、日本の人が桜に対して特別な思いを持っているのはわかっているつもりです。でもそれを韓国人にうまく伝えられなくて・・・・」

それは分かる。
私も桜は心の花、という説明位しか思いつかない。


そういえば、以前Ｈさんとも同じような話をしたことを思い出した。あの時もＨさんにうまく説明できずにもどかしかったのだ。

屋根部屋の皇太子 第５話

「孫のテヨンです」というイ・ガクの言葉に衝撃を受ける本部長。
「こういうことははっきりしておいた方が・・・」と検査を受けることを勧める本部長だが、テヨンの携帯電話をイ・ガクがもっていたため、検査の必要もなくなったと会長は大喜びだ。

携帯のメールを調べればニューヨークで何があったか分かるという展開に、ニューヨークでテヨンとあったことを隠している本部長は危機一髪だ。テヨンの携帯をこっそり取り上げるも、セナのマンションでおもわずセナの母親が持ってきた紙袋の携帯を隠してしまい、かえって窮地に陥ることに。セナも、会長にも本部長にも母親はイギリスで大学教授だと嘘をついており、パク・カのことも隠しているのだ。どうして二人ともすぐにばれるような嘘をついて、幸せを手に入れようとするのか・・・・

皇太子イ・ガクが孫だと言い出したことで寂しさを隠せないパク・カだが、屋根部屋を守り、さらにはパク・カを守りたい皇太子イ・ガク。
郷に入れば郷に従えと臣下三人に髪を切って現代社会に溶け込むことを命令し、自分も髪を切ることを祖母に約束し、屋根部屋の修理を始めるのだ。
過去から来た４人にとっては髪を切ることは一大事。最後の記念写真を撮りたいという４人の申し出をお別れの挨拶と誤解するパク・カだが、そんな彼女が乗り込んだバスを全速力で追いかける皇太子イ・ガク。

孫になったことで手に入れたお金で屋根部屋を修理し、辛いときの彼女が眺めていた南の島の写真にそっくりな看板を通常の２倍のお金を出しても彼女の屋根部屋に設置しようとしたりと、この皇太子なかなかお金の使い方のポイントを押さえている。
さらに臣下三人に自分の妻が殺された事件を追いかけている最中に、自分とそっくりの人間がいる世界に飛び込むことになったことには関係があるに決まっている。きっとその謎を解けば、妻を殺した犯人が分かるはずと、ありえない現実の中にも前向きに問題解決に立ち向かおうとしているではないか。
しかし、妻が殺された際には消えてしまった蝶の刺繍が何故元に戻っていたのか？さらには本部長が海に投げ込んだはずのテヨンの携帯がなぜ２年後のソウルにあるのか？などとありえない謎も多し。

臣下三人は、現代に来てもこれだけは欠かせないと亡くなった母親の法事を夜中にこっそりやってみたりと、４人の現代への溶け込み方だけ見ても、なかなか楽しいコメディになっている。

イ・ガクを演じるユチョンは写真で見るよりも動いている方が非常にチャーミングな若者だ。
彼のような息子がいたらいいのに、とついつい思ってしまう位チャーミングである。
（チャーミングなんて言い方は古臭いだろうか？でもエア息子には格好いいという単語より、チャーミングという単語の方がしっくりくるような気がする。）