ボニータホテルの自分の部屋から階下に落ち、救急車で病院に運ばれるジヌ。
ヒジュの妹の説明によれば「落ちる際に階段にぶつかりながら落ちたため、手と脚の骨折だけで済んだ」ということなのだが、ジヌは自分の身体に切りつけられた痕がない事が理解できない。更にゲームに必要なコンタクトレンズも装着せずにいたのに、公園で亡くなったはずのヒョンソクが自分を狙って斬りつけてきたのだ。
亡くなったヒョンソクの父親もジヌの元に駆け付けてくる。ビジネスの際に自分の息子を「裏切者」として追い出し、ジヌと一緒にビジネスをやり続けることを選んだヒョンソクの父。ジヌを信じてはいるものの、第三者として冷静に見れば、ジヌは「仲違いした元ビジネスパートナーを殺し、自分も自殺しようとした」と思うのが普通だ。
病室にも刀をもって現れるヒョンソクの姿を見て、逃げるしかないジヌ。追いかけてくるヒョンソクから逃げるうちに、ゲームを作ったヒジュの弟も誰からか逃げているのでは。。。と思うようになるジヌ。
ジヌを心配するヒジュだが、離婚に向けて手続き中の現在の妻からの嫌がらせで結局ホテルに戻ることに。そんな中、手と足を骨折しているジヌが自ら運転してホテルに戻ってくる。ホテルの部屋に置いたままのスマートレンズを装着してヒョンソクと再び対決をしようということらしい。
事情がわからないヒジュは心配して声を荒げるも、ジヌも事情がわからないのは同じだ。亡くなったはずのヒョンソクはとにかく雷雨とギターの音と共に自分の元にやってきて、剣を振りかざし自分に向かってくるのだから・・・
ギターを奏でるヒジュを見たカフェに無理やり入り込み、現在のレベルで手にすることが可能な武器を手にし、再びヒョンソクを殺めることになるジヌ。殺すのも嫌だが、殺されるのも嫌だ・・・ということで終わりのない決闘はずっと続くのだ。
結局睡眠薬を投与され眠り続けることになるジヌ。(眠っている間はヒョンソクは彼の元を訪れることはないということらしい・・・)それを見守るのは勿論ヒジュだ。一時も彼の元を離れないヒジュを心配してやって来たヒジュの友人から、彼女が誕生日だと聞き、彼女を休ませようとするジヌ。しかし睡眠薬無しでは一時も安心できないのだ。結局秘書と一緒に汽車でグラナダを発ち、バルセロナに向かうことにするジヌ・・・・
「レベルが上がる」とか、「レベルが低いので、武器が手に入らない」とか、ゲームをしない私には、ドキドキ感がいまひとつわからないのだが、グラナダの街のクラシックな雰囲気は伝わってくる。
しかし、スペインバージョンは終わり、舞台は韓国に移ってしまうようで、やや残念。。。。