私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

あなたの名前を呼べたなら

2019-08-17 21:12:25 | 映画鑑賞

夫が結婚4か月で亡くなったことで19歳で未亡人となった女性は、ムンバイで建設会社の御曹司の家で住み込みのメイドの仕事をしている。

未亡人でありながら田舎の村から出られた事を、稼ぎで妹を高校に通わせられることを喜ぶ彼女だが、村の風習で再婚も出来ず、村から出られたのはただの口減らしのため。それでもファッションデザイナーになる夢を持ち、挙式直前の結婚破棄となった御曹司を気遣い世話をする彼女。

厳然たる格差があるなかで、少しずつ心を通わせていく二人の姿が自然だ。

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出来る範囲でささやかな夢をかなえようとする彼女の思いを、自然に受け入れ理解しようとする男性。

格差があることに対して声高に反対を唱えるのではなくとも、出来る範囲で自由に生きようとする彼女の切ない気持ちが伝わってくる。

自分の道を歩もうとする彼女が出した勇気を見て、自分も前向きな気持ちになる。現代のクリシュナと牛飼いの妻ラーダの物語に少しでも明るい未来があればいい・・・

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華やかなサリーの数々に目を奪われる。

 

映画『あなたの名前を呼べたなら』予告編


みんなのミュシャ

2019-08-16 18:57:12 | なんということはない日常


 

追記

テニス選手のイワン・レンドルがミュシャのコレクターだと聞いたことが、ミュシャの事をキチンと認識するきっかけだったと思う。

(今でもミュシャのポスターを見ると一緒に彼のテニスを思い出す。)

しなやかな線と威風堂々な雰囲気が同時に感じられて、さらにお洒落。数々のポスターに見とれながらも、スケッチの数々に驚く。

 


医師ヨハン 第7,8話

2019-08-15 21:25:37 | 韓国ドラマ あ行

ヨハンの診療記録を見て彼が無痛症であることに気づき、ショックを受けるシヨン。
そんな彼女の様子を見ながら、秘密を守れるかと彼女に問うヨハン。
痛みを何も感じないということは、自身の病気の兆候を何も感じることが出来ないということ。それゆえ、患者は短命であることを運命づけられているのだが、ヨハンは医師でありながらそんな病に侵されているということだ。

症例を見ながら病院で夜を明かしたシヨンは、同僚である研修医のイからヨハンが病欠だと聞くと、カンファレンスにも参加せずに彼の家に向かうのだ。

「定期健康診断に行くために休んだだけだ」という彼の言葉に安心するも、ミニマリストのように何もないその部屋に驚くシヨンに、自分の健康状態を日々チェックするための器具がすべてそろった自分の家を見せるヨハン。
眠っている間に何か重篤な状況になってもそれさえも気づかない状況なのだ。それを回避するために各部屋に監視カメラを設置している彼の住居。

刑務所に収監されている間も、一日も欠かさず血圧などの検査をしていたのはそのためだったのだ。
内臓疾患だけでなく、感染症にかかっても症状を気づかない状況になるヨハンがなぜ劣悪な状況で3年間も過ごすことが出来たのかと、心配するシヨンに、「患者に向き合う医師が明日の自分の状況も分からないようでは医師として失格だ。今、この病気であることが分かってしまうと自分は医師としての終わりだ」と自分の状況を包み隠さず彼女に話すヨハン。

そんな中、シヨン達が勤務する診療科に1年近く体のだるさを感じていた患者がやってくる。
高熱と咳の症状が激しい彼と一緒のバスでやってきた患者たちも同じような症状を発症。
インドから帰国した男性と接触したというその男性患者の症状は流行が懸念される悪性ウィルスに似ているものの、5日間の潜伏期間や、風邪の症状とも似通った症状故判断がつきかねる。ただ、シヨンは患者が吐血した際に血を浴びてしまったことや、ウィルスに関して注意が発令されていたことから、検査結果が出るまで診療科は閉鎖されることになる。

ヨハンが近づかない事を願いながら、携帯電話で彼からの指示を仰ぐシヨンだが、錯乱する患者とぶつかり転倒。意識を失った彼女を助けるためにヨハンは防護服を着て閉鎖された区域に入ってくるのだ。。。

病院のルールでは、感染症等の疑いで一旦閉鎖された場所には、スタッフが新たに入ることは許されないのだが、「中に隔離されている娘が小児糖尿病だ」という母親の訴えもあり、防護服を着用したヨハンは中に入ることとなる。

潜伏期間等を考えると高熱の男性がウイルスに侵されている可能性は低いと見たヨハンは、中から携帯電話でスタッフに指示を送り、一つ一つ条件をつぶしていくことを実行。
男性が神父であり、長い間睡眠障害を患い、1年ほど前から体重の減少を訴えていたこと、更に「何人もの人を殺した」という罪悪感に悩まされていたこと等から、ベトナムに従軍していた際に感染した病気が40年以上の年月を経て、発病したことを突き止めるのだ。

病院としてはいい宣伝になると、ヨハンを記者会見の場に立ち会わせることを画策するも、ヨハンは拒否、逆に彼が3年前の安楽死にかかわっていることに気づいた記者がいたことで、別の意味で目を引くことになってしまうのだ。

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カン検事が自らがん患者の集いに足を運んだのは、自身が3期の胃がん患者だったからなのだが、互いの状況を報告しあうことで、病に立ち向かう術を探すはずの会は「スイスに行き安楽死を選んだ人の話を知りたい」と切り出した参加者がいたことで一機に不穏な空気に包まれることになる。
残された時間と向き合う患者たちにとっては一番微妙な問題なのだ・・・・

ヨハンの病を理解しようとするシヨンに「知ることと理解することは違う」と言い、無駄なことはするなという彼だが、「患者の家族も患者の痛みを全部理解出来るわけではない。それでも寄り添おうとするのだ」と言い、自分もヨハンの痛みを理解するというのだが・・・・

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自分の主治医から「体の中は君が診察した病気が全部入っているようだ」と言われているヨハン。
身内(韓国語的には保護者か・・・)が誰もいないヨハンにとって、シヨンは保護者になりうるんだろうか・・・


ドクター探偵 第7,8話

2019-08-14 20:48:07 | ドクター探偵 韓国ドラマ

UDCには新たに解明すべき問題が持ち込まれたりする。(夫婦喧嘩の最中に夫が突然意識を失ったことで、妻が拘束されるのだ。なにもしていないと訴える妻と夫が倒れた原因を探る事を依頼されたUDCメンバー達)

ミンギとジョンウンのチームワークで勤務中のガス中毒(?)が原因だったと分かったり、一見すると規模にあった活動が軌道に乗ったようにも見えるが、TLグループはそんな規模の小さいUDCをなぜか必要以上に警戒する。

元義父である会長と二人で会っている際、会長が倒れたことで一緒にTLグループの病院についていくことになるジュンウン。

めまいを起こし交通事故に遭ったヘミ(地下鉄の事故で亡くなった青年の後輩女性だ)の付き添いで同じ病院に来ていたミンギは、TLグループとジュンウンの関係を知ってしまい、彼女の行動を誤解することになってしまう・・・

ヘミは意識障害と視神経に問題があるようだし、会長が倒れたのにも何か裏で企てている人物がいる様子。この事故のせいで、元夫のテヨンの妹から疑念を向けられるジュンウン、父と本部長の仲を疑い二人の会話を盗聴するテヨン、そしてUDCの解散をチラつかせて牽制しようとするTLグループ。さらにジョンウンの娘が書いた封筒を利用した会長への脅迫状・・

ドクター探偵というタイトルではあるが、大きな謎は全部TLグループの中にあるように思える。ドクター探偵(TLグループ専任)という感じか・・・


スンホン ネイバー記事検索  (視線独り占め 街角遊説)

2019-08-13 21:15:17 | ソン・スンホン(宋承憲)

ドラマの中での遊説シーンの写真を紹介した記事

記事では【国会議員の地位を手に入れる為に、父親のコスプレをする(記事を直訳)俗物】と紹介されているキャラクター。父親にもなるくらいだから、選挙活動にも熱が入るキャラクターなのは当然だ。。。。

プラカードひとつとってもお国柄の違いが感じられる・・・

 


熊本フォーリンラブ

2019-08-13 20:56:33 | なんということはない日常

勤務先はお盆休みは特になく、皆交代で夏休みを取る。

9連休と聞くとやや羨ましいとは思うものの、電車の中は空いており、このくまモン JR ポスターの『熊本フォーリンラブ』をのんびり眺めていられる余裕もある。まぁ、あまり不満はない。

ポスターを見ながら「私鉄の中刷りでJRの宣伝を見たことがあるだろうか?」と考えたのだが、いつも混んでいて中刷りものんびり眺める余裕がないためか、あるいは旅行にあんまり興味がないせいか、JRのポスターを見た事があったかどうか思い出せない。

そんな事を考えているうちにあっという間に乗り換えの駅についてしまった。

こんな風にいつものんびり考え事が出来る位通勤電車が快適だといいのだが。。。。

 

 


misdo meets 堂島ロール

2019-08-12 19:33:46 | なんということはない日常

堂島ロール・・・・甘いクリームの虜になる・・・という話を友人から聞いたことはあるが、今まで食べるチャンスはなかった。

近所のミスタードーナツで「misdo meets 堂島ロール」というポスターを見かける。

三連休の最後の日、このチャンスを逃すわけにはいかない。

ドーナツタイプの商品も出ていたのだが、ここはせっかくなのでロールタイプだ。

「堂島ローナツ」のネーミングはロールとドーナツでローナツということらしいのだが。。。。

ドーナツらしさは控え目というか、一口目からクリームの虜になり、ドーナツの存在をすっかり忘れる。ミスドで食べているのに、ドーナツの事を忘れてしまって申し訳ないが、友人が「甘いクリームの虜になる」と言っていた意味が分かった。

あのフワフワさならココアパウダーがトッピングされた「堂島プリンスローナツ」も一緒に食べられたかもしれない。カロリーの事さえ考えなければ・・・・

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堂島ロールは海外進出もしているそうで、香港、韓国にも出店しているとの事・・・

 

 

 


ライオン・キング

2019-08-11 19:36:45 | 映画鑑賞

偉な父の元に生まれたライオン@シンバが父亡きあと、過酷な運命を乗り越えてライオン・キングになる物語。

背景も動物もすべてCGという超実写版。サバンナの風景も動物たちの毛並みもCGとは思えない。

技術の素晴らしさに素直に感動するとともに、1994年のアニメ版のキャラクターに命を吹き込む自由な線、イメージを膨らませて描かれたキャラクター設定が素晴らしかったことを改めて再確認する。

今回の超実写版は、動物たちの表情から感じられる深い悲しみ、憎しみ、葛藤などの情報量がアニメに比べるとどうしても少ない。台詞、歌などの情報と合わせて自分の中でその情報を精査してイメージを膨らませる作業がどうしても必要になってくる。

クライマックスシーンの闇夜の中燃え盛る火の中での戦いなど、リアルすぎる故に、情報量が非常に少なくもどかしさを感じたりもする。

逆にミーアキャット、イボイノシシ、そしてシンバのハクナマタタ三人組の場面はそのユニークな動きが可愛らしく、超実写版であっても楽し気な雰囲気は十二分に伝わってくる。

技術の発達と感情表現のバランスを考えてしまう。多分このあたりはこれから色々改良されていくことだろう。

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ビヨンセの歌声を聴きたかったので、字幕版で鑑賞。

 

 「ライオン・キング」予告映像B

  

ライオン・キング スペシャル・エディション (期間限定) [DVD]
ディズニー
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

 


スンホン YouTube記事検索  (初撮影現場 ビハインドカット)

2019-08-10 20:57:42 | ソン・スンホン(宋承憲)

[메이킹] 저 세상 텐션 폭발한 위대한 쇼 첫 촬영 현장 비하인드♨ 위대한 쇼 THE GREAT SHOW

 

ドラマの中の選挙の垂れ幕は、日本の選挙風に言うなら「若さ溢れる30代 (皆さんのために)働きます」という感じか・・・

(選挙がテーマのドラマには欠かせないポイントがいくつがある。選挙運動中の歌やダンスシーンにも期待したいが、とりあえず、テーマカラーは紫で前進党所属の候補者番号2番!という設定らしい。)

 


医師ヨハン 第5,6話

2019-08-08 21:28:34 | 韓国ドラマ あ行

病院での面接も終わり、無事に医師としての第一歩を踏み出せることになったシヨンは父と一緒に山登りに行き、そこで起こった滑落事故で父は植物状態になってしまうのだ。
(父への延命措置を止めるように言うシヨンに同じ医師の妹がつらく当たるのには意味があったのだ・・・・)

病院の個室でシヨンの父が危篤になった際に医師が全員病室を訪れたのは、彼が病院の理事長であり、亡くなると同時に後継者争いが始まるということを意味していたのだ。
それでなくても植物状態なのだ。脳死判定ももちろんだが、いつまで延命措置を続けるのか、延命措置を止めることイコール安楽死なのか・・・病院内の出来事であればあるほど、周りの人間は厳しい判断を迫られることになる。

ましてや、ヨハンは安楽死の事件で出所したばかりなのだ。友人の弁護士が彼に巻き込まれないように忠告するのも当然だ。

雨の中、父と一緒に最後に食事をした場所を探し回るシヨンを見かけ、彼女と一緒に食事をするヨハン。
(ヨハンもシヨンの姿になにか感じ入るところがあるのだろう・・・)

そんな中、格闘技選手がインタビュー記事でヨハンの事に言及したため、病院にはインタビューを見た患者が押し寄せる。

原因不明の痛みを訴える患者に寄り添おうとするシヨンの態度を見て「キチンと診断することが、結局は患者のためになる」とクールな対応を促す妹(自分が患者だったら、どちらを望むか考えさせられる場面だ。)

ヨハンは、痛みを一つも感じない若い青年患者の治療にあたることになるが、そんな彼の前に現れるのは、3年前ヨハンの事件にかかわったソン検事だ。ヨハンに対しておとなしくしているようにけん制する検事と、自分の評価は患者に仰ぐというヨハン。(「医師は神にはなれないが死神にはなれる」という言葉は、検事に言われずともヨハンが向き合っていく問題だろう。)

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シヨンに検事が近づいてきたことで心配はするものの、まだ彼の意図するところがはっきりとはつかめないヨハン。
(シヨンの妹が、安楽死にかかわったハヨンが姉であるシヨンの傍らにいることい不安を感じているのと同じ思いを検事も感じているのだろうが・・・しかし、この安楽死には裁判で明かされなかった秘密もあるようなのだが・・・そして、ヨハンがなぜ出所後すぐに教授に復帰できたのかにも秘密がある様子・・・)

格闘家のインタビュー記事がきっかけとなり、メディアに取り上げられることになるヨハン達だが、そんな中、無痛症と思われていた学生が突然痛みを感じだすようになる。
無痛症は治癒しない病気のはずなのに、なぜ彼が突然痛みや寒暖を感じるようになったのか解せないヨハンだが、シヨンの言葉がきっかけとなり、脳が錯覚を起こし(いや脳の誤作動ということなのか)、感じていない痛みを感じていると信号を送っているのではと気づくヨハン。
外科手術を行い、その症状をなくそうとするヨハンに「せっかくお母さんの手の温かさを感じることが出来るようになったのに、なぜ手術をするんだ」と拒む青年。

無痛症患者は自分の体の異変を感じられないことと向き合って生きていかなければならないのに、偽痛によってその事に向き合えないことは、体の中に時限爆弾を抱えているようなものだと説得するヨハン。
ヨハンが自分の部屋で何かを彼に見せたことで、男子学生は手術を受けることにするのだが・・・・
シヨンはヨハンの部屋で、自分も無痛症だということを彼に明かし、手術を受けることを説得したのだ。

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ネットの書き込みはヨハンを演じるチソンの熱演を応援するコメントがほとんどだったのだが、そんななかに「日本云々」という不穏なコメントを見かける。久坂部羊の「神の手」が原作であることに関連しての「不買運動」的な書き込みだった様子。ただ、「チソンさん 頑張って!」というコメントのパワーおよび量はなかなかなもので、私が見た際には、不買云々というコメントはスルーされて置いてきぼりになっているようだった。

 


ドクター探偵 第5,6話

2019-08-07 21:19:40 | ドクター探偵 韓国ドラマ

寄宿舎の横にある工場に忍び込み、証拠を探そうとしたジュンウンは怪しい男に襲われるも、TLグループの御曹司であり別れた夫テヨンに救われる。

別れた夫テヨンは、彼女を襲った男の通話相手が、父親が事の収束のために呼び戻した本部長であることに気づくのだが・・・(彼の父親である会長はどうやら息子よりも、実務に優れ、汚い仕事も厭わないこの本部長を買っているようだ)

TLグループからの嫌がらせにより、調査が出来なくなった彼女。
亡くなった男性の同僚がホームで彼を突き落としたかに見えた映像は、水銀中毒のため手に力が入らず、彼を助けきれなかったということが分かるのだが・・・

TLグループも水銀中毒の証拠を隠そうとしているが、ジュンウンも頭髪から水銀中毒の証拠を探し出そうとするのだ。

(TLグループはキチンと先回りして寄宿舎からは髪の毛一本も見つからないようにしているのだが、ドラマのタイトルは@ドクター探偵だ。もちろんちゃんと髪の毛を見つけて水銀が通常の10倍ということも突き止める。)

 

グループの各種隠蔽に加担している本部長は、どうやらもっと汚い仕事に手を染めている様子。

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このドラマは、現実にあった話に焦点を当てているようで、この水銀中毒の話も過去の被害者へ向けた話になっている。。。。