私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

炎のデス・ポリス

2022-07-17 19:29:56 | 映画鑑賞

一面砂漠の中をパトカーが走るオープニングは、時代は違っても軽めの西部劇のようだ。砂埃が舞い上がり埃っぽいその景色を見ていると、自分の口の中にも砂が入り込んでいるのではと錯覚しそうになる。

そんな砂漠の中にポツンと建つ警察署に連行されてくるのは警察を避難場所に選んだ詐欺師。警察官に囲まれた留置場は一番安全だったはずなのに、そこには詐欺師目当てに送り込まれた殺し屋がいる。それだけでは足りずに追加でサイコパスの殺人鬼もやってくる。その上よからぬ計画を企てている警察官までいる。

陸の孤島のような警察署は、振り切れてしまった男たちで満員となり、助けを呼ぶ事も出来ずにあっという間に銃弾が飛び交う修羅場になるのだ。西部劇のような荒くれ男たちの戦いに、一人警官として戦いを挑むのは新人の女性警官。

警官たちは仕事用の銃の他に私物の銃を手に持ち、暇な時間には私物の拳銃をいじりながら談笑したりする。警察署長は娘の誕生日に護身用にと拳銃をプレゼントしようとしている。そして警察署内には沢山の銃が並んだ武器庫がある。プロの銃から私物の銃まであらゆる銃が使われ、周りは広い砂漠に囲まれているにも関わらず、小さな警察署内でこれでもかというほどの銃弾が飛び交う。

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警察署に逃げ込む詐欺師を演じるフランク・グリロは1965年生まれ、詐欺師を追いかけてくる殺し屋を演じるジェラルド・バトラーは1969年生まれ、そして一番最後に警察署にやってくるも何の助走もなく次々と殺しを行うサイコキラーを演じるトビー・ハスは1966年生まれ。50歳代の男性3人の振り切れ方がとにかく尋常でない。「どいつもこいつもゲス野郎」というコピー通りの映画だ。

そんな50歳代の男性相手に、パワーあふれる戦いを見せる女性警察官を演じるのは1996年生まれのアレクシス・ラウダーだ。

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エンドロールの中にCOVIDセイフティーチームのクレジットあり。ケータリングサービスチームはシェフから皿洗いメンバーまで皆の名前が紹介されていた。砂漠の中、そして狭い警察署内での撮影。食事時間は貴重なリラックスの時間だったのだろう・・・


ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 第5,6話

2022-07-16 20:51:54 | ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 韓国ドラマ

ATM製作技術の特異性を争う訴訟を同じ新人弁護士であるミヌと担当することになるヨンウ。

上長であるチョン弁護士は「ウ弁護士は着眼点が変わっている」と、彼女の無断欠勤をとがめる事もせず、逆に彼女の肩を持つような態度だ。ミヌはアナウンサー試験にも受かる位しゃべりの技術もあり、弁護士として経歴を積もうとしているのに、突然やって来たヨンウにその居場所を脅かされてはたまらないと、誰もいない場所で周りに分からないように彼女を出し抜こうとあれやこれや画策するのだ。更に「競争者なのだから、(汚い手を使っても画策するのは)当然」という非常に感じの悪い物言い。腹黒弁護士というあだ名がつくのも当然の行動だ。結局、そんな彼に負けたくなくて、依頼人が嘘をついているらしいことが判っても、それを見ぬふりをしてしまうヨンウ。依頼人を勝たせる事が弁護士の仕事ではあるが、そんな自分の行動を恥じてしまう彼女。

就職しても厳しい競争が続くのはどこの国でも一緒だと思うが、韓国の若者は就職に向けて自分のスペックを上げる事を何よりも重要視するらしい。経験のある年長者に対しても、新しい技術に不慣れだったりITに慣れないような様子があれば、どんどん糾弾すると耳にした。競争が激しいので、そこには年長者を敬うという儒教の考えが入る隙はないらしい。ミヌの行動を見ながらそんな事も考えてしまう・・・

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ロースクール時代から一緒だったスヨンと一緒に、脱北者である女性の傷害事件を担当することになるヨンウ。若い二人は苦労して娘を育て、娘の為に5年も逃げてから自ら出頭した彼女にすっかり肩入れして弁護に臨むが旗色は悪い。二人の前のめりな弁護に裁判長も検察も辟易した態度を隠しもしないのだが、それでも二人は何とかして彼女が娘に少しでも早く会えるようにと刑の軽減をあれこれ画策するのだ。熱い二人の思いは空回りしつつ、でもそれでも清々しい・・・

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検事はなんとか優位に話を進めたいと「豊山(プンサン)の柳(ユ)氏でいらっしゃいますか?」と出身地の話を持ち出して裁判長に取り入ろうとする。安東(アンドン)の河回村(ハフェマウル)は両班(ヤンバン)の子孫が今でも暮らす歴史と伝統の村だ。仮面劇等が演じられるイベントも有名だし、韓国を訪れたエリザベス女王が伝統家屋を見学した場所でもある。

韓国語の初級テキストの「伝統芸能を知ろう」というレッスンで、この安東(アンドン)の河回村(ハフェマウル)の事を知ったのだが、この村の事を知ろうとすると、本貫(ホンガン)という出身地と姓の関係、いわゆる貴族である両班の事等、一緒に色々と韓国事情を学べるようになっている。「リュ・シウォンもこの名門豊山(プンサン)の柳(ユ)氏」などという芸能情報も一緒に知ったのだが・・・

本貫(出身地と名字)の事は日本人にはなかなか分かりづらいものだが、安東(アンドン)の河回村(ハフェマウル)の豊山(プンサン)の柳(ユ)氏の話は、非常に典型的なので分かりやすい。このこんな風に持ち出して、話を盛り上げようとするのだな・・・と実感・・・

 


セブンイレブン 函館 星龍軒監修 冷たい塩ラーメン

2022-07-15 21:28:17 | なんということはない日常

今年の1月、スープの味が飲み干せる位の塩加減だった事に感激しながら食べた@函館 星龍軒監修 塩ラーメン。

半年経ち、冷たい塩ラーメンの季節になった。

スープはカップの底に入っており、中皿に具材と麺が入っている。スープがカップの底に入っているのは珍しいなと思いながらそっと麺と具材を投入。不思議な物で、冷たいスープを上からかけると何となく冷やし中華の雰囲気が生まれるのに比べ、冷たいスープの中に麺や具材を載せる形だと一気にラーメンを食べる雰囲気になるから不思議だ。

コンビニ麺では、メンマがかなり小ぶりな事も多く、少し寂しい思いをすることがあるのだが、この冷たい塩ラーメンのメンマはその中でもかなり頑張っている感じだ。これぐらいのサイズだとメンマを食べたという気持ちにもなる。

冷たいラーメンでも優しい塩加減のスープは一緒だ。

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ラーメン好きの同僚から「今年の1月頃に食べた塩ラーメンと比べて味はどうですか?」と早速質問を受ける。ラーメン好き故、自分が食べたラーメンだけでなく、私の食べていたラーメンまでも記憶してくれているのだ。「冷たくてもやっぱりスープの味は優しい感じですか?」と味についての感想までもきっちりインプットされているようで驚いた。私はこんな風に記録を残しておかないとあっという間に忘れてしまうというのに・・・・

 


悪の心を読む者たち 第7,8話

2022-07-14 21:47:13 | 悪の心を読む者たち 韓国ドラマ

高級住宅地での殺人事件の容疑者の後ろ姿を公開し、「お前は見られている」というメッセージを犯人に送り、起こるであろう犯罪抑止に役立て、更には時間稼ぎをしてその間に犯人の痕跡を探そうとする犯罪行動分析チームと捜査チーム。

犯人が慎重になる事で犯人逮捕が逆に遅れるのでは・・・と躊躇する捜査チームだが、いずれのチームも犯人を捕まえたい気持ちは一緒だ。お互いに取るべき手法が違うだけだと折り合いをつけて捜査に当たるしかないのだが、一般市民にそんな心持が伝わるわけもない。「警察は何をしているのか?」とフラストレーションはたまっていく。そしてそんな時に再び住宅地で起こる女性への暴行事件。

若い女性のあとをつけ、わざわざ自分の姿を確認させたうえでレジャーナイフで下腹部を刺して立ち去るという事件は、暗い場所で自分の顔を見せないように女性を襲うという基本中の基本のセオリーから外れたもの。

目撃証言から、同じような小柄な犯人像が浮かび上がり、犯人が鈍器からナイフに凶器を変えたのではとも思われる事件なのだが、ハヨンはパターンが違うと主張し、連続殺人犯が二人いるという仮説を打ち出すのだ。そして捕まる高級住宅地の殺人事件の容疑者。

怨恨でなく殺人に対して快楽を感じる犯人へのアプローチには負担が伴う。犯罪を犯した気持ちを100%理解し、解明することはできず、その部分を残したまま、犯人の行動パターンを探ろうとする行為は、自分の心に考えられない程の負荷をかける。それでも次の犯罪を未然に防ぐために彼らの心を読まなければならないのだ。

悪の心を読みながら、ナイフを凶器にする殺人犯の絞り込みに苦慮する警察・・・・

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ドラマの中の警察同様、見ている方にもなかなかの負荷がかかるドラマだが、犯人逮捕に真摯に向き合う気持ちは伝わってくる。

 

 


桃MOREフラペチーノ

2022-07-13 21:33:35 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

ホイップクリームがピーチ仕様なので、ピンク色がより際立つ。

去年の夏楽しんだGO ピーチフラペチーノよりも、更に桃のピンク色にこだわったフラペチーノだ。

桃は夏の果物の中でも、」当たりはずれがちょっとだけ多い果物だと思う。

みずみずしさはあるものの、全然甘くなかったり・・・・やや硬めの果肉も美味しいのだが、硬いばかりで繊維質の存在感が有りすぎるものもある。

そんな桃故、こんな風にスイーツでありながら、桃のフレッシュさが感じられるフラペチーノは非常に嬉しい。一口飲んだ時から桃の果肉の食感が口いっぱいに広がり、最後の一口までその桃感が途切れる事がないのだ。

 


悪の心を読む者たち 第5,6話

2022-07-12 21:22:28 | 悪の心を読む者たち 韓国ドラマ

犯罪行動分析チームの仕事はすぐに結果の出るものでもない。データの蓄積もなく、前例と比べて事件を分析できないチームにとっては、データの取集、分析が欠かせない。しかし、それはすぐに犯人検挙に繋がるものでもなく、コスト的には未来を見据えて持ち出しなのだ。1年、また1年とチームの延長を認めてもらい、その間に現在起きている事件も注視しつつ、すでに収監されている犯人たちのデータを集めてそれを分析しなければならないのだ。

「事件は現場で起こっているんだ!」と現場の刑事たちが熱く訴えるのは、日本だけでなく韓国も同じ事なんだろう。現場の捜査を取り仕切る刑事たちが「分析して何が判る?」と反発するのは万国共通なのかもしれない。更に刑事たちはプライドが高く、噂話も好きだ。犯罪行動分析チームに協力する体制は、まだまだだ。

そんな中起こる、日中、高齢者しか在宅していない高級住宅地で起こる殺人事件。防御した形跡もなく殺されている被害者たち。物取りの犯行でもなく、ただ鈍器で殴られて殺されている状況から、自分たちの分析が進行中の事件に生かせるかもしれないと現場に足を運ぶ犯罪行動分析チームメンバーたちだが、現場第一主義、刑事第一主義の捜査チームからはなかなか受け入れられない。

手がかりのない中、次の事件が起こるのを防ごうとするハヨンは、後ろ姿の映った防犯カメラの映像を公開することを進言するのだ。

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怨恨や物取りが目的でない犯罪の捜査は困難を極める。欲望の赴くままの事件は、その行動パターンから解明していくしかなく、その行動パターンを常に見極め判断するしかない。見ているのも重苦しい雰囲気なのだが、主演のキム・ナムギルがこのドラマの雰囲気に驚くほどピッタリなのだ。


スンホン ネイバー記事検索 (プレイヤーシーズン2 スンホンと戻って来る)

2022-07-12 21:05:28 | ソン・スンホン(宋承憲)

2018年に放送されたプレイヤーが、プレイヤーシーズン2:奴らの戦争(仮題)が企画中との記事。

詐欺師、ハッカー、ファイティング、ドライバー、それぞれの特技を生かしたチームの話が再び計画中との事。テンポがいいドラマだったので私も好きなドラマだった。

2023年の上半期に放送予定。

プレイヤー 視聴日記

 


ドゥエイタリアン レモンらぁ麺  (市ヶ谷・九段お昼時マップ24)

2022-07-11 21:35:32 | なんということはない日常

今日7月11日は日本ラーメン協会が制定したラーメンの日との事。先日食べたラーメンの事も記録しておかないと・・・

ドゥエイタリアンは靖国通り沿いにある赤と白の外装が目を引くラーメン店だ。外装だけでなく、テーブルとイスも白と赤で演出されており、まぁラーメン店らしからぬよそ行き感がある。

よそ行き感はあるが、ラーメン屋さんらしく入り口には券売機あり。ただ、イタリアンラーメンらしく、ラーメンの表記はこだわりの『らぁ麺』。

前回は一番人気だという濃厚なチーズが真ん中にのっている『らぁ麺生ハムフロマージュ』を食べたのだが、今回は夏ということもあり、爽やかさを求めて『レモンらぁ麺 』をレモン追加にしてみる。

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実は『レモンらぁ麺 』なので、てっきり冷麺だと思っていたのだ。しかし出てきたのは温かいらぁ麺 にレモンの輪切りが載っているもの・・・

正直食べる前には味の想像がつかなかった。。。しかし、そこにはどんな味なのか分からない物を食べる楽しさがあった。温かいのに口の中に広がる爽やかな柑橘系の酸味。確かにらぁ麺なのに、口の中にほのかに香るレモンの香り。不思議だけれども、箸を止めることなく、全部完食。


第7波

2022-07-11 21:16:20 | コロナ禍

東京、6231人がコロナ感染

コロナ流行第7波「間違いない」と尾身氏

この第7波に入る前、コロナが本当に近づいてきているなと実感したのは、「濃厚接触者になった」「濃厚接触者の濃厚接触者になった」という話が身の回りでどんどん聞かれるようになった去年の8月頃だった。

今回の増え方は、その時よりも何倍も速く近づいてくる感じがする。

今日は、「山の中の別荘なら換気もいいだろうからと、参加者8人で別荘のデッキでバーベキュー等しながら4時間ほど歓談したら、全員がBA5に感染した」という話を会社で耳にした。

デッキは外なので確かに換気はいい。ただ、外飲みでも羽目を外せば感染してしまうというのは以前からよく耳にする内容だった。確かに8人で4時間は、いくらデッキでのパーティでもちょっと盛り上がり過ぎだったかもしれない。

ただ、皆が驚いていたのは、参加者8人が8人とも感染してしまったことだ。強力な感染力とともに近づいてくるスピードを実感する。

どうしていいか分からないが・・・・仕事柄、新型コロナウイルスに関する労働相談Q&Aを改めて読み直したりしてみる・・・・

 


7月に入った玉川上水沿いの様子

2022-07-10 19:12:33 | なんということはない日常

正確に言うと、このなだらかな道から玉川上水までは2,3分歩かねばならないのだが、周りの雑木林も玉川上水に流れている水のおかげで綺麗な姿を保っているのだ。玉川上水沿いの道と言ってもいいだろう。

蒸し暑い日曜日の午後、この道を通る車も歩く人もほとんどいない。

子どもの頃は、今よりもっとこの真っすぐな道を通る車もいなかったので、ローラースケートの練習をしたりしたものだった。

そんな道を日傘をさしながら歩く・・・


ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 第3,4話

2022-07-10 19:04:56 | ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 韓国ドラマ

自分なりの視点で事件に向き合うヨンウの姿を見て、彼女と一緒に本格的に仕事をしていきたいと思ったチョンチーム長。自閉症の青年が兄を殴り殺してしまったのでは・・・という事件の弁護をヨンウと一緒に担当することにする。「私が自閉症だから弁護をさせるんですか?」というヨンウだが、チョンチーム長は彼女の弁護士としての能力をキチンとわかってくれているのだろう。これから弁護士として仕事をしていく過程で、自閉症である自分と向き合う事は避けて通れない事と思って彼女を担当にしたに違いない。しかし被告である弟から話を聞く事は難しい。更に兄弟の両親も、同じ病気のはずなのに会話することも難しい自分たちの次男と違ってヨンウが立派に弁護士として仕事をしている姿を見るのはやはりどこか辛いものがあるようだ。その上法廷では被告ではなく弁護を行うヨンウに対しての質問までもが飛び出す。自分が弁護をすることが依頼人の利益にならない事を悩むヨンウ。依頼人に向き合い、現場に出向いたことで依頼人を守る事が出来たものの、彼女は自分の弁護では誰も救う事が出来ないと、せっかく働き始めた事務所に辞表を提出するのだ。

自称無職となり、父親のキンパプ店を手伝う彼女の元に、彼女のたった一人の友達グラミが相談を持ち掛ける。グラミの父が兄二人から騙されるような形で不本意な相続をすることになったのだ。「脅迫されて捺印した契約は無効とすれば戦える」と自分でなく事務所のチョンチーム長を紹介するも「勝ち目がない裁判は自分で担当しろ」と背中を押されて、微妙な立場で弁護を行う彼女。「嘘をついている証拠がないなら、これから嘘をついている証拠を作ればいい」という彼女らしい発想の転換で、グラミの父親を守るヨンウは、再び事務所で働く事にするのだ。

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ヨンウがひらめく時にいつも頭に浮かぶ大きなクジラ。最初は「え・・・」と思ったが、このクジラの場面は、どうも中毒性があるようだ。びっくりするというより、「ああ ここでクジラが登場するかも・・・」と期待してしまうのだ。

彼女のたった一人の友人、ドン・グラミ。名字と名前を合わせてると「〇」という意味になる妙な名前を持った彼女のキャラクターも、何度も見ているうちに癖になる感じだ。


譚仔三哥(タムジャイサムゴー)

2022-07-09 20:39:46 | なんということはない日常

香港でタム家の兄弟が始めたお米と水だけで作った麺(米線)のお店@譚仔三哥(タムジャイサムゴー)。今年の春に新宿にオープンしたお店に初めて行ってみた。

 

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ベースとなるのは、麻辣(マーラー)、番茄(トマト)、清湯(クリア)、酸辣(サンラー)、煳辣(ウーラー)三哥酸辣(サムゴーサンラー)の6種類のスープ。

まず、好きなスープを選んで、そのあと、10段階(不辣~特辣まで)の辛さを選び、そして好きな具材を何種類か選ぶという、先選湯底→再選辣度→最後選食材という流れだ。

お店のお薦めは、痺れた辛さのマーラー、旨味と甘みが感じられるトマト、焦がしたスパイスの薫りのウーラーのようだが、私は一度に色々味わいたいと、酸味と辛味が感じられる三哥酸辣(サムゴーサンラー)の10小辣に牛赤身肉ときくらげ、そして飲み物はコーヒーと紅茶が1対1の香港鴛鴦茶(えんおうちゃ)を選択。

もちろん飲み物は必須ではないが、香港では麺と一緒に甘い飲み物を飲むのは定番だ。エバミルクの入った濃厚なミルクティも辛味がマイルドに感じられるし、香港らしい雰囲気が味わえるかもしれない。

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辛さのレベルの表し方が香港らしい。

一番下のレベルが10小辣、その次が5小辣となっていく。数字と辛さの関係を錯覚してうっかり小辣を頼んだりするとエキストラホットが出てきたりするので注意が必要だ。漢字表記をありがたいと思いながらも、ちょっとした習慣の違いも楽しみつつ、慎重に辛さも選択する。

具材も色々ある。

周りを見回すとパクチー好き女子もいれば、うずらの玉子、きくらげを選んでいる人がやや多い様子だ。油揚げもスープを吸って美味しそうだ。

私は始めなので具材はシンプルに牛赤身肉ときくらげの2種類にしてみたが、これでも十分満足できる。きくらげはスープがよく絡むし辛味と相性もいい具材だ。

三哥酸辣(サムゴーサンラー)の10小辣という一番レベルが下の辛さにしたのに、唇で程よい痺れを感じる辛さだ。辛さに溺れる事なく、旨味も十二分に堪能できる。辛い物は好きだが激辛好きというわけではないので、私はこの辛さで十分満足する。

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テーブル席もあるが、一人席も充実しており、私のように一人で来店している女性客も多数見られた。私は具材を2種しか選ばなかったが、回りを見回すと4種位選んでいる人も多いようだった。米線はすっきりとした麺でスープも香麻辛辣という味が中心でこってりとした感じは少しもない。具材が多くとも香りと痺れと程よい辛さを感じてスルスルと食べられる。

次はピータンやベビーイカ、香港風のフィッシュボールも食べてみたい。

私の後ろのテーブル席では男性二人組が広東語で元気よく話しながら、麺と一緒にスパイスで味付けされた手羽先トーフェイ・チキンを食べていた。二人の広東語をBGMのように感じながら麺を堪能・・・

 


スンホン ネイバー記事検索 (47歳でこのビジュアル 実物だろうか )

2022-07-08 21:19:21 | ソン・スンホン(宋承憲)

スンホンが自撮りした写真をインスタにアップした事を紹介した記事

「暑い」という一文とともにアップしたとは思えない穏やかな笑顔の写真が紹介されており、記事もタイトルも「47歳でこのビジュアル・・・変わらない爽やかな外見に感嘆」というもの。

各社タイトルで色々変化をつけようとしており、他に私が見た記事は、「47歳ソン・スンホン がっちりした肩幅+彫刻ビジュアルで日常画報完成」というタイトルがつけられていた。

彫刻、ビジュアル、画報・・・どれも定番の称賛単語の数々だ。