BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 342時間目 『代償の正体!』

2011-10-26 16:14:52 | UQH/ネギま!
さて、次回あたりで、魔法世界編終了後の幕間のエピソードが終わって、新章突入かな?
でなければ、もうこのまま終わってもいい感じ。ま、それはないだろうけど。

ラカンをはじめとして、これだけネギの後見人の大人たちが集結している、ということは、ここで、何か新たな敵(魔族?とかメガロメセンブリア評議会?とか)が襲来して、「闇の魔法」をもつエヴァとネギ以外(あと、流れ上、明日菜と刹那も)が拉致されてしまって、とにかく、その窮地を脱することが、当面の物語の方向になって、なし崩し的に新章突入って感じじゃないかなー。というか、それを希望w

いや、この展開はまんざらではないと思うんだよね。
特に、アルが拉致られると、始まりの魔法使いとかエヴァの秘密とかの情報を得ることがとりあえずできなくなって、ネギ・パーティはそこから始めないといけない。
あと、ゲーデルが拉致られるとメガロメセンブリアや多分魔族なんかの情報にもアクセスしにくい。ということで、ここでもネギ達が自力で何とかしないといけない。

始まりの魔法使い=ナギは確定事項だから、彼を救い出すための動きにエヴァが参入しないということはないと思うんだよね。あと、そうすることで、ネギ、フェイト、小太郎、という坊主トリオにもお目付け役ができるし。
あと、ラカンだけは、本体が魔法世界にある、ということになるので、後日、フェイトの師範役になる、もしくは共闘路線とかね。

さしあたっては、拉致られた紅い翼のおっさんたちを救出することが目的化する。

あと、大きな目標としては、ネギの闇の魔法による再生=不老不死化、という呪縛を解き放つことが、刹那以下、ネギ・パーティの願いになるような気がする。
その場合、もちろん、エヴァの不老不死からの解呪もね。

で、その処置をするためには、必然的に、魔法とは何か、というネギま!世界最大の秘密に立ち入らざるをえない。

ということで、前から言ってる、魔族やらパクティオーやら、もろもろのネギま!世界を成立させている秘密に迫っていく。

いやー、たとえば、もう妄想全開で行けば、エヴァの中に実はアリカが封印されている、とか、あるんじゃないかな、と思うんだよね。
というか、アリカって、最初に見た時、大人バージョンに変身したエヴァに似てないか?と思ったこともあったので、そういうこともあるんじゃないのかな、と。

もはや、後付の理屈だけど、ナギがどうしてエヴァを麻帆良学園の中に囚われるような魔法をかけたのか。始まりの魔法使いが世界樹の下に封印されていて、その監視役のように、図書館島にずっとアルが潜伏していた、ということを考えれば、何かがあったときに、エヴァをすぐに呼び出せるようにした、としか思えないんだよね。

闇の魔法への対処方法や、ヴァンパイアとしてのあり方がどうして試みられたのか、とか、エヴァは単なる被害者でしかないからわからない。
だから、とりあえず、エヴァのように不老不死に近づいたと思しきネギについても対処方法がわからない。

ついでに言えば、黄昏の姫御子としての明日菜も、魔法世界の存在を左右する鍵だ、という作中内の役割が明確になり、かつ明日菜本人も自覚しただけのことであり、だからといって、その自分の能力が一体何に起因しているのかは、本人もあずかり知らない。

要するに、みんな、自分がバケモノだということだけはわかったけど、どうしてそんなバケモノになってしまったのか、わからない。

でも、とりあえずは、魔法世界救出作戦に着手せざるを得ないから、そういう根本的な疑問は看過されてしまっている。

刹那じゃ無理だろうけど、この手の話は、千雨や朝倉、あるいはユエやのどかあたりが絡んできたら、自発的に想像していくような気がする。

つまり、

ネギ、エヴァ ら → 紅い翼のおっさんらの救出
ネギ・パーティ → ネギ、エヴァの解呪、

という形で、ネギの思惑とは別の動きとして、仮契約したネギの仲間たちが独自に動き出す、もしくは動き出そうとしてネギらもひきこむ、ということではないかな、と。
せっかく、ザジ=魔族、とか、龍宮=半魔族、とか、明らかになって、ネギ・パーティの周辺にも魔族に対する探求を行う際の手がかりはあるわけだから。ユエの世界図絵で深度Aクラスの情報ならチラ見もできるわけで。でも、深度Aということはまだまだ秘匿されているヤバイ情報がネギま!世界にはあるってことだから。

で、こんな展開の予兆のために、今回、明日菜が刹那に捨て台詞的に、ネギをよろしく、とか言ったんじゃないかな。

ネギと明日菜の代償のことを、刹那がこのかに伝令することで、そこからネギ・パーティの議論が始まって、いや、そんな代償おかしいじゃん!、とか言いながら本気になっていく。

明日菜は明日菜で、多分、人柱的に、魔法世界の安定のために永遠の眠りにつく、とかするんじゃないかと思うんだよね。黄昏の姫御子という二つ名が何となく暗示しているように。
そこまでは、今回集まった紅い翼のおっさんたちには推測可能なこと。
なんといっても、明日菜をかつて救出したのは彼らだったわけだから。
でも、明日菜がどうしてそんな力があるのかについては、彼らもわからない。
同様に、闇の魔法がどこまでネギを侵食したのか、というのも実はわからない。

ともあれ、このあたりは、明日菜の払った代償が来週明らかにされることで、見通しがたつように思うけれど。

とにかく、もう連載打ち切り!ってことなら、今回と次回で、ネギま!完! って題字がでてもおかしくない雰囲気ではあるが。

そういう大人の事情がなければ、来週あたりで、事態が急転直下の如く動き出す、とかになるんじゃないかなー。

というか、そうなってくれることを願う。

とにかく、ネギま!世界はまだまだ謎だらけ。超のことだって、魔法世界=火星となったところから発展してないわけで、ここだってまだまだ突っ込める。ネギの村の話も放りっぱなしだし(そういえばアーニャはどうしたんだろう?)、ネカネがどうしてネギの姉なのかもわからない。

ネギとエヴァを不老不死という呪いから解き、明日菜を黄昏の姫御子の役割から解放するために、魔法世界の深度A の更に下にある秘密に肉薄していく。魔族、仮契約、火星、メガロメセンブリア、・・・、そうした謎を解き明かしつつ、最終的には、囚われの身である、ナギを存命のまま掬い出し、そして、とにかく、アリカとネギが相まみえる。

ザジが、アーティファクトの完全なる世界で見せたネギの世界、ナギとアリカとネギで手をとりあって歩く世界を実現した所で、ネギま!完!、のエンドクレジットが流れるw

そういう王道展開でないと、もはや許しがたいくらいにこの漫画はツンデレだ。

もういいよ、ワンピなみに長大な物語に変えてくれて構わないから。

新章突入が楽しみだ!

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